三歳の七五三のお祝いは、それまで剃っていた髪を伸ばし始める「髪置きの儀」が由来のもの。三歳の女の子和装の祝い着は、晴れ着に帯を結ばずに、兵児帯を晴れ着に巻き、その上から被布と呼ばれる袖なしの上着を羽織るのが一般的です。また、三歳の晴れ着はお宮参りでの掛け着を仕立て直して使うことも出来ますし、この着物と被布はお正月や桃の節句の晴れ着としても着用できます。手許には着物にあった巾着を持ち、足許は、ぽっくりやこっぽりと呼ばれる、少し高めの草履を履きます。
また、着物姿に合わせてヘアスタイルはアップスタイルにするのがおすすめです。三歳ですとまだ毛量が少ないので、花かんざしやリボンなどを用いてふんわりと華やかかつ可憐にまとめます。