公開日: 2026年4月7日 | 最終更新: 2026年5月5日
1月下旬(1月21日〜31日)の時候の挨拶は「大寒の候」「酷寒の候」「立春前」が三本柱です。大寒(1月20日頃)を迎え、二十四節気で一年で最も寒い時期。寒中見舞いの最終盤、立春(2月3日頃)への橋渡し、年度末準備の業務メールが集中します。「大寒の候」「立春間近」が下旬の合言葉。本記事では1月下旬限定の書き出し・結び・寒中見舞いの最終局面の例文を深掘りします。1月全般は 1月の時候の挨拶 カテゴリページ、上旬・中旬は 1月上旬・1月中旬 をご覧ください。
1月下旬に使える漢語調表現5選
| 表現 | 読み方 | 使用期間 | 使いどころ |
|---|---|---|---|
| 大寒の候 | だいかんのこう | 1月20日〜2月3日頃 | 二十四節気「大寒」対応・下旬の主役 |
| 酷寒の候 | こっかんのこう | 1月下旬 | 厳しい寒さを強調する手紙向け |
| 厳寒の候 | げんかんのこう | 1月下旬 | 寒さの厳しさを伝える万能表現 |
| 晩冬の候 | ばんとうのこう | 1月下旬〜2月上旬 | 冬の終わりへの移ろいを表す |
| 立春間近の候 | りっしゅんまぢかのこう | 1月末〜2月2日頃 | 立春直前の和風表現・春への橋渡し |
正確な節気日付は 国立天文台、表記は 文化庁「国語施策・日本語教育」 をご参照ください。1月の漢語調10選は 1月カテゴリページ、季語は 季語 1月 をどうぞ。
1月下旬の書き出し例文|漢語調・和語調・カジュアル
漢語調の書き出し
- 拝啓 大寒の候、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 謹啓 酷寒の候、貴社いよいよご隆盛のこととお喜び申し上げます。
- 拝啓 立春間近の候、皆様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
和語調の書き出し
- 大寒を迎え、一年で最も寒い時期となりました。お変わりございませんか。
- 暦の上ではもうすぐ立春ですが、寒さの厳しい毎日が続いております。
- 底冷えする朝が続く頃、皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。
カジュアル
- 大寒に入って、本当に寒い日が続きますね。
- もうすぐ立春なのに、まだまだ寒いですね。
- 今が一番寒い時期ですね。お互い体調に気をつけましょう。
1月下旬の結びの言葉
| シーン | 結び例 |
|---|---|
| 取引先・改まった手紙 | 大寒の折、貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。 敬具 |
| 上司 | 立春までもう少しの辛抱ですが、ご自愛のほど切にお祈り申し上げます。 敬具 |
| 家族・親戚 | 厳しい寒さの折、お身体にはくれぐれもお気をつけください。 |
| 友人・カジュアル | 立春まであと少し。風邪などひかぬよう、お互い気をつけようね。 |
| 寒中見舞いの結び | 春の訪れまでどうぞお健やかにお過ごしください。 |
1月下旬のビジネスメール|年度末準備・寒中見舞い最終
1月下旬のビジネスメールは「年度末準備の本格始動」と「寒中見舞いの最終局面」が二大特徴です。3月決算企業の年度末スケジュール調整連絡が増え、寒中見舞いも立春前日(2月3日頃)が締切のため、最終便が集中します。本格的な件名付きビジネスメール集は 1月ビジネス時候の挨拶 をご活用ください。
| 件名例 | 用途 |
|---|---|
| 【寒中お見舞い】年度末スケジュールのご相談 | 取引先・寒中見舞い兼業務調整 |
| 【大寒の候】◯◯のお知らせ | 取引先・改まった依頼 |
| 立春前の業務確認のお願い | 取引先・立春前の最終確認 |
本文例(取引先・年度末準備)
件名:【大寒の候】年度末スケジュールのご相談
拝啓 大寒の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。さて、年度末を控え◯◯の件についてご相談申し上げたくご連絡いたしました。立春までもう少しですが、厳寒の折、ご自愛のほどお祈り申し上げます。 敬具
