公開日: 2023年9月17日 | 最終更新: 2026年5月5日
10月上旬(10月1日〜10日)の時候の挨拶は「秋冷の候」「寒露の候」「衣替え」が三本柱です。衣替え(10月1日)・寒露(10月8日頃)・スポーツの日(第2月曜)と、秋本番への切り替わりが集中する旬。「秋分」「清秋」から「秋冷」「寒露」「仲秋」へ表現の軸が秋深まりに切り替わります。本記事では10月上旬限定の書き出し・結び・衣替え対応の例文を深掘りします。10月全般は 10月の時候の挨拶 カテゴリページ、中下旬は 10月中旬・10月下旬 をご覧ください。
10月上旬に使える漢語調表現5選
| 表現 | 読み方 | 使用期間 | 使いどころ |
|---|---|---|---|
| 秋冷の候 | しゅうれいのこう | 10月上旬〜中旬 | 秋の冷ややかさを表す万能表現 |
| 寒露の候 | かんろのこう | 10月8日〜22日頃 | 二十四節気「寒露」対応 |
| 仲秋の候 | ちゅうしゅうのこう | 10月上旬 | 9月から続く格調表現 |
| 秋晴れの候 | あきばれのこう | 10月上旬 | 秋晴れの爽やかさを表す |
| 金木犀の候 | きんもくせいのこう | 10月上旬 | 金木犀の香り立つ頃の和風表現 |
節気の正確な日付は 国立天文台、表記は 文化庁 をご参照ください。10月の漢語調10選は 10月カテゴリページ、季語は 季語 10月 をどうぞ。
10月上旬の書き出し例文|漢語調・和語調・カジュアル
漢語調の書き出し
- 拝啓 秋冷の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 謹啓 寒露の候、貴社いよいよご隆盛のこととお喜び申し上げます。
- 拝啓 仲秋の候、お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
和語調の書き出し
- 金木犀の香りが漂う頃となりました。お変わりございませんか。
- 衣替えの頃、季節の変わり目に皆様お元気でお過ごしのことと存じます。
- 朝夕の冷え込みが心地よい頃、お元気でお過ごしのことと存じます。
カジュアル
- 衣替えの季節になりましたね。お元気ですか。
- 金木犀の香りが秋を感じさせますね。
- もうすぐスポーツの日。秋の運動会の予定はありますか。
10月上旬の結びの言葉
| シーン | 結び例 |
|---|---|
| 取引先 | 秋冷の折、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。 敬具 |
| 上司 | 季節の変わり目、ご自愛のほど切にお祈り申し上げます。 敬具 |
| 家族・親戚 | 朝夕涼しくなる折、お身体大切にお過ごしください。 |
| 友人 | 秋らしくなってきたね。お互い体調に気をつけて。 |
| 衣替え | 季節の変わり目、お風邪などひかれませんように。 |
10月上旬のビジネスメール|下半期スタート・衣替え
10月上旬のビジネスメールは「下半期スタート(3月決算企業)」「衣替えのご挨拶」「秋季キャンペーン本格化」が主要シーンです。本格的なビジネスメール集は 10月ビジネス時候の挨拶 をご活用ください。
本文例(取引先・下半期スタートご挨拶)
件名:【秋冷の候】下半期のご挨拶
拝啓 秋冷の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。本年度下半期もどうぞよろしくお願い申し上げます。さて、◯◯の件についてご連絡申し上げます。寒露の折、ご自愛のほどお祈り申し上げます。 敬具
10月上旬の手紙・はがきに使える季節の言葉
下半期スタート、衣替え(10/1)、スポーツの日、運動会の便りなどが10月上旬の主要シーンです。「金木犀の香り」「秋晴れの空が高い」「コスモスが揺れる」「秋風が涼しい」「衣替えの季節」「運動会の歓声」など、秋本番の華やぎが映えます。
編集部 取材ノート|10月上旬の手紙文化
衣替え(10/1)の手紙シーン
編集部の見立てでは、10月1日の衣替えは6月1日と並ぶ年2回の衣替え行事。「衣替えの頃」というフレーズは10月上旬限定で、季節感を伝える独自モチーフです。
金木犀の香りの和語調
編集部相談データでは、10月上旬は金木犀が一斉に開花する旬。「金木犀の香り」は10月上旬の代表的な和語調モチーフで、嗅覚に訴える独自の表現です。
下半期スタートの業務挨拶
編集部の見立てでは、3月決算企業の下半期は10月1日スタート。「下半期もよろしく」という挨拶が業務メールの定型です。文章の格調は 文化庁 の指針も参考になります。
10月上旬 ここだけの3つの特徴
① 衣替え(10/1)という年2回の伝統行事
10月1日の衣替えは6月1日と並ぶ年2回の衣替え行事。「衣替えの頃」が手紙の冒頭で映える独自シーンです。
② 金木犀の香りの和語調が解禁
10月上旬は金木犀の開花期。「金木犀の香り」という嗅覚に訴える和語調が10月上旬限定で映える旬です。
③ 下半期スタートの業務挨拶
3月決算企業の下半期スタート(10/1)。本年度下半期もよろしくの挨拶メールが集中する独自シーンです。
10月上旬の時候の挨拶 よくある質問
Q1. 「寒露の候」はいつから使えますか?
寒露(毎年10月8日頃、年により変動)から10月22日頃(霜降前日)まで使えます。国立天文台 の暦表でご確認ください。
Q2. 衣替えの手紙の書き出しは?
「衣替えの頃、皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます」が定番。10月1日前後の手紙の冒頭に活用できます。
Q3. 「秋冷の候」と「寒露の候」の使い分けは?
「秋冷の候」は秋の冷ややかさを情緒的に、「寒露の候」は二十四節気を格調高く表す表現。フォーマル度は同等です。
Q4. 金木犀の便りはいつから書ける?
地域の金木犀が咲き始めた頃から。関東以南は10月上旬、東北以北は10月中旬以降が目安です。
Q5. 下半期スタートの取引先メールは?
「拝啓 秋冷の候、本年度下半期もどうぞよろしく」が定型。10月1日〜10日の最初の1週間以内が理想です。
10月の他の旬は 10月中旬・10月下旬、ビジネスは 10月ビジネス、学校・PTAは 10月学校・PTA、カジュアルは 10月カジュアル、やわらかい表現は 10月やわらかい表現、季語は 季語 10月 をご覧ください。
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最終更新:2026年5月5日
監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部
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