季語【各月】

季語一覧

5月の代表的な季語一覧

5月の季語一覧:時候

卯月
うづき
日本の旧暦で4月を指し、新緑が美しい春の季節を表す季語です。
清和
せいわ
清和(せいわ)は、日本の旧暦で5月を指し、春から初夏へと季節が移り変わる時期を示す季語です。
立夏
りっか
立夏は、二十四節気の一つで、5月5日ごろに訪れる日であり、夏の訪れを告げる季語です。
夏浅し
なつざかし
夏がまだ浅い時期を指し、暑さが本格的に訪れる前の爽やかな季節を表す季語です。
夏めく
なつめく
夏めくは、夏の気配が感じられることを表す季語で、暖かさや湿気が増してくる頃を指します。
薄暑
うすあつ
薄暑は、夏の初めに感じられる、まだ暑さが控えめな日々を表す季語です。
麦の秋
むぎのあき
麦の秋は、麦の穂が実り、秋の訪れを告げる時期を指し、穏やかな季節を表す季語です。
小満
しょうまん
小満は、二十四節気の一つで、5月21日ごろに訪れ、夏に向けて気温が上昇する季節を示します。
五月尽
さつきづき
五月尽(さつきづき)は、5月が終わりに近づくことを指し、季節の移り変わりを表す季語です。

5月の季語一覧:天文

木の芽流し
きのめながし
木の芽流しは、新緑の葉が川に流れる様子を表現し、春の訪れと自然の美しさを感じさせる季語です。
茅花流し
ちがはなながし
茅花流しは、茅の花が風に揺れて川に流れる風景を指し、初夏の訪れを表す季語です。
筍流し
たけのこながし
筍流しは、竹の新芽が水面に流れる様子を表し、春の訪れと食材の豊かさを示す季語です。
麦の秋風
むぎのあきかぜ
麦の秋風は、麦が実り始める季節に吹く風を指し、初秋の訪れを表す季語です。
卯の花腐し
うのはなくさし
卯の花腐しは、卯の花(うのはな)がしおれるさまを描写し、春から初夏への季節の移り変わりを示す季語です。
走り梅雨
はしりつゆ
走り梅雨は、梅雨入り前に突発的な雨が多く降る時期を指し、季節の変化を示す季語です。
卯月曇
うづきぐも
卯月曇は、4月に入り曇りがちな天候を表し、春の気まぐれな天気を示す季語です。

5月の季語一覧:地理

卯波
うずなみ
卯波は、春の海岸で見られる波を表し、春の訪れと海の様子を描写する季語です。
青葉潮
あおばしお
青葉潮は、新緑の葉が茂る季節に潮の干満があることを表す季語で、春から初夏にかけての時期を示します。
代田
しろた
代田は、新田の一種で、春に水田を整備し稲を植える季節を表す言葉です。農作業の季語として使われます。

5月の季語一覧:生活

更衣
ころもがえ
更衣は、着物を季節に合わせて衣替えすることを指し、春の季語です。寒い冬から暖かい春に衣服を変える習慣を表しています。
白重
しらえ
白重は、夏着物の一種で、涼しい白い着物を示す言葉です。夏の季語として使われます。

あわせ
袷は、寒い季節に着る着物で、裏地と表地が縫い合わさったものを指します。寒い季節の衣服として用いられ、冬の季語です。
ネル
ねる
ネルは、夏季に快適な着物として用いられる薄手の生地を指します。暑い季節の季語として使われます。
セル
せる
セルは、夏の季語で、薄手の素材で作られた衣類を示します。通気性が良く、夏の暑い日に適した服装です。
身欠鰊
みかけにし
身欠鰊は、春から夏にかけての旬の食材である鰊(にしん)のことを指します。鰊の旬を示す季語です。
鮴汁
しょっつけ
鮴汁は、春に食べる鮴(すけとうだら)の料理を指します。旬の食材として春の季語です。
豆飯
まめめし
豆飯は、春に食べる新鮮な豆を用いたご飯の料理を表します。春の季節に楽しまれる食べ物の季語です。
筍飯
たけのこめし
筍飯は、春に収穫される竹の子を使ったご飯の料理です。竹の子の旬を表す季語です。
麦飯
むぎめし
麦飯は、麦を主成分としたご飯のことで、春から初夏にかけて食べられます。春の季語として用いられます。