1月下旬の手紙・はがきに使える季節の言葉
寒中見舞いの最終便、立春への橋渡し、年度末挨拶の事前案内などが1月下旬の主要シーンです。「大寒の朝の凍結」「霜柱を踏む音」「寒椿が雪に映える」「梅のつぼみの兆し」「立春前夜の張りつめた空気」「初春への待望」など、寒さの極みと春の予兆が共存する独特の情景が広がります。
編集部 取材ノート|1月下旬の手紙文化
大寒(1月20日頃)と「一年で最も寒い」表現
編集部の見立てでは、大寒は二十四節気の中でも「寒さの極み」を表す節気として、時候の挨拶でも特別な位置を占めます。「拝啓 大寒の候、一年で最も寒さが厳しい時期…」という書き出しは、相手に節気の知識と教養を伝える格調ある表現。読者の方からは「大寒の候を使うと手紙が引き締まる」という感想が多く寄せられています。
立春前の「春の予兆」表現
1月下旬の後半(1月末〜2月2日頃)は、編集部の見立てでは「立春間近」「春の足音」のような春の予兆を込めた表現が映える時期です。「立春までもう少し」「梅のつぼみが膨らむ頃」のような書き出しは、寒さの厳しさと春への期待を併記できる1月下旬独特の表現。
寒中見舞いの最終締切
寒中見舞いは立春前日(2月3日頃)まで。1月下旬は寒中見舞いの最終便が集中します。1月31日が事実上の締切と捉え、2月1〜3日頃に届くタイミングで投函するのが理想。立春(2月4日頃)以降は「余寒見舞い」へ切り替わるため、表現の入れ替えが発生します。文章の格調は 文化庁「国語施策・日本語教育」 の指針も参考になります。
1月下旬 ここだけの3つの特徴
① 大寒という二十四節気の「極み」を含む
1月下旬は大寒(1月20日頃)を含み、年間で最も寒い時期と位置づけられます。「大寒の候」は他の月では使えない、1月下旬限定の格調ある表現です。
② 立春への橋渡しの月
1月下旬は立春(2月3〜4日頃)への橋渡しの旬。「立春までもう少し」「春の予兆」のような表現で、寒さの極みと春への期待を併記できる独特の時期です。
③ 寒中見舞いの最終局面
寒中見舞いの締切(立春前日)が迫る最終局面。1月下旬は寒中見舞いの最終便と、年度末準備の業務挨拶が交差する繁忙期です。
1月下旬の時候の挨拶 よくある質問
Q1. 「大寒の候」はいつから使えますか?
大寒(毎年1月20日頃、年により変動)から立春前日(2月3日頃)まで使えます。正確な日付は 国立天文台 の暦表でご確認ください。
Q2. 1月下旬の寒中見舞いの書き出しは?
「寒中お見舞い申し上げます。大寒を迎え、一年で最も寒い時期となりました」のように、大寒に絡めた書き出しが下旬らしい格調を生みます。立春前日(2月3日頃)までの投函がマナーです。
Q3. 立春以降に手紙を送る場合はどう書きますか?
立春(2月4日頃)以降は「余寒見舞い」に切り替わります。「余寒お見舞い申し上げます」を冒頭に、「立春を過ぎてもなお寒さが残ります」のような書き出しが定型です。詳細は2月の時候の挨拶へ。
Q4. 「大寒の候」と「酷寒の候」の使い分けは?
「大寒の候」は二十四節気の節気名を使う格調ある表現、「酷寒の候」は寒さの厳しさを強調する情緒的表現。フォーマル度では「大寒の候」がやや上位、感情を込めるなら「酷寒の候」が適切です。
Q5. 1月下旬のビジネスメールで気をつけることは?
年度末準備の業務調整連絡が集中するため、件名に「大寒」「年度末」「寒中見舞い」など時期感を入れると開封率が上がります。件名付きの実用テンプレは 1月ビジネス時候の挨拶 をご活用ください。
1月の他の旬は 1月上旬・1月中旬、ビジネス特化は 1月ビジネス、季語は 季語 1月 をご覧ください。
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最終更新:2026年5月4日
監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部
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