お宮参りをするときに気にかかることとして祖父母の参加に関して悩まれる方もいらっしゃいます。

両家の祖父母が参加するというのは関係にもよりますが、お祝い事ということもあって準備することや知っておくこと、マナーとしてこれは必要なのかな?といった疑問も出てくることでしょう。

ここでは、お宮参りに関する祖父母が関連する以下の事を正式なマナーと、実際に経験された人の体験談などを参考にお役立ちいただければと思います。



お宮参りで祖父母の方が関連することの目次

  • お宮参りに祖父母は参加する?
  • 母方の両親に関して
  • 父方の両親に関して
  • お祝い金はいくらくらいが相場?
  • お宮参りに祖父母が参加する場合の事

お宮参りに祖父母は参加する?

お宮参りは赤ちゃんの父親と父方の祖父母が神社へお参りするものでした。
しかし現代では双方の祖父母が参加したり、両親の兄弟も参加したりする家族が集まるイベントという趣きが強くなってきたようです。

正式なお宮参り
自由な参加者
赤ちゃん
父親
父方の祖父母
赤ちゃん
両親
父方の祖父母
母方の祖父母
両親の兄弟姉妹

そういった場合神社でのお参りを済ませた後に写真館で記念写真を撮影したり、レストランやホテルで会食を行うケースが多いようです。

昔は結婚した夫婦は父方・母方の両親の近くもしくはどちらかと同居する形で家庭を持っていましたから、赤ちゃんに会いたいと思えばすぐに会うこともできましたが、最近は離れたところに家庭を構えることが普通となってきました。

さらに産後のお母さんに負担をかけないよう近居であっても頻繁に会いに行かないということも常識となりつつある今、赤ちゃんのお披露目をするという意味でもお宮参りが「お参りをする日」から「家族が集まる日」へと変わってきているのかもしれません。

とはいっても双方の実家がとても遠い場合などはわざわざ祖父母を呼ばず夫婦と赤ちゃんだけでお宮参りをする場合もあります。
時代も変わり、お宮参りの意味合いもずいぶん変わってきたのです。

本来は、「お宮参りは母方がお膳だて(お金から召し物まですべて準備)して、父方が参加するもの」とされており、風習に沿ったお宮参りへのこだわりがあるご家庭との間に孫が生まれた場合は驚かれる方もいらっしゃいます。

正式には母親は参加しないのですが、その理由として、母親の忌が明けるのは、七五日から一〇〇日後。
そこで、忌中の母親は行かず、父方の祖母が抱いて連れていくことになっています。