お宮参り 双子・早産・NICU退院後の対応|時期・費用・当日の段取り完全ガイド【2026年最新】

双子が生まれた喜びの一方で「初穂料は2人分?」「2人同時に抱っこできないけどどうする?」という現実的な悩み。早産で生まれた赤ちゃんの「生後31日に間に合わないけど大丈夫?」という不安。NICU退院後の「免疫が弱い赤ちゃんを人混みに連れて行って良い?」という心配。Yahoo知恵袋には「双子のお宮参り、どうしましたか?」という質問が投稿されていますが、情報が少なく回答もまばらです。本記事では、一般的なお宮参りガイドでは触れられない「双子」「早産」「NICU退院後」の3つのケースに特化して解説します。

双子のお宮参り — 初穂料・抱っこ・祝い着・撮影

双子のお宮参りは「全てが2倍」というわけではありません。初穂料・祝い着・抱っこの段取りなど、双子ならではの準備が必要です。

双子の初穂料 — 1人分? 2人分?

パターン初穂料のし袋備考
2人分を別々に納める1人5,000円 x 2 = 10,000円2通(各赤ちゃんの名前)正式。祝詞に2人の名前が読み上げられる
2人分をまとめて納める10,000円(1通にまとめる)1通(連名 or「双子」記載)多くの神社で対応可能。事前に確認を
1人分のみ納める5,000円1通一部の神社では可能(双子は1組として扱う)

神社に事前確認を: 双子の初穂料の扱いは神社によって異なります。予約時(または事前の電話)で「双子のお宮参りで初穂料の納め方」を確認してください。「2人分で1万円をお納めください」と案内される場合もあれば、「お気持ちで結構です」と言われる場合もあります。のし袋の書き方はのし袋の書き方(図解)をご覧ください。

双子のお宮参り — 抱っこの人数配分

参列人数抱っこの配分注意点
夫婦2人のみパパ1人+ママ1人抱っこ紐2本必須。荷物は最小限に
夫婦+祖母1人(計3人)ママ1人+祖母1人(パパは荷物・カメラ係)最も現実的な編成
夫婦+両家祖父母(計6人)父方祖母1人+母方祖母1人(交代制)余裕あり。撮影のバリエーションも豊富

双子の祝い着 — 揃える? 変える?

パターンメリットデメリット費用
同じ柄2着(お揃い)統一感があり写真映え抜群購入費用が2倍購入30,000円〜/レンタル10,000円〜
色違いの同じ柄お揃い感+個性。見分けやすい在庫が限られる購入30,000円〜/レンタル10,000円〜
全く別の柄それぞれの個性を出せる統一感は薄れる同上
1着のみ(交代で着せる)費用半分。撮影時に交代で着用同時に祝い着姿の写真が撮れない購入15,000円〜/レンタル5,000円〜

早産児のお宮参り — 時期の判断(修正月齢)

早産(妊娠37週未満)で生まれた赤ちゃんのお宮参りは、「出生日からの月齢」ではなく「修正月齢(出産予定日からの月齢)」を基準に判断します。

出生状況出生日基準の生後31日修正月齢基準の目安推奨
34〜36週(後期早産)早い(体重・体力が不十分な場合あり)修正月齢1〜2か月小児科医に相談して判断
28〜33週(中等度早産)NICU入院中の可能性大修正月齢2〜3か月(退院後)退院後の外出許可が出てから
28週未満(超早産)NICU入院中修正月齢3〜6か月主治医の外出許可+感染対策が必須

お宮参りに「遅すぎる」はありません: 早産で生まれた赤ちゃんは、正期産児と比べて免疫力・体温調節能力・体力が未熟です。生後31日にこだわる必要は全くありません。赤ちゃんが十分に成長し、小児科医から「外出OK」の許可が出てから、気候の良い時期を選んでお宮参りに行ってください。生後6か月、1歳でも問題ありません。

NICU退院後のお宮参り — 外出の判断基準・感染対策

NICUを退院した赤ちゃんの最初の外出は慎重に判断する必要があります。特にRSウイルスやインフルエンザの流行期は注意が必要です。

確認項目判断基準対策
外出許可主治医から「外出OK」の許可が出ているか退院後の1か月健診で確認
体重3kg以上が目安体重が安定していることを確認
季節RSウイルス(10〜3月)・インフルエンザ(12〜3月)の流行期は避ける4〜6月or9〜10月が理想
人混み大安の土日など人が多い日は避ける平日の午前中(空いている時間帯)を選ぶ
気温極端な暑さ(30度超)・寒さ(10度未満)は避ける春秋の穏やかな日を選ぶ

NICU退院後の感染対策チェックリスト

#対策理由
1参列者全員の手指消毒赤ちゃんに触れる前に必ず
2風邪気味の人は参列を控える軽い風邪でもNICU退院児には重症化リスク
3短時間で終わらせる(60分以内)外出時間を最小限に
4人混みを避ける(平日・早朝)感染リスクを下げる
5帰宅後すぐに着替え+手洗い外出先の菌を持ち込まない

特殊なケースのタイムスケジュール

双子・早産児・NICU退院後のお宮参りは、通常よりも短時間で済ませるのがポイントです。

時間双子早産児/NICU退院後
9:00到着。2人分の荷物を分担して降ろす到着。混雑を避けて早朝到着
9:10受付(2人分の初穂料を納付)受付(通常通り)
9:30祈祷(2人の名前が読み上げられる)祈祷(短時間で退出も可)
10:00撮影(2人一緒+1人ずつ)撮影(最小限で切り上げる)
10:30帰宅 or 食事(食事は自宅推奨)帰宅(外食せず直帰推奨)