ちまき
粽(ちまき)は、端午の節句に食べることが一般的な、竹の葉で包まれたもち米の料理です。端午の節句の季語です。
柏餅
かしわもち
柏餅は、春の季節に食べられる和菓子で、もち米を柏の葉で包んだものです。春のお菓子の季語です。
菖蒲酒
あやめざけ
菖蒲酒は、菖蒲の花を用いて作る酒のことで、初夏に楽しまれる飲み物の季語です。
新茶
しんちゃ
新茶は、春に新しい茶葉を摘んで作られた新茶のことを指します。春の季節に楽しまれるお茶の季語です。
古茶
ふるちゃ
古茶は、新茶とは対照的に、保存していた古い茶葉を指します。茶の季節を表す季語の一つです。
晒井
さらい
晒井は、春の季節に用水路や井戸の清掃や整備を行う作業を指し、農作業の季語として使われます。
苗売
なえうり
苗売は、春になり苗木を売る出店などが行われる季節を示し、農業に関連する季語です。
麦刈
むぎかり
麦刈は、春から初夏にかけて麦を収穫する作業を表す季語で、農作業の一環として行われます。
麦扱
むぎあつかい
麦扱は、麦を収穫して穀物を取り出す作業を指します。春の季節に行われる農業の季語です。
麦打
むぎうつ
麦打は、麦を叩いて穀物を取り出す作業を示し、春から初夏にかけて行われる農業の季語です。
新麦
しんむぎ
新麦は、新しく収穫された麦を指し、春の季節に食材として利用されることがあります。
麦藁
むぎわら
麦藁は、麦のわらを指し、春から初夏にかけて農作業や建築などで使われます。
溝浚え
みぞさらえ
溝浚えは、用水路や溝を清掃・整備する作業を示し、農作業や水田の管理に関連する季語です。
草肥
くさごえ
草肥は、草を肥料として用いる農作業を指します。春の季節に行われる肥料の季語です。
代掻
しろがき
代掻は、田畑の土を掘り返す作業を示し、春の農作業に関連した季語です。
豆植う
まめうう
豆植うは、春になって大豆などの豆類を植える作業を表す季語で、農作業の一環として行われます。
茄子植う
なすうう
茄子植うは、茄子を植える作業を指し、春から初夏にかけて行われる野菜の栽培作業です。
甘藷植う
さつまいもうう
甘藷植うは、さつまいもを植える作業を示し、春から初夏にかけて行われる野菜の栽培に関連する季語です。
粟蒔
あわまき
粟蒔は、春に粟(あわ)をまく作業を指します。農作業の一環として行われ、春の季語となります。
棉蒔
わたまき
棉蒔は、綿花をまく作業を示し、春から初夏にかけて行われる農作業に関連する季語です。
菜種刈
なえくり
菜種刈は、春になり大根や菜の花の種を刈り取る作業を表し、農作業の季語として用いられます。
上蔟
じょうぞく
上蔟は、稲などの穀物を束ねる作業を指します。農作業の一環として春から夏にかけて行われます。

まゆ
繭は、蚕が織り上げる糸で作られた繭のことを指します。蚕の養蚕が盛んな春の季節に使われる言葉です。
麦笛
むぎぶえ
麦笛は、春の風に吹かれて麦畑が揺れる音を表し、風景や音の季語として使われます。

5月の季語一覧:行事

孟夏の旬
もうげのしゅん
孟夏の旬は、立夏から小満にかけての時期を指します。季節の変わり目であり、農作業や風物詩が豊かな時期です。
駒牽
こまひく
駒牽は、夏の田植えが終わり、駒を使って耕作する季語です。農作業に関連した言葉です。
子供の日
こどものひ
子供の日は、端午の節句の一つで、男の子の成長を祝う日です。端午の節句の特定の日を指します。
母の日
ははのひ
母の日は、母親へ感謝の気持ちを表す日で、特定の日に贈り物やカードを贈る習慣がある季語です。
愛鳥週間
あいちょうしゅうかん
愛鳥週間は、鳥類の保護や観察を促進する週間を指し、鳥に関するイベントが行われる季語です。
白い羽根
しろいはね
白い羽根は、慈善団体などが募金活動を行う際に用いる白い羽根のシンボルを指し、寄付活動の季語です。
電波の日
でんぱのひ
電波の日は、日本でラジオ放送が始まった日を記念して制定された日で、ラジオに関連する季語です。
時の記念日
ときのきねんび
時の記念日は、時計や時刻に関連した日を祝う日で、時計産業や時間に関するイベントが行われる季語です。
端午
たんご
端午は、旧暦の5月5日に相当し、端午の節句として知られ、鯉のぼりや菖蒲湯などが楽しまれる季節です。

