「お正月」と言う言葉を、じっくりと考えたことがあるでしょうか。
12月に入ってからは、何かと気ぜわしくなり、年が改まる新年を迎えることや、家事や仕事などの始末に追われてしまい、落ち着いて「お正月とは?」などと考える暇さえなくなります。

「お正月の意味」は、簡単に言ってしまえば『一年の最初の月』です。
年頭のお祝いをする「三が日」はもちろん、「松の内」と呼ばれる七日までくらいは、一般的には「正月休み」という全国的な休日に入ることが多いようです。
『一年の最初の月』ですが、大体は十五日の「小正月」までが実際的なお正月と言えるでしょう。

日本古来の呼び方もとても多く、『新春・年明け・初春・春・陽春・歳旦・年初・年頭・一月・睦月』と様々ですが、本来の「お正月の意味」を知る人は少ないのではないでしょうか。
本来は、家に「歳神様・年神様」をお迎えして、祝う行事とされていました。

その年の豊穣を司る「歳神様」は、作物が豊かに実って食物に不自由なく暮らせること、また家族が元気に一年を過ごせること、を約束してくれるとても大切な「神様」です。
門松やしめ飾りを飾り、鏡餅を供えるのは、その大切な「歳神様」をお迎えする歓迎の意味合いがあるのです。

大きく考えた場合、「田の神」や「山の神」にも繋がる『祖霊・ご先祖様』のことでもあると考えられていて、お正月にはお迎えして子孫繁栄を見守ってもらう、大事な意味合いもあるようです。

一年間の幸せをもたらしてくれる大切な「歳神様」を【おもてなし】する行事ですから、心を込めて準備をする必要があるのでしょう。