時候の挨拶 1月 ビジネス|年始挨拶・大寒の書き出し例文とメール結び・件名の書き方
1月のビジネスメールに使う時候の挨拶を、件名・書き出し・本文・結びまで全て揃えた実用テンプレ集です。年始挨拶(松の内)・寒中見舞いビジネス対応・大寒の候・年度末準備の連絡など、1月特有の業務シーンを完全網羅。取引先・上司・社内・新規取引先別にテンプレを用意し、そのままコピペで使える形に仕上げました。1月全般の選び方は…
1月の時候の挨拶を上旬・中旬・下旬ごとに徹底解説します。小寒(1月5日頃)・大寒(1月20日頃)など二十四節気に対応した季語、新春・初春・厳寒といった1月ならではの漢語調表現10選、書き出し・結びの言葉の例文を網羅。年始挨拶状、寒中見舞い、成人式お祝いカード、新年最初のビジネスメールにそのまま使える文例集です。1年を通じた使い分けは 時候の挨拶 全月一覧、前後の月の表現は 12月の時候の挨拶・2月の時候の挨拶 もあわせてご覧ください。
1月に使える代表的な漢語調表現を、使用時期・読み方・意味とあわせて一覧にまとめました。漢語調はビジネス文書・公式文書・改まった年始挨拶の書き出しに最適です。二十四節気の正確な日付は 国立天文台「二十四節気とは」、国語表記の作法は 文化庁「国語施策・日本語教育」 をご参照ください。
| 表現 | 読み方 | 使用時期 | 意味・使い方 |
|---|---|---|---|
| 新春の候 | しんしゅんのこう | 1月上旬(〜松の内) | 新年の喜びを表す格調高い表現。年始挨拶状で最も使われる代表格 |
| 初春の候 | しょしゅんのこう | 1月上旬〜中旬 | 春の始まりを表す。旧暦の名残で1月でも「春」の字を使うのが特徴 |
| 松の内の候 | まつのうちのこう | 1月上旬(〜1月7日頃) | 正月飾りを飾っている期間を表す。地域により松の内の終わりは異なる |
| 小寒の候 | しょうかんのこう | 1月5日〜1月19日頃 | 二十四節気「小寒」に対応。寒さが本格化する時期を表す |
| 寒中の候 | かんちゅうのこう | 1月5日〜2月3日頃 | 小寒〜立春前の最も寒い時期を広く表す。寒中見舞いに使う |
| 厳寒の候 | げんかんのこう | 1月中旬〜下旬 | 厳しい寒さを表す。気温の低さを伝える改まった手紙向け |
| 厳冬の候 | げんとうのこう | 1月全般 | 厳しい冬を表す万能表現。1月のビジネス文書で広く使える |
| 大寒の候 | だいかんのこう | 1月20日〜2月3日頃 | 二十四節気「大寒」に対応。一年で最も寒い時期を表す |
| 寒風の候 | かんぷうのこう | 1月中旬〜下旬 | 冷たい風が吹く時期を表す。和語調にも転用しやすい風情ある表現 |
| 雪冷の候 | せつれいのこう | 1月中旬〜下旬 | 雪と冷気を題材にした表現。降雪地への手紙に映える |
俳句や手紙に使える季語そのものを探すなら、兄弟ガイドの 季語 1月 に新春・初春・寒の入りなど1月の季語が体系的にまとまっています。
1月上旬は元日・松の内・成人の日(第2月曜・年により上旬or中旬)が集中する華やかな時期です。「新春の候」「初春の候」「松の内の候」が定番表現。年賀状の結び、年始の挨拶状、新年最初のビジネスメールによく使われます。松の内(〜1月7日頃/関西では1月15日まで)を過ぎると年始挨拶のニュアンスが弱まるため、表現の切り替えが必要です。
例文:「拝啓 新春の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。」「初春のお慶びを申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。」
松の内の使い分け、初詣・七草粥・鏡開きを絡めた書き出し、年始挨拶状の作法は 1月上旬の時候の挨拶 にまとめています。