のぼり
幟(のぼり)は、端午の節句に飾る鯉のぼりや旗を指し、端午に関連する風物詩として使われます。
幟市
のぼりいち
幟市は、端午の節句において、鯉のぼりや幟を売買する市が開かれることを指す季語です。
鯉幟
こいのぼり
鯉幟(こいのぼり)は、端午の節句に飾る、鯉の形をした幟や旗のことを指します。
武者人形
むしゃにんぎょう
武者人形は、端午の節句に飾る、武士の形をした人形で、男の子の成長を願う習慣がある季語です。
薪能
まきのう
薪能は、夏の間に野外で行われる能の公演を指し、夏の季語として用いられます。
夏場所
なつばしょ
夏場所は、大相撲の本場所(トーナメント)のうち、5月に行われる場所を指します。
花湯祭
はなゆまつり
花湯祭は、夏の季節に行われる祭りで、花火や温泉などが楽しまれることが多い季語です。
ダービー
だーびー
ダービーは、競馬の競走であるダービーステークスを指し、競馬ファンにとって重要なイベントとなります。
退虫の呪
とむしのじゅ
退虫の呪は、虫除けのおまじないや祈祷を行う季節や行事を指し、風習や民間信仰に関連する言葉です。
さんばい降し
さんばいふり
さんばい降しは、夏の季節に多い午後のにわか雨を表す言葉で、急な雷雨に注意を促す季語です。
黒船祭
くろふねさい
黒船祭は、長崎市で開催される、日本への黒船来航を記念した祭りを指し、歴史イベントの季語です。
松前渡る
まつまえわたる
松前渡るは、北海道の松前市で行われる渡御行事を指し、地域の祭りや伝統に関連する言葉です。
大矢数
おおやばえ
大矢数は、弓道の競技や大会を指す言葉で、日本の伝統的な武道に関連する季語です。
曽我の笠焼
そがのかさやき
曽我の笠焼は、曽我物をテーマにした祭りで、日本の伝説や物語に関連したイベントの季語です。
大原志
おおばらし
大原志は、田植えや稲作に関連する言葉で、農業や農作業に関する風物詩を表します。
御霊祭
おたままつり
御霊祭は、祖先を祀る祭りや儀式を指し、地域や宗教によって異なる形で行われることがあります。
諏訪の御柱祭
すわのおんばしらさい
諏訪の御柱祭は、信州諏訪大社で行われる伝統的な祭りを指し、神社の神事や行列が行われます。
府中祭
ふちゅうまつり
府中祭は、府中市で開催される地域祭りを指し、パレードや祭り囃子などが楽しまれます。
競べ馬
きそべうま
競べ馬は、馬の競走を指し、競馬が盛んな季節や競馬イベントに関連する季語です。
卯月八日
うづきようか
卯月八日は、旧暦の4月8日に相当し、風流な歌会や催し物が行われる季節を指します。
柳川水天宮祭
やながわすいてんぐうさい
柳川水天宮祭は、福岡県柳川市で行われる祭りで、舟運の安全を祈願する神事が行われます。
今宮祭
いまみやさい
今宮祭は、大阪市の今宮戎神社で行われる祭りで、大阪の夏を代表する祭りとして知られています。
松本祭
まつもとまつり
松本祭は、長野県松本市で行われる祭りで、山車や太鼓などのパレードが特徴的です。
宇治祭
うじまつり
宇治祭は、京都府宇治市で行われる祭りで、宇治の歴史や文化を伝えるイベントが行われます。
筑摩祭
ちくまさい
筑摩祭は、奈良県桜井市の筑摩山で行われる祭りで、仏教行事や山岳信仰が結びついています。
山崎祭
やまざきさい
山崎祭は、兵庫県川西市の山崎町で行われる祭りで、武将山崎竹広を顕彰するイベントが行われます。
八瀬祭
やせさい
八瀬祭は、京都府京田辺市の八瀬川で行われる舟渡御祭りで、舟運の安全を祈願する行事が行われます。
賀茂御蔭祭
かもみかげさい
賀茂御蔭祭は、京都市賀茂区で行われる賀茂神社の例大祭で、神職の行列や神楽が行われます。
青柏祭
あおかしわさい
青柏祭は、和歌山県田辺市で行われる祭りで、神社の青柏の新芽を祭る風習があります。
出雲祭
いずもさい
出雲祭は、島根県出雲市で行われる祭りで、出雲大社での神事や舞踏が行われます。
伊勢神御衣祭
いせじんみぎぬいさい
伊勢神御衣祭は、伊勢神宮で行われる祭りで、神職が神宮の御衣を奉納する神事が行われます。
葵祭
あおいまつり
葵祭は、京都市上京区の京都御苑で行われる祭りで、古都京都の歴史や文化を感じることができます。
神田祭
かんだまつり
神田祭は、東京神田明神で行われる祭りで、神輿や山車が練り歩く姿が見どころです。
三社祭
さんじゃまつり
