「農業に携わりたい。しかし、その方法がわからない」という人は多いものです。
山口県に住む近藤紀子さんは、「農業に興味を持つ若者と担い手不足の農家の橋渡し」という思いを胸に、2002年、約30人の学生で農業支援型NPO法人「学生耕作隊」を発足させました。立ち上げから6年。現在では、山口県を中心に高齢化や後継者不足に悩む農家の援助を行い、隊員を社会人にも広げながら、各地の農山村の活性化についての啓蒙活動も行っています。近藤さんの活動を通して、農山村に吹き始めた「新しい風」をレポートします。
(取材・文:橋本淳司/2007年3月)
慣れしたんだ茶畑が荒廃していく
子どもの頃から親しんできた茶畑が荒れ放題になっているのを見て愕然としたこともありました。
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学生耕作隊の誕生
農の現場は若い働き手を必要としています。学生は農業をやってみたいがその機会がない。そこで近藤さんは両者を結びつけることを考えました。
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小野茶の整枝作業、イチゴの葉かき、秋芳梨の受粉作業…
農業作業をはじめる前には農家の人に、その作業の説明を説明してもらいます。
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農山村コミュニティの活性化がこれからの課題
農村コミュニティを守っていくために、農家の人たちをもっと元気づけたい。技術や精神を引き継いでいきたい。
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もったいない食材をつかうことで農家が元気に
そうしたことを通じて、消費者が農業に関心をもってもらうことも近藤さんのねらいの1つです。
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の旅 大賞受賞地域を訪ねて
第2回大賞 審査委員会長賞 沖縄県東村
沖縄県北部の山原(やんばる)と呼ばれる地域にある東村。南北26kmと縦に細長く、面積のほとんどを森林が占める自然豊かな村です。貴重な亜熱帯照葉樹林やマングローブ林には、多様で珍しい動植物が数多く生息しています。東村ではこれらの豊かな自然を背景に、交流型農村や体験滞在型観光を推進し、県内外の都市部からたくさんのグリーンツーリスト・エコツーリストたちを受け入れています。平成16年度にはこれらの取り組みが評価され、大賞審査委員会長賞を受賞しました。高く澄みわたる空、深く心を癒してくれる森、広くどこまでも青い海。360°どこを見てもありのままの自然があふれている、東村の魅力をご紹介します。
(取材・文:松本晴子/2007年3月) |