ここでは青森県の城を一覧で紹介しています。奈良時代から平安時代に、地域の長が多くの館を築いたエリア。やがて、青森にも平泉・奥州藤原氏の支配力が及ふ、が、源頼朝に討たれると南部氏が定着する。戦国時代には南部氏が津軽統一を成し遂げた。
唐川城 | |||||
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構造 | 山城/曲輪・堀 | 築城年 | 不明 | 築城者 | 安東氏 |
住所 | 青森県五所川原市相内字岩井 | アクセス | 津軽鉄道・津軽中里駅よりバス | ||
特徴 | 福島城かうほど近い場所にある支城。南部氏の攻撃を受けた安東量拳がこの減に鏑った。室町時代中期の築城とする説が有力。 |
大浦城 | |||||
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構造 | 平城/土塁・堀 | 築城年 | 文亀2年(1502) | 築城者 | 南部(大浦)光信 |
住所 | 青森県弘前市賀田・五代 | アクセス | JR奥羽本線・弘前駅よりバス | ||
特徴 | 光信が古城を改修して大浦城とした。光信は子・盛信を城主に据えたが、その盛信の子孫が津軽統一を成し遂げる津軽為信である。 |
湯口茶臼館
構造:山城/曲輪・沼・土塁
築城年:不明 築減者:不明
特徴:オタマジャクシを思わせる特徴的な形をした丘にある館。先住民が築いた館を当時の領主が改築したものと思われる。鍛夷館とも。
住所:弘前市大字湯口
アクセス:JR奥羽本線・大鰐温泉駅より徒歩
弘前城
構造:平山城/天守・槍・城門など
築城年:慶長16年(1611) 築城者:津軽信枚
特徴:津軽統ーを果たした津軽為信が築城計画を立てるも志半ばで死去。三男の津軽信枚が跡を継ぎ城を完成させ、津軽氏代々の居城となる。築城当初は高岡城と呼ばれていたが、後に「弘前城」と改称。
住所:青森県弘前市下白銀町
アクセス:JR奥羽本線・弘前駅よりパス
堀越城
構造:平織/幽輸堀・土塁
築城年:註完元主(1336) 築城者:曾我貞光
特徴:文緑3年(1594)に大浦城から移ってきた大浦為信がこの城に住んだ。元和元年(1615)の一国一級令により廃城とはる。
住所:青森県弘前市堀越字川合・柏田
アクセス:JR奥羽本線・弘前駅よりパス
七戸城
構造:平山城/本丸・幽輪・土塁など
築城年:鎌倉末期~南北朝初期 築城者:不明
特徴:矢館、大池館、坂本館、砂子田館などが集まる七戸界隈に築かれた城。七戸南部氏が処点とした。九戸政実の乱で廃城となる。
住所:青森県上北郡七戸町字七戸
アクセス:東北新幹線・七戸十和田駅よりパスか車
芦名沢館
構造:山城/曲輪・障堀・土塁など
築城年:不明 築城者:不明
特徴:大規模な障堀、多数の空掘など、厳重な防御機構を備えた城。尻八館や湯口茶臼館と同じく、もともとは先住民の砦とする説が有力。
住所:青森県十和田市沢田字芦名沢
アクセス:JR花輪線・十和田南駅よりパス
三戸城
構造:山城/(復)天守・(復)網御門・城門跡など
築城年:永録年間(1558、-1569) 築城者:南部晴政
特徴:三戸盆地の中央あたりに位置する。三戸南部氏の居城。盛岡城が完成して南部氏が移ったあとも、しばらく城代が置かれていた。
住所:青森県主戸郡主戸町梅内城山公園
アクセス:青い森鉄道・三戸駅よりパス