三社祭は、神奈川県鎌倉市で行われる祭りで、鎌倉の三大神社の神輿が練り歩く祭事があります。
和歌祭
わかまつり
和歌祭は、和歌山県和歌山市で行われる祭りで、町中が和歌に染まる歌合戦が行われます。
三船祭
みふねさい
三船祭は、神奈川県横浜市で行われる祭りで、三船乃村の歴史や文化を伝えるイベントがあります。
楠公祭
くすのきこうさい
楠公祭は、愛知県名古屋市で行われる祭りで、戦国武将・織田信長を祀る楠公を祭る行事が行われます。
日光東照宮祭
にっこうとうしょうぐうさい
日光東照宮祭は、栃木県日光市の東照宮で行われる祭りで、豪華絢爛な神事が行われます。
藤森祭
ふじもりさい
藤森祭は、長野県諏訪市の諏訪大社で行われる祭りで、神社の神事やパレードが行われます。
化物祭
ばけものさい
化物祭は、秋田県大館市の竿燈まつりで行われる祭りで、竿燈や仮面などが登場する風物詩です。
地主祭
じぬしさい
地主祭は、青森県弘前市で行われる祭りで、町内ごとに神輿を担いで練り歩く伝統的な行事があります。
練供養
ねりくよう
練供養は、仏教の供養の儀式や行事を指し、特定の日に寺院で行われることが多い季語です。
千団子
せんだんご
千団子は、お祭りや行事で振る舞われる和菓子の一つで、地域や季節によって様々な形があります。
団扇撒
うちわま
団扇撒は、祭りやイベントで団扇を振る行事を指し、暑い季節に行われることが多い季語です。
閻魔堂大念仏
えんまどうだいねんぶつ
閻魔堂大念仏は、浄土宗の寺院で行われる大規模な法要や仏教行事を指し、信仰活動に関連する季語です。
聖母月
せいぼつげつ
聖母月は、キリスト教の信仰において、聖母マリアを称える月を指し、キリスト教関連の季語です。
昇天祭
しょうてんさい
昇天祭は、キリスト教の信仰において、聖母マリアの天への昇天を祝う祭りを指します。
家康忌
いえやすき
家康忌は、徳川家康の忌日を追悼し、祭りや行事を行う日を指します。歴史イベントに関連する季語です。
北斎忌
ほくさいき
北斎忌は、浮世絵師葛飾北斎の忌日を記念し、美術関連のイベントや展覧会が行われる季語です。
義経忌
よしつねき
義経忌は、平家物語に登場する源義経の忌日を追悼し、武道や文化イベントが行われることがあります。
歌麿忌
うたまろき
歌麿忌は、浮世絵師歌川広重の忌日を記念し、美術関連のイベントや広重の作品を鑑賞する季語です。
万太郎忌
まんたろうき
万太郎忌は、日本の俳句や短歌の歌人である松尾芭蕉の忌日を追悼し、俳句のイベントが行われる季語です。
春夫忌
しゅんぷき
春夫忌は、俳句の歌人である与謝蕪村の忌日を追悼し、俳句や詩の朗読会が行われることがあります。
泡鳴忌
あわなき
泡鳴忌は、俳句の歌人である河東碧梧桐の忌日を記念し、俳句や詩の朗読会が行われる季語です。
四迷忌
しびれき
四迷忌は、俳句の歌人である松尾芭蕉の弟子である四迷の忌日を追悼し、俳句のイベントが行われる季語です。
朔太郎忌
さくたろうき
朔太郎忌は、詩人である石川啄木の忌日を追悼し、詩や文学に関するイベントが行われる季語です。
たかし忌
たかしき
たかし忌は、詩人である竹内タカシの忌日を追悼し、詩や文学に関するイベントが行われる季語です。
木堂忌
もくどうき
木堂忌は、俳句の歌人である夏目漱石の忌日を追悼し、文学や俳句に関連するイベントが行われる季語です。
透谷忌
とうこくき
透谷忌は、詩人である中村透谷の忌日を追悼し、詩や文学に関するイベントが行われる季語です。
四明忌
しめいき
四明忌は、中国の詩人である李白や杜牧の忌日を追悼し、詩や文学に関連するイベントが行われる季語です。
四方太忌
しほうたき
四方太忌は、俳句の歌人である四方田犬彦の忌日を追悼し、俳句や詩の朗読会が行われる季語です。
らいてう忌
らいてうき
らいてう忌は、詩人である与謝野晶子の忌日を追悼し、詩や文学に関連するイベントが行われる季語です。
辰雄忌
たつおき
辰雄忌は、詩人である尾崎放哉の忌日を追悼し、詩や文学に関連するイベントが行われる季語です。
晶子忌
しょうこき
晶子忌は、詩人である中原中也の忌日を追悼し、詩や文学に関連するイベントが行われる季語です。
多佳子忌
たかこき
多佳子忌は、詩人である萩原朔太郎の妻である多佳子の忌日を追悼し、詩や文学に関連するイベントが行われる季語です。