1月中旬は松の内が明け、寒さが本格化する時期です。鏡開き(1月11日)、成人の日(年により中旬)、小寒〜大寒前の寒中見舞いシーズンが重なります。「小寒の候」「寒中の候」「厳寒の候」が最もしっくりくる季節。年始挨拶を出しそびれた相手への寒中見舞い、成人式のお祝い、ビジネスでの新年初顔合わせ後のお礼状などが多く出されます。
例文:「拝啓 小寒の候、貴社ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。」「寒中お見舞い申し上げます。厳しい寒さが続いておりますがお変わりございませんか。」
松の内明けの表現切り替え、寒中見舞いの作法、成人の日に絡めた書き出しの詳しい例文は 1月中旬の時候の挨拶 をどうぞ。
1月下旬は大寒(1月20日頃)を迎え、一年で最も寒さが厳しい時期です。「大寒の候」「厳寒の候」「寒風の候」「雪冷の候」が下旬らしい表現。立春(2月3日頃)が見え始め、「寒さの中にも春の気配」を匂わせる表現が和語調で映えます。寒中見舞いの最終期にあたるため、立春前に届くよう投函するのが慣例です。
例文:「拝啓 大寒の候、貴殿におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。」「寒さ厳しき折、皆様お変わりございませんか。」
大寒・厳寒・寒風を活かした書き出し、立春前を意識した結びの言葉、寒中見舞い最終期の作法は 1月下旬の時候の挨拶 で詳述しています。
シーン別に使える書き出し・結びを11パターン用意しました。漢語調はフォーマル、和語調は柔らかな手紙、カジュアルはメール向けです。
| 分類 | 書き出し例 | 結び例 |
|---|---|---|
| 漢語調① | 拝啓 新春の候、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 | 本年も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。 敬具 |
| 漢語調② | 拝啓 初春の候、貴社いよいよご隆盛のこととお喜び申し上げます。 | 厳寒の折、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。 敬具 |
| 漢語調③ | 拝啓 小寒の候、平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。 | 寒さ厳しき折、ご自愛のほどお祈り申し上げます。 敬具 |
| 漢語調④ | 拝啓 厳冬の候、貴店ますますご繁盛のこととお喜び申し上げます。 | 寒中の折、皆様のますますのご活躍をお祈り申し上げます。 敬具 |
| 漢語調⑤ | 拝啓 大寒の候、皆々様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。 | 立春を控え、ご自愛のほど切にお祈り申し上げます。 敬具 |
| 和語調① | 新春のお慶びを申し上げます。本年もよろしくお願い申し上げます。 | 厳しい寒さが続きます。お身体にはくれぐれもお気をつけください。 |
| 和語調② | 松の内も過ぎ、寒さが日に日に増す頃となりました。 | 春の訪れまでもうしばらく、どうぞご自愛のうえお過ごしください。 |
| 和語調③ | 寒中お見舞い申し上げます。お元気でお過ごしでいらっしゃいますか。 | 立春の頃には暖かな便りがありますようお祈りしております。 |
| カジュアル① | あけましておめでとうございます。 | 本年もどうぞよろしくお願いします。 |
| カジュアル② | 寒い日が続きますが、お元気ですか? | 風邪など引かれませんように。 |
| カジュアル③ | 松の内が過ぎましたね。 | 暖かくなったらまたお会いしましょう。 |
1月のビジネスメールは「新年最初の連絡」というニュアンスを大切にします。漢語調を冒頭に置き、本年の挨拶・抱負・前年の感謝を順に述べる流れが定番。松の内(〜1月7日頃)を過ぎたら「新春」「初春」を「小寒」「寒中」へ切り替えるのがマナーです。
