厄年にやってはいけないこととは?
「厄年には新しいことを始めてはいけない」という言い伝えを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。厄年は、人生の転機を迎えやすい年齢とされ、古くから「慎み深く過ごすべき時期」と考えられてきました。
しかし、結婚や引越し、転職といった人生の大きな決断を、厄年だからという理由だけで避けるべきなのでしょうか?この記事では、厄年にやってはいけないとされることの本当の意味と、2026年(令和8年)に厄年を迎える方が知っておきたい対処法を詳しく解説します。
2026年(令和8年)の厄年一覧
男性の厄年
| 種類 | 数え年 | 生まれ年 |
|---|---|---|
| 前厄 | 24歳 | 2003年(平成15年) |
| 本厄 | 25歳 | 2002年(平成14年) |
| 後厄 | 26歳 | 2001年(平成13年) |
| 前厄 | 41歳 | 1986年(昭和61年) |
| 大厄 | 42歳 | 1985年(昭和60年) |
| 後厄 | 43歳 | 1984年(昭和59年) |
| 前厄 | 60歳 | 1967年(昭和42年) |
| 本厄 | 61歳 | 1966年(昭和41年) |
| 後厄 | 62歳 | 1965年(昭和40年) |
女性の厄年
| 種類 | 数え年 | 生まれ年 |
|---|---|---|
| 前厄 | 18歳 | 2009年(平成21年) |
| 本厄 | 19歳 | 2008年(平成20年) |
| 後厄 | 20歳 | 2007年(平成19年) |
| 前厄 | 32歳 | 1995年(平成7年) |
| 大厄 | 33歳 | 1994年(平成6年) |
| 後厄 | 34歳 | 1993年(平成5年) |
| 前厄 | 36歳 | 1991年(平成3年) |
| 本厄 | 37歳 | 1990年(平成2年) |
| 後厄 | 38歳 | 1989年(平成元年) |
| 前厄 | 60歳 | 1967年(昭和42年) |
| 本厄 | 61歳 | 1966年(昭和41年) |
| 後厄 | 62歳 | 1965年(昭和40年) |
自分の生まれ年が上記に該当する方は、2026年が厄年にあたります。特に男性42歳(大厄)と女性33歳(大厄)は最も注意が必要とされる年齢です。
厄年に「やってはいけない」とされる7つのこと
古くからの言い伝えでは、厄年には以下のような行動を避けるべきとされています。一つずつ、その理由と現代における考え方を見ていきましょう。
1. 結婚
厄年の結婚は「新しい生活の始まり」として、厄を呼び込みやすいと考えられてきました。特に女性の33歳(大厄)は結婚適齢期と重なることが多く、悩まれる方も少なくありません。
しかし、実際には厄年に結婚すること自体が不吉というわけではありません。むしろ、結婚は「厄落とし」になるという考え方もあります。結婚によって姓が変わることで、厄が落ちるという言い伝えも存在します。
対処法:どうしても気になる場合は、入籍日を慎重に選ぶ、結婚前に厄払いを済ませるなどの方法があります。パートナーとよく話し合い、お互いが納得できる形を見つけることが大切です。
2. 引越し・家の新築
引越しや新築は「住環境の大きな変化」であり、厄年には避けるべきとされてきました。新しい土地での生活は、体力的にも精神的にも負担がかかるためです。
ただし、転勤や家庭の事情による引越しを厄年だからと先延ばしにするのは現実的ではありません。引越しそのものが悪いのではなく、大きな変化に伴うストレスや体調管理に注意すべきという教えと捉えることができます。
対処法:引越し前に地元の神社で厄払いを行い、新居でもお祓いや盛り塩をすることで、気持ちを整えることができます。また、引越しの時期を吉日に合わせるのも一つの方法です。
3. 転職・起業
仕事の大きな変化も、厄年には慎重になるべきとされています。特に男性の42歳(大厄)は、キャリアの転換期と重なることが多い年齢です。
厄年だからという理由だけで、キャリアアップのチャンスを逃す必要はありません。ただし、衝動的な決断は避け、十分な準備と計画を立てた上で行動することが重要です。
対処法:転職や起業を考えている場合は、厄払いを行うとともに、十分な情報収集と資金計画を立てましょう。信頼できる人に相談することも大切です。
4. 大きな買い物(車・不動産)
高額な出費は厄年に限らず慎重に行うべきですが、特に厄年には「散財が厄を招く」という考え方があります。
対処法:購入のタイミングが厄年に重なる場合は、契約日を大安や友引などの吉日に設定する、購入前にお祓いを受けるなどの対策を取ると安心です。
5. 手術・大きな治療
緊急性のある医療行為は厄年に関係なく受けるべきです。しかし、予定手術の場合は時期をずらしたいと考える方もいます。
対処法:健康は何より大切です。医師の指示に従い、必要な治療は躊躇なく受けましょう。気になる方は、手術前に厄払いを行うことで気持ちの整理がつきます。
6. 出産
女性の厄年では出産について悩む方も多いです。しかし、出産は「厄落とし」になるという考え方が広く知られています。新しい命の誕生は、厄を払う力があるとされています。
対処法:安産祈願や厄払いを行い、心身ともに健やかな妊娠・出産期を過ごすことを心がけましょう。
7. 投資・保証人
金銭的なリスクを伴う行為は、厄年には特に注意が必要です。他人の保証人になることや、リスクの高い投資は避けた方が無難です。
対処法:大きな金銭的決断は、厄年に限らず慎重に行いましょう。専門家への相談をおすすめします。
厄年の正しい過ごし方
厄払い・厄除けを行う
厄年を迎えたら、まず神社やお寺で厄払い(厄除け)を受けることをおすすめします。一般的には、お正月から節分(2月3日)までの間に行うのが良いとされています。
厄払いの祈祷料は5,000円~10,000円が相場です。事前に予約が必要な場合もありますので、各神社・お寺に確認しましょう。
健康管理を徹底する
厄年は、体の変化が起きやすい年齢と重なっています。男性の42歳は生活習慣病のリスクが高まる時期、女性の33歳はホルモンバランスの変化が起きやすい時期です。定期的な健康診断を受け、生活習慣を見直す良い機会と捉えましょう。
感謝の気持ちを忘れない
厄年は、周囲への感謝を改めて意識する時期でもあります。家族や友人、仕事仲間に感謝の気持ちを伝え、良い人間関係を築くことが、厄年を良い年にするための大切なポイントです。
厄年にやっても良いこと
厄年だからといって、すべてを我慢する必要はありません。以下のことはむしろ積極的に行うことが推奨されています。
お祓い・厄除け:厄を払い、心身を清めましょう。
七色のものを身につける:七色は厄除けの効果があるとされています。
長いものを贈り物として受け取る:ネクタイ、マフラー、ネックレスなど「長いもの」は、長寿を願う縁起物です。
神社・お寺への参拝:定期的な参拝で心を清め、前向きな気持ちを保ちましょう。
まとめ
厄年にやってはいけないとされることの多くは、「大きな変化に伴うリスクに注意しましょう」という先人の知恵です。結婚、引越し、転職といった人生の大きな決断を、厄年だからという理由だけで諦める必要はありません。
大切なのは、厄年を「自分自身を見つめ直す機会」として捉え、健康管理や人間関係を大切にしながら、慎重かつ前向きに過ごすことです。気になる方は厄払いを行い、心の安定を保ちながら、充実した一年を送りましょう。
2026年の厄年に該当する方は、2026年(令和8年)の厄年早見表もご確認ください。