5月の季語一覧:動物

袋角
ふくろすみ
袋角(ふくろすみ)は、風呂敷などの包みを留めるために使われる角のことを指します。この季語は、風物詩や風習に関連して使用されることがあります。
蛇衣を脱ぐ
へびごろもをぬぐ
蛇衣を脱ぐ(へびごろもをぬぐ)は、蛇が冬眠から目覚めて皮膚を脱ぐ様子を表現した言葉です。季節の移り変わりを意味し、春の訪れを感じさせる季語とされています。
初鰹
はつがつお
初鰹(はつがつお)は、初めて市場に出回る鰹(かつお)のことを指します。魚介類が旬を迎え、食材として楽しまれる季節を示す季語です。
蝉生る
せみしょうる
蝉生る(せみしょうる)は、夏になると蝉が鳴き始める様子を表現した言葉です。夏の到来を告げる風物詩として使われます。
豊年虫
ほうねんむし
豊年虫(ほうねんむし)は、豊作の年に多く発生する虫を指します。豊作を願う風習や農作業に関連した季語です。

5月の季語一覧:植物

余花
よばな
余花(よばな)は、花が散り終わり、その後に残る花びらや花の姿を指します。花の美しさが余韻として楽しまれる様子を表現した季語です。
葉桜
はざくら
葉桜(はざくら)は、桜の花が散り、新緑の葉が芽吹く時期を表します。桜の花びらが散り落ちた後も美しい風景を楽しむことができる季節を示す季語です。
薔薇
ばら
薔薇(ばら)は、バラ科の植物であるバラの花を指します。バラは美しい花を咲かせることで知られ、多くの品種があります。
利休梅
りきゅううめ
利休梅(りきゅううめ)は、茶道の祖とされる千利休が好んだとされる梅の品種です。茶道において特別な意味を持つ梅の花です。
牡丹
ぼたん
牡丹(ぼたん)は、ボタン科の植物である牡丹の花を指します。牡丹は豪華な花を咲かせ、中国や日本などで古くから親しまれてきました。
石南花
せきなんか
石南花(せきなんか)は、マメ科の植物である石南属の花を指します。石南花は黄色い花を咲かせ、野山や庭などで見られます。
繍毱花
すもうけびな
繍毱花(すもうけびな)は、キク科の植物である繍毱属の花を指します。紫色の花を咲かせ、日本では秋の季語とされています。
金雀枝
きんざんぐえ
金雀枝(きんざんぐえ)は、キンポウゲ科の植物である金雀枝属の花を指します。黄色い花を咲かせ、春の訪れを告げます。
泰山木の花
たいざんぼくのはな
泰山木の花(たいざんぼくのはな)は、バラ科の植物である泰山木の花を指します。泰山木は美しい花を咲かせ、庭園などで観賞されます。
柑子の花
こうじのはな
柑子の花(こうじのはな)は、ミカン科の柑子の花を指します。柑子は春に白い花を咲かせ、その後実をつける果樹です。
蜜柑の花
みかんのはな
蜜柑の花(みかんのはな)は、ミカン科の蜜柑の花を指します。蜜柑は春に白い花を咲かせ、甘い実をつける果樹です。
九年母の花
くねんぼのはな
九年母の花(くねんぼのはな)は、クネンポウゲ科の植物である九年母の花を指します。九年母は春に花を咲かせ、庭園などで栽培されます。
仏手柑の花
ぶっしゅかんのはな
仏手柑の花(ぶっしゅかんのはな)は、ミカン科の仏手柑の花を指します。仏手柑は奇妙な形をした果実をつけ、その花も特徴的です。
夏蜜柑の花
なつみかんのはな
夏蜜柑の花(なつみかんのはな)は、ミカン科の夏蜜柑の花を指します。夏に白い花を咲かせ、実をつける果樹です。
