時候の挨拶 10月下旬|霜降・深秋の書き出し例文と結びの言葉・手紙の書き方

公開日: 2023年9月17日 | 最終更新: 2026年5月5日

10月下旬(10月21日〜31日)の時候の挨拶は「霜降の候」「深秋の候」「ハロウィン」が三本柱です。霜降(10月23日頃)・ハロウィン(10月31日)と、晩秋への移行と11月への橋渡しが集中する旬。「錦秋」「紅葉」から「霜降」「深秋」「暮秋」へ表現の軸が晩秋に切り替わります。本記事では10月下旬限定の書き出し・結び・ハロウィン対応の例文を深掘りします。10月全般は 10月の時候の挨拶 カテゴリページ、上旬・中旬は 10月上旬10月中旬 をご覧ください。

10月下旬に使える漢語調表現5選

表現 読み方 使用期間 使いどころ
霜降の候 そうこうのこう 10月23日〜11月6日頃 二十四節気「霜降」対応・下旬の主役
深秋の候 しんしゅうのこう 10月下旬 秋が深まった頃の格調表現
暮秋の候 ぼしゅうのこう 10月下旬 秋が暮れていく情緒表現
錦秋の候 きんしゅうのこう 10月中旬〜下旬 下旬でも引き続き使える
晩秋の候 ばんしゅうのこう 10月下旬〜11月上旬 秋の終わりを表す格調表現

節気の正確な日付は 国立天文台、表記は 文化庁 をご参照ください。10月の漢語調10選は 10月カテゴリページ、季語は 季語 10月 をどうぞ。

10月下旬の書き出し例文|漢語調・和語調・カジュアル

漢語調の書き出し

  1. 拝啓 霜降の候、貴殿におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
  2. 謹啓 深秋の候、貴社いよいよご隆盛のこととお喜び申し上げます。
  3. 拝啓 暮秋の候、お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。

和語調の書き出し

  1. 朝夕の冷え込みが厳しくなってまいりました。お変わりございませんか。
  2. 枯葉が舞い始める頃となりました。
  3. ハロウィンの賑わいの頃、ご家族皆様お元気でお過ごしのことと存じます。

カジュアル

  1. 朝晩、すっかり寒くなりましたね。
  2. もうすぐハロウィン。仮装の予定はありますか。
  3. 11月になりますね。秋ももう終盤です。

10月下旬の結びの言葉

シーン 結び例
取引先 晩秋の折、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。 敬具
上司 朝夕の冷え込みが増す折、ご自愛のほど切にお祈り申し上げます。 敬具
家族・親戚 季節の変わり目、お風邪などひかれませんようお気をつけください。
友人 11月になるね。冬支度を始めようね。
11月への橋渡し 来月(11月)もどうぞよろしくお願い申し上げます。

10月下旬のビジネスメール|11月予告・年末年始準備の伏線

10月下旬のビジネスメールは「11月の業務予告」「年末年始準備の伏線」「ハロウィンキャンペーン」が主要シーンです。本格的なビジネスメール集は 10月ビジネス時候の挨拶 をご活用ください。

本文例(取引先・11月予告)

件名:【霜降の候】11月のご挨拶
拝啓 霜降の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。さて、来月(11月)の業務スケジュールについて、別添の通りご案内申し上げます。晩秋の折、ご自愛のほどお祈り申し上げます。 敬具

10月下旬の手紙・はがきに使える季節の言葉

11月への橋渡し、ハロウィンの便り、晩秋の挨拶、年末年始準備の予告などが10月下旬の主要シーンです。「枯葉が舞う」「冷気が肌を刺す」「霜降の朝」「ハロウィンの仮装」「冬支度」「秋の終わりの寂しさ」など、晩秋への移ろいが映えます。

編集部 取材ノート|10月下旬の手紙文化

霜降(10/23頃)の表現

編集部の見立てでは、霜降は「霜が降り始める」という秋の終盤を表す節気。「霜降の候」と書き出すと、晩秋の格調ある書き出しになります。

ハロウィン(10/31)の手紙文化

編集部相談データでは、ハロウィンは伝統的な時候の挨拶では登場しないものの、若年層・親しい友人・家族向けのカジュアル文脈では使えるテーマ。「ハロウィンの仮装が街を彩る」のような書き出しが楽しい印象を与えます。

11月への橋渡しの結び

編集部の見立てでは、10月下旬の結びは11月の立冬・年賀状受付開始を意識した「冬支度」「年末準備」を込めるのが格調を生みます。文章の格調は 文化庁 の指針も参考になります。

10月下旬 ここだけの3つの特徴

① 霜降という晩秋の節気

10月23日頃の霜降は、晩秋を表す節気。「霜降の候」は他月では使えない、10月下旬限定の格調ある表現です。

② ハロウィン(10/31)の独自シーン

ハロウィンはカジュアル文脈で時候の挨拶に織り込める年間で唯一の旬。家族・友人向けのメッセージが楽しい印象を生みます。

③ 11月(立冬)への橋渡し

10月下旬は11月7日頃の立冬への橋渡し期。「冬支度」「来月(11月)」を意識した結びが下旬らしい表現です。

10月下旬の時候の挨拶 よくある質問

Q1. 「霜降の候」はいつから使えますか?

霜降(毎年10月23日頃、年により変動)から11月6日頃(立冬前日)まで使えます。国立天文台 の暦表でご確認ください。

Q2. ハロウィンのメッセージカードに合う書き出しは?

「霜降の折、ハロウィンの仮装が街を彩る頃」のような書き出しが楽しい印象。フォーマルすぎず、季節感のあるメッセージになります。

Q3. 「深秋の候」と「暮秋の候」の使い分けは?

「深秋の候」は秋が深まった頃を格調高く、「暮秋の候」は秋が暮れていく情緒を強調する表現。両者ほぼ同じ時期に使えます。

Q4. 11月への橋渡し文の書き方は?

「来月(11月)もどうぞよろしく」「立冬を控え」「冬支度の頃」のように、11月の立冬・冬支度を意識した結びが下旬らしい表現です。

Q5. 10月下旬の業務メールで気をつけることは?

11月の年賀状受付開始(11/1)を意識した文面が好印象。「年末準備」「冬支度」を取り入れると10月下旬らしい表現になります。

10月の他の旬は 10月上旬10月中旬、ビジネスは 10月ビジネス、11月への橋渡しは 11月上旬、季語は 季語 10月 をご覧ください。

本ページは kyosei-tairyu.jp 編集部 が制作・更新しています。詳しい執筆方針は 編集ポリシー・更新ポリシー をご覧ください。

最終更新:2026年5月5日

監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部

日本の伝統行事・季節の風習に関する情報を、文化庁・神社本庁・各宗派公式資料等の信頼できる情報源に基づき、正確な情報をお届けしています。 編集部について