双子・特殊ケースの費用一覧

費目通常(1人)双子(2人)備考
初穂料5,000〜10,000円10,000〜20,000円神社により双子割引あり
祝い着(レンタル)5,000〜15,000円10,000〜30,000円2着必要(交代制なら1着)
出張撮影19,800〜26,180円同額(人数で変わらない)追加料金なし
食事(6人)18,000〜30,000円同額(赤ちゃんは食べない)
合計目安48,000〜81,000円58,000〜106,000円差額: +10,000〜25,000円

費用の詳細はお宮参り費用の総額をご覧ください。

ママのメンタルケア — 無理をしない選択

双子育児・NICU付き添い・早産の心労は、一般的な出産の比ではありません。お宮参りの準備にストレスを感じるなら、延期・簡略化・中止のいずれも正当な選択です。

ママの状態推奨される対応
体調は回復したが疲労が強い祈祷+撮影のみ(30分)で帰宅。食事は後日or自宅
産後うつの傾向がある延期してママの回復を最優先。お宮参りをしない選択肢も検討
義両親との関係にストレス夫婦+赤ちゃんだけで行く。祖父母は後日
NICU退院直後で不安が強い主治医のOKが出るまで延期。郵送祈祷という選択肢も

双子・早産・NICU退院後のお宮参りFAQ(8問)

Q1. 双子のお宮参り、2人同時に祈祷してもらえる?

はい、ほとんどの神社で2人同時に祈祷を受けられます。祝詞に2人の名前が読み上げられます。事前に「双子のお宮参りです」と伝えてください。

Q2. 双子の抱っこ紐は2本必要?

境内移動用に2本あると安心です。祈祷中は抱っこ紐から出して素手で抱くため、祈祷中は不要です。双子用の2人乗り抱っこ紐(ウイーゴツイン等)もありますが、お宮参り1回のために購入する必要はなく、通常の抱っこ紐2本をパパ+ママ(or祖母)で分担するのが現実的です。

Q3. 早産で生後31日にNICUにいる場合、お宮参りはどうすれば?

退院してからで全く問題ありません。生後31日は正期産児の目安であり、早産児に当てはめる必要はありません。退院後、主治医の外出許可が出てから、気候の良い時期にお宮参りに行ってください。修正月齢3か月以降がひとつの目安です。

Q4. NICU退院後、冬にお宮参りをしても大丈夫?

RSウイルス・インフルエンザの流行期(10月〜3月)はできれば避けてください。NICU退院児はこれらの感染症の重症化リスクが高いです。春(4〜5月)まで延期するのが安全です。どうしても冬に行う場合は、平日の早朝(人が少ない時間)に祈祷のみ短時間で済ませ、すぐに帰宅してください。

Q5. 双子の出張撮影は追加料金がかかる?

かかりません。fotowa・OurPhoto等の出張撮影は人数に関係なく一律料金です。双子2人+両親+祖父母の大人数でも追加料金なし。むしろ双子の写真はバリエーションが豊富で、カメラマンも撮影を楽しんでくれることが多いです。

Q6. 双子の片方だけ体調が悪い場合、1人だけでお宮参りをしても良い?

可能ですが、2人一緒に行くのが理想的です。片方だけが体調不良の場合は日程をずらし、2人揃ってからお宮参りに行く方が写真的にも記念になります。ただし、一方がNICUに長期入院中で退院時期が未定の場合は、先に退院した方だけでお宮参りをし、もう一方は退院後に改めて行うこともあります。

Q7. 早産で小さく生まれた赤ちゃんに合う祝い着のサイズは?

お宮参りの祝い着は赤ちゃんに「着せる」のではなく、抱いている人の上から「掛ける」ものです。そのため赤ちゃんのサイズに合わせる必要はなく、標準的な祝い着で問題ありません。中に着せる肌着やカバーオールは赤ちゃんのサイズに合った低出生体重児用(2000g〜)を用意してください。

Q8. 双子のお宮参り、祖父母は何人必要?

最低でも抱っこ要員が2人(夫婦)いれば双子のお宮参りは可能です。ただし赤ちゃん2人の荷物は通常の2倍になるため、荷物持ち+カメラ係がもう1人いると格段に楽になります。理想は夫婦+祖母1人の計3人。全員揃う必要はありません。

この記事の編集: kyosei-tairyu.jp お宮参り編集部

2016年よりお宮参り・七五三・法事など日本の伝統行事に関する情報を発信。双子・早産・NICU退院後の情報は、日本小児科学会の公開ガイドライン・NICUドクターの公開コラム・Yahoo知恵袋の実体験をもとに編集しています。

更新ポリシー: 本記事は年1回(4月)に医療情報の正確性を確認し更新しています。

訂正ポリシー: 記事内容に誤りを発見された場合は、サイト内お問い合わせフォームよりご連絡ください。

まとめ — 赤ちゃんの健康が全てに優先する

双子・早産・NICU退院後のお宮参り 5つのポイント:

  • 双子の初穂料は2人分が基本(10,000円〜)。神社により扱いが異なるため事前確認
  • 早産児は修正月齢で判断。生後31日にこだわらず、主治医のOKが出てから行う
  • NICU退院後はRSウイルス・インフルエンザの流行期(10〜3月)を避け、平日早朝に短時間で
  • 双子のお宮参りは抱っこ要員を確保(最低2人、理想は3人以上)
  • ママのメンタルが最優先。無理をするくらいなら延期・簡略化・中止も立派な選択

まず主治医に「お宮参りに行きたいのですが、いつ頃が良いですか?」と相談してください。医師のGOサインが出たらお宮参り完全ガイド(トップページ)で全体の準備を進めましょう。

関連記事