時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる

時候の挨拶 1月下旬|大寒・寒中の書き出し例文と結びの言葉・手紙の書き方

公開日: 2026年4月7日

時候の挨拶 1月下旬|大寒・寒中の書き出し例文と結びの言葉・手紙の書き方

1月下旬(21〜31日)の時候の挨拶をわかりやすく解説します。大寒(20日頃)を過ぎて一年で最も寒い時期に使える「大寒の候」「厳寒の候」などの季語、書き出し・結びの例文、寒中見舞いの書き方を詳しく紹介します。

1月下旬の時候の挨拶の選び方|漢語調8選

1月下旬は大寒(20日頃)を過ぎ、一年で最も寒い時期です。「大寒の候」「厳寒の候」「晩冬の候」が適切で、立春(2月4日頃)が近づく希望の雰囲気も結びに添えることができます。寒中見舞いを送る最後のタイミングでもあります。

1月下旬は大寒(20日頃)を節目に「大寒の候」が使えるようになります。月末には立春(2月4日頃)が近づき「向春の候」も使い始めることができます。

漢語調表現 読み方 使用タイミング 特徴
大寒の候 だいかんのこう 大寒(20日)以降 二十四節気「大寒」に対応した格式ある表現
厳寒の候 げんかんのこう 下旬全般 最も厳しい寒さの時期を表す重厚な表現
寒中の候 かんちゅうのこう 下旬全般(節分まで) 小寒から節分まで使える汎用的な表現
厳冬の候 げんとうのこう 下旬全般 厳しい冬を表す重厚な格式ある表現
晩冬の候 ばんとうのこう 下旬 冬の終わりが見えてきた時期を表す
向春の候 こうしゅんのこう 月末〜2月 春に向かう季節を表す希望ある表現
酷寒の候 こっかんのこう 下旬全般 激しい寒さを表す力強い表現
余寒の候 よかんのこう 立春以降(2月〜) 立春後もなお続く寒さを表す表現(2月から使用)

参考:国立天文台「二十四節気とは」文化庁「国語施策・日本語教育」

1月下旬の書き出し例文(用途別)

1月下旬は大寒(20日頃)以降「大寒の候」が使えます。一年で最も寒い時期ですが、立春が近づく「向春の候」も月末に向けて使い始めることができます。寒さの厳しさと春への期待を表現に盛り込みましょう。

1月下旬は一年で最も寒い時期です。寒さの厳しさを伝えながらも相手への気配りを忘れない書き出しが大切です。

改まった手紙・社外文書

拝啓 大寒の候、一年で最も寒い時期を迎えました。皆様にはご健勝にてお過ごしのことと拝察申し上げます。

拝啓 厳寒の候、冬の寒さが最高潮を迎えた今日この頃でございます。先生にはご健勝にてお過ごしのことと存じます。

寒中見舞い

寒中お見舞い申し上げます。大寒を迎え厳しい寒さが続いておりますが、皆様のご健康をお祈り申し上げます。どうかご自愛の上お過ごしください。

1月中旬の時候の挨拶も合わせてご覧ください。

1月下旬の結びの言葉

1月下旬の結びには「厳しい寒さの折、ご自愛ください」に加えて「立春ももうすぐです」「寒さも峠を越え、春が近づいてまいります」など春への希望を添えると温かみのある締めくくりになります。

1月下旬の結びは寒さへの気遣いと、近づく立春への希望を組み合わせると温かみのある締めくくりになります。

・厳しい寒さが続いております。くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。
・立春ももうすぐです。どうかご自愛くださいながら春の訪れをお待ちください。
・大寒の厳しい寒さの中、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
・寒さも峠を越えれば春はもうすぐです。お体を大切にお過ごしください。
・暦の上ではもうすぐ立春。どうか最後の寒さに気をつけてお過ごしください。

1月下旬の例文集(用途別11選)

用途 例文
改まった手紙 拝啓 大寒の候、一年で最も寒い時期を迎えました。皆様にはご健勝にてお過ごしのことと存じます。
寒中見舞い 寒中お見舞い申し上げます。大寒を迎え厳しい寒さが続いておりますが、皆様のご健康をお祈り申し上げます。
ビジネスメール いつもお世話になっております。大寒を迎え、最も寒い時期となりましたが、お変わりございませんでしょうか。
目上の方 拝啓 厳寒の候、先生にはご健勝にてお過ごしのことと拝察申し上げます。
親しい友人 大寒を過ぎてもまだまだ寒い毎日ですが、体調はいかがですか?
結び(一般) 厳しい寒さが続いております。くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。
結び(春への希望) 立春ももうすぐです。どうかご自愛くださいながら、春の訪れをお待ちください。
結び(ビジネス) 寒さ厳しい折、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
結び(目上の方) 大寒の厳しい寒さの中、先生のご健康を心よりお祈り申し上げます。
添え書き(大寒) 大寒を迎え、寒さも最高潮です。どうか暖かくしてお過ごしください。
添え書き(立春前) もうすぐ立春です。春の訪れが待ち遠しい今日この頃です。

寒中見舞いの書き方(1月下旬)

寒中見舞いは1月下旬が最後の時期です(節分の2月3日まで)。大寒を過ぎてからの寒中見舞いには「大寒を迎え、最も寒い時期となりました」という一文を添えると季節感が伝わります。立春以降は「余寒見舞い」に変わります。

寒中見舞いの基本構成は「寒中お見舞い申し上げます→季節の近況→相手へのお見舞い・気遣い→結び」です。1月下旬が寒中見舞いを送る最後の時期(節分まで)なので、まだ送っていない方は早めに出しましょう。

1月の時候の挨拶まとめ

1月上旬の時候の挨拶

1月のビジネス向け時候の挨拶

12月の時候の挨拶まとめも合わせてご参考ください。

よくある質問(FAQ)

1月下旬の手紙に使う最適な時候の挨拶は?

「大寒の候」が1月下旬(20日以降)の定番表現です。一年で最も寒い時期を表す言葉として格調があります。月末に向けては「向春の候」も使え始め、春への希望を伝えることができます。

「大寒の候」はいつから使えますか?

「大寒の候」は二十四節気「大寒」(例年1月20日頃)以降から2月初旬頃まで使えます。一年で最も寒い時期を表す格式ある表現で、年賀状が遅れた場合の寒中見舞いにも適しています。

1月下旬の寒中見舞いの書き出しを教えてください。

「寒中お見舞い申し上げます。大寒を迎え厳しい寒さが続いておりますが、皆様のご健康をお祈り申し上げます。どうかご自愛の上お過ごしください。」が1月下旬の寒中見舞いの定番書き出しです。

立春前の1月末に使える時候の挨拶は?

「向春の候」「晩冬の候」が1月末から2月初旬に使える表現です。立春(2月4日頃)が近づく時期に「立春ももうすぐです」と一言添えると春への希望が伝わります。

1月下旬の結びで春への希望を添えた表現は?

「立春ももうすぐです。どうかご自愛くださいながら春の訪れをお待ちください」「寒さも峠を越えれば春はもうすぐです。お体を大切にお過ごしください」が春への希望を込めた1月下旬の結びとして最適です。

監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部

日本の伝統行事・季節の風習に関する情報を、文化庁・神社本庁・各宗派公式資料等の信頼できる情報源に基づき、正確な情報をお届けしています。 編集部について

モバイルバージョンを終了