前厄の年の過ごし方
前厄とは本厄の前の年、数え年で男性ならば24歳41歳60歳が当たり、女性の場合は18歳32歳36歳が当たります。
前厄についてのとらえ方は様々です。
大きな災厄の前触れが起きる年、と考える人もいますし、厄年として本厄の年と同じように慎重に過ごさなければ、と考える人もいますし、逆に本当の災厄は厄年のみに起こるのだから前厄の1年は普通に過ごすと言う人もいます。
前厄と言っても大厄の前の年(男性41歳と女性32歳)だけを注意すればいいと考える人もいます。
したがって厄除け・厄払いの祈祷を受けるべきか、という問題に対しても前厄・本厄・後厄の3年間欠かさず厄除け・厄払いを受けるべきだと考える人いますし、本厄の年にだけ受ければ十分と考える人もおり、前厄についての考えは人によって様々に違うものです。
ですので厄除け・厄払いを受けるのか、どのように1年を過ごすのかはそれぞれの信条に基づいて過ごせば良いでしょう。
どうすればいいのか分からない場合は家族に聞いてみるのも良いでしょう。しかしあまりにも慎重になりすぎてしまうのは考えものです。
また本厄の年には新しいことを始めないほうが良いとも言われます。
しかし厄年でも親戚の結婚や葬式は厄逃れになるとも言われます。
出産も子どもを産み落とすのと同時に厄が落ちるとも言われています。
最近は30代に入ってから結婚を決める人も増えています。
厄年に当たるからといってせっかくの縁談を先延ばしにしてしまうのはもったいないことです。
もし良縁があれば話を進めていく方が良いでしょう。