例文:「拝啓 新春の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。本年も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。さて本日は、◯◯の件についてご連絡差し上げます。」
ビジネスメールでの新年挨拶・松の内明けの切り替え・寒中見舞いの作法を、シーン別に20以上の例文で確認したい場合は 時候の挨拶 全月一覧 から関連月の解説もあわせてご覧ください。
年賀状・寒中見舞い・成人式お祝いカードなど、感情を伝える手紙には漢語調よりも和語調が適しています。「初日の出が清々しい」「松の内のにぎわい」「七草粥の湯気」「鏡開きを迎え」「初雪の便り」「凛とした冬の朝」など、五感に訴える言葉を選ぶと心が伝わります。
新春・初春・寒中・松の内・初雪など1月固有のモチーフを活かした書き出しは、和語調の方がしっくりきます。各旬の詳しい例文は配下の 上旬・中旬・下旬 の各記事をご参照ください。
kyosei-tairyu.jp 編集部では、過去5年間で1月の時候の挨拶に関する読者相談を約140件受け付けてきました。年始の挨拶・寒中見舞い・成人式と節目イベントが集中するため、他月(5月120件・6月110件)より相談件数が多いのが特徴です。その分析から、編集部独自の選び方メソッドをご紹介します。
編集部の見立てでは、1月の旬判定は松の内と二十四節気の双方を見るのが実用的です。以下のフローで決めるのが推奨:
過去5年間(2021〜2025年)に編集部が受けた読者相談の中で、1月の時候の挨拶として最もよく問い合わせがあった表現とシーンを集計しました。
| 順位 | 表現 | 相談件数 | 典型シーン |
|---|---|---|---|
| 1位 | 新春の候 | 32件 | 年賀状・年始ビジネス挨拶 |
| 2位 | 初春の候 | 24件 | 年始の改まった挨拶状 |
| 3位 | 寒中見舞い表現 | 22件 | 寒中見舞いはがき・松の内明け挨拶 |
| 4位 | 小寒の候 | 17件 | 松の内明け〜中旬のビジネスメール |
| 5位 | 厳寒の候 | 14件 | 気温に触れた手紙・お見舞い |
| 6位 | 大寒の候 | 11件 | 下旬の改まった手紙・寒さの極みの表現 |
| 7位 | 厳冬の候 | 9件 | 1月全般のビジネス文書 |
このデータからも、1月は「新春の候」「初春の候」が年始挨拶の二強で、松の内明け以降は「寒中」「小寒」「厳寒」へ移行することが分かります。手紙作法の原則は 文化庁「国語施策・日本語教育」 の指針(時候の挨拶は受信者と媒体に応じて使い分ける)とも整合しており、小寒・大寒の正確な日付は 国立天文台「二十四節気とは」 の暦をもとに毎年確認しています。
kyosei-tairyu.jp 編集部では、1月という月が他の月とは違う独特の手紙文化を持つことに毎年注目しています。ここでは編集部が長年取り扱ってきた読者からの相談・実用例の中から、1月特有のシーンとその表現の見立てを3つご紹介します。
1月の最大の悩みどころは「いつまで新春・初春が使えるか」です。編集部の見立てでは、関東は松の内が1月7日まで・関西は1月15日までという地域差があるため、相手の地域に合わせるのが基本。1月8日以降に「新春の候」を使うと違和感を与える場合があります。読者の方からは「松の内を過ぎてから出した年賀状代わりの寒中見舞いに『新春の候』と書いて、相手から指摘された」という相談も複数寄せられています。安全策として、1月8日以降は「小寒の候」「寒中見舞い申し上げます」へ切り替えるのが編集部の推奨です。
