公開日: 2026年4月6日
後厄とは何年間続くか
後厄(あとやく)とは、本厄の翌年にあたる1年間のことです。「前厄・本厄・後厄」という3年間の厄年の最後の年で、本厄が終わったからといって完全に油断できない時期とされています。むしろ「本厄が終わった」という安心感から気が緩みやすく、注意が必要だと古くから言われてきました。
| 性別 | 前厄(数え年) | 本厄(数え年) | 後厄(数え年) |
|---|---|---|---|
| 男性 | 24歳・41歳・60歳 | 25歳・42歳(大厄)・61歳 | 26歳・43歳・62歳 |
| 女性 | 18歳・32歳・36歳・60歳 | 19歳・33歳(大厄)・37歳・61歳 | 20歳・34歳・38歳・62歳 |
後厄にやってはいけないこと
後厄の間に「やってはいけない」と言われていることは、主に人生の大きな転換点となる行動です。ただし、これらはあくまでも「慎重に検討すべき」という意味であり、絶対的な禁止事項ではありません。以下にまとめました。
| 後厄の過ごし方 | 内容 | 区分 |
|---|---|---|
| 大きな決断(転職・起業) | できれば後厄明けに延期するのが無難 | 注意 |
| 無理な運動・過労 | 体力的な無理は怪我・病気のリスクあり | 注意 |
| 高リスクな投資・金銭トラブル | 不安定な投機行為は後厄に限らず慎重に | 注意 |
| 厄払い(お礼参り) | 後厄明けに必ずお礼参りをする | 推奨 |
| 健康診断・体のメンテナンス | 節目の年として体を見直す良いきっかけに | 推奨 |
| 日常生活の安全・慎重な行動 | 規則正しい生活・交通安全などを徹底 | 推奨 |
後厄でも気にしすぎは禁物
後厄に「やってはいけないこと」を過剰に意識しすぎると、かえってストレスになり健康を損なう可能性があります。厄年・後厄の考え方は日本古来の慣習であり、科学的な根拠はありません。「年齢的な節目として体や環境を見直す良い機会」と前向きに捉えることが大切です。
特に重要な決断(転職・結婚・引っ越しなど)は、後厄だからといって全て避ける必要はありませんが、いつも以上に慎重に情報収集をして冷静に判断することを心がけましょう。
後厄の過ごし方のポイント
後厄を穏やかに過ごすために意識したいポイントを3つ紹介します。1つ目は健康への投資です。40代前後の後厄(男性43歳・女性34歳・38歳)は体の変化が出始める年齢でもあります。健康診断を受けたり、生活習慣を見直したりする良いきっかけにしましょう。
2つ目は人間関係の整理です。後厄の時期は、人間関係での摩擦やトラブルが起きやすいとも言われます。コミュニケーションを丁寧に取り、誤解を生まないよう気をつけましょう。3つ目は金銭管理の見直しです。無謀な借金や高リスクな投資は後厄に限らず避けるべきですが、この時期を機に家計や貯蓄を見直してみてはいかがでしょうか。
後厄が明けたら必ずお礼参りを
後厄が明けた後は、厄払いをしていただいた神社・お寺にお礼参り(お礼詣り)に行くのが正しいマナーです。お礼参りは「無事に3年間の厄年を過ごせました」という感謝を神仏に伝えるものです。元日から節分(2月3日)の間か、春のお彼岸の頃までに行くのが一般的です。お礼参りの際は、初穂料(数千円程度)やお賽銭を納め、感謝の気持ちを丁寧に伝えましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 後厄にやってはいけないことは何ですか?
大きな決断(転職・起業・引っ越し)、無理な運動・過労、高リスクな投資、人間関係の大きな変化などが挙げられます。気を緩めず慎重に過ごすことが大切です。
Q. 後厄は本厄よりひどいですか?
「本厄が終わって油断しやすい後厄の方が実際のトラブルが多い」と言われます。緊張感が抜けて注意が散漫になりやすいため、引き続き慎重に過ごしましょう。
Q. 後厄はいつまで続きますか?
後厄は本厄の翌年1年間です。男性は26歳・43歳・62歳、女性は20歳・34歳・38歳・62歳が後厄です。翌年の元日または節分に明けます。
Q. 後厄でもお礼参りはすべきですか?
後厄が明けたら必ずお礼参りをしましょう。厄払いをお願いした神社・お寺に、無事に3年間を過ごせた感謝を伝えます。元日〜節分の間に行くのが一般的です。
Q. 後厄に結婚しても大丈夫ですか?
科学的な根拠はなく、絶対的なNGではありません。不安なら事前に厄払いをしっかり受けておくことをおすすめします。パートナーとよく相談して決めましょう。
監修: 厄年がわかる|早見表・厄払い・男性女性の過ごし方 編集部
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