朱欒の花
しゅろんのはな
朱欒の花(しゅろんのはな)は、バラ科の植物である朱欒の花を指します。朱欒は美しい花を咲かせ、庭園などで観賞されます。
栗の花
くりのはな
栗の花(くりのはな)は、クリ属の木の花を指します。栗の花は春に緑色の小さな花を咲かせ、栗の実がなります。
棗の花
なつめのはな
棗の花(なつめのはな)は、ナツメ科の棗の花を指します。棗は春に白い花を咲かせ、秋に実をつける果樹です。
葡萄の花
ぶどうのはな
葡萄の花(ぶどうのはな)は、ブドウ科のブドウの花を指します。葡萄の花は春に小さな花房をつけ、その後実がなります。
木苺
きいちご
木苺(きいちご)は、バラ科の植物であるキイチゴの実を指します。キイチゴは森林などで野生に育ち、甘酸っぱい実をつけます。
すぐりの実
すぐりのみ
すぐりの実(すぐりのみ)は、バラ科の植物であるスグリの実を指します。スグリは秋に実をつけ、和菓子やジャムなどに利用されます。
夏蜜柑
なつみかん
夏蜜柑(なつみかん)は、ミカン科の夏蜜柑という柑橘類の果実を指します。夏に収穫され、甘酸っぱい味わいが特徴です。
日向柑
ひゅうがん
日向柑(ひゅうがん)は、ミカン科の柑橘類で、日向地方で栽培されている柑橘類です。夏に収穫され、みずみずしい味わいが楽しまれます。
鳴門柑
なるとかん
鳴門柑(なるとかん)は、ミカン科の柑橘類で、鳴門市などで栽培されています。鳴門柑は夏に収穫され、爽やかな香りがあります。
新樹
しんじゅ
新樹(しんじゅ)は、新しい木が成長し、新緑が茂る季節を指します。春の訪れとともに自然が活気づく様子が表現されます。
若葉
わかば
若葉(わかば)は、新しい葉が芽吹き、若々しい緑色の葉が茂る季節を指します。春の訪れを感じさせる季語です。
新緑
しんりょく
新緑(しんりょく)は、春になり新しく芽吹いた葉が鮮やかな緑色をしている風景を指します。春の自然の美しさが表現されます。
椎若葉
しいわかば
椎若葉(しいわかば)は、カシの仲間であるシイの若葉を指します。春に新緑として輝く椎の木々が美しい風景です。
樫若葉
かしわかば
樫若葉(かしわかば)は、カシの若葉を指します。樫の木は新緑の季節に美しい葉を茂らせ、森林に緑を添えます。
樟若葉
くぬぎわかば
樟若葉(くぬぎわかば)は、クスノキの若葉を指します。クスノキは新緑の季節に香り高い葉を茂らせ、森林に清涼感をもたらします。
若楓
わかかえで
若楓(わかかえで)は、カエデ科のカエデの若葉を指します。カエデの新緑は美しく、山野に春を告げます。
葉柳
はやぎ
葉柳(はやぎ)は、ヤナギ科の植物であるヤナギの新緑の葉を指します。風に揺れる緑の葉が美しい光景です。
常盤木落葉
とこいわぎおちば
常盤木落葉(とこいわぎおちば)は、一年を通じて葉を落とさない常緑樹が、新緑の季節に一時的に葉を落とす様子を指します。緑から黄色や赤に変わる美しい風景です。
卯の花
うのはな
卯の花(うのはな)は、春に野山に咲く多くの野草や花のことを指します。卯の月に咲く花々が自然界を彩ります。
忍冬の花
すいかずらのはな
忍冬の花(すいかずらのはな)は、スイカズラ科の植物である忍冬の花を指します。香り高い花を咲かせ、春の風に誘われて咲くことが多いです。
毒空木の花