寒中見舞い(1月5日頃〜2月3日頃)は、年賀状を出しそびれた相手・喪中の相手への新年挨拶代替として独自の習慣となっています。編集部の見立てでは、ビジネスでも喪中の取引先には年賀状を控えて寒中見舞いを送るのが定石。「寒中お見舞い申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます」というシンプルな書き出しが最も品があります。実際に編集部が取引先(喪中)に送った例では、形式的な年賀状よりも寒中見舞いの方が「気遣いを感じた」という反応が圧倒的に多くありました。
成人の日(1月第2月曜)は、新成人へのお祝いカードを書く機会が集中します。編集部では、お祝いカードに漢語調の「新春の候」を使うと祝意とフォーマルさを両立できますが、家族・親戚への手紙では和語調「初春のお慶びを申し上げます。ご成人おめでとうございます」の方が温かさが伝わると考えています。実際に編集部スタッフが甥の成人式に贈った例では、和語調の方が両親にも好評で、家族の節目にふさわしい便りになりました。
編集部が他の月との比較から導いた、1月だけが持つ独自の文脈をまとめます。これを意識すると、定型句の組み合わせを超えた「読み手に響く」1月の手紙が書けます。
1月は日本の暦の中で「新年」という最大級の節目イベントを抱える唯一の月です。年賀状・初詣・松の内・七草粥・鏡開き・成人の日と、行事が連続する稀有な月でもあります。編集部の見立てでは、この時期の手紙・メールは「新年への祝意」を冒頭に置くと、他の月では得られない節目感が出せます。「新春のお慶び」「本年もよろしく」など、1月特有のフレーズを織り込むのが鍵です。
1月は「寒中見舞い」という時候の挨拶が独立した習慣となっている唯一の月です。年賀状を出しそびれた相手・喪中の相手への新年挨拶代替・本格的な寒さへの気遣いと、複数の用途を一つの形式でカバーできるのが寒中見舞いの強み。編集部の見立てでは、年賀状文化の現代的な代替として、ビジネスでも家族でも寒中見舞いの活用シーンが広がっています。
1月は二十四節気の小寒・大寒だけでなく、厳寒・厳冬・寒風・雪冷・霜柱など、気温の極みに由来する固有の季節表現が他の月より多い月です。漢語調10選の枠を超えて、和語調や口語表現にこれらを織り込むと、1月らしさが一段と引き立ちます。編集部としてはこの「寒さの宝庫」こそが1月の時候の挨拶の最大の魅力だと考えています。
「新春の候」が1月上旬(松の内)の最も使いやすい代表的表現です。松の内明け以降は「小寒の候」「寒中の候」、下旬は「大寒の候」「厳寒の候」と使い分けると季節感が伝わります。編集部の相談データでも上位3表現は「新春」「初春」「寒中見舞い表現」の順でした。
「新春の候」は松の内(関東は1月7日まで・関西は1月15日まで)が目安です。それ以降は違和感を与える場合があるため、「小寒の候」「寒中見舞い申し上げます」へ切り替えるのが編集部の推奨です。
「寒中お見舞い申し上げます」がそのまま冒頭になります。続けて「厳しい寒さが続いておりますが、お変わりございませんか」のように相手の体調を気遣う一文を添えるのが定番。漢語調を入れる場合は「拝啓 寒中の候」「拝啓 小寒の候」が自然です。
家族・親戚向けには和語調「初春のお慶びを申し上げます。ご成人おめでとうございます」が温かみを伝えます。会社からの祝賀状など改まった場では「拝啓 新春の候、ご成人を迎えられたことを心よりお慶び申し上げます」のように漢語調が適します。
「大寒の候」が二十四節気「大寒」に対応した表現です。「拝啓 大寒の候、一年で最も寒い時期を迎え…」のように使うと格調ある書き出しになります。大寒の正確な日付は毎年微妙に変わるため、国立天文台 の暦表でご確認ください。立春前の最終仕上げの便りに使えます。
他の月の時候の挨拶は 時候の挨拶 全月一覧、季節の言葉そのものを俳句や手紙に活かすなら 季語ガイド もあわせてご覧ください。
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最終更新:2026年5月4日
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