ぶっくうぎのはな
毒空木の花(ぶっくうぎのはな)は、ボク科の毒空木の花を指します。毒性を持つこの植物の花が春に咲きます。
茨の花
いばらのはな
茨の花(いばらのはな)は、バラ科の植物である茨の花を指します。茨は野原や道端に生え、小さな花を咲かせます。
桐の花
きりのはな
桐の花(きりのはな)は、ムクロジ科の植物である桐の花を指します。桐の花は夏に咲き、黄色い花房が美しいです。
油桐の花
あぶらぎのはな
油桐の花(あぶらぎのはな)は、クワ科の植物である油桐の花を指します。油桐は春に黄色い花を咲かせ、油を取るために栽培されます。
胡桃の花
くるみのはな
胡桃の花(くるみのはな)は、クルミ科の胡桃の花を指します。胡桃の花は春に緑色の小さな花を咲かせ、実をつけます。
朴の花
ほうのはな
朴の花(ほうのはな)は、クスノキ科の植物である朴の花を指します。朴は春に美しい花を咲かせ、和風庭園によく植えられます。
槐の花
えんじゅのはな
槐の花(えんじゅのはな)は、マメ科の植物である槐の花を指します。槐は春に美しい花を咲かせ、公園や庭園に植えられます。
栃の花
とちのはな
栃の花(とちのはな)は、クリ科の植物であるトチの花を指します。栃は春に芽吹き、美しい花を咲かせます。
マロニエの花
まろにえのはな
マロニエの花(まろにえのはな)は、ブナ科のマロニエの花を指します。マロニエは春に美しい花を咲かせ、実をつけます。
棕櫚の花
しゅろのはな
棕櫚の花(しゅろのはな)は、ヤシ科の植物である棕櫚の花を指します。棕櫚は温暖な地域で繁茂し、美しい花を咲かせます。
水木の花
みずきのはな
水木の花(みずきのはな)は、ミズキ科の植物である水木の花を指します。水木は春に小さな花を咲かせ、湿地帯に生育します。
アカシアの花
あかしあのはな
アカシアの花(あかしあのはな)は、マメ科の植物であるアカシアの花を指します。アカシアは春に鮮やかな黄色の花を咲かせ、蜜源とされます。
山毛欅の花
やまげけのはな
山毛欅の花(やまげけのはな)は、ブナ科の植物である山毛欅の花を指します。山毛欅は春に美しい花を咲かせ、山野に自生します。
大山蓮花
おおやまはすのはな
大山蓮花(おおやまはすのはな)は、ハス科の植物である大山蓮の花を指します。大山蓮は池や湖などに咲き、美しい花を楽しませます。
桷の花
くすのはな
桷の花(くすのはな)は、キク科の植物である桷の花を指します。桷は秋に咲く花のため、季語としては秋に詠まれることが多いです。
蔓梅擬の花
つるうめものはな
蔓梅擬の花(つるうめものはな)は、ウメ科の植物である蔓梅擬の花を指します。この植物は野生種のウメに似た花を咲かせます。
榎の花
えのきのはな
榎の花(えのきのはな)は、ミズキ科の植物である榎の花を指します。榎は春に小さな花を咲かせ、野山に自生します。
櫟の花
くぬぎのはな
櫟の花(くぬぎのはな)は、クヌギ科の植物である櫟の花を指します。櫟は春に美しい花を咲かせ、広葉樹林に自生します。


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時候の挨拶
時候の挨拶【やわらかい表現】
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