シーサーは魔除けや幸運を招く守り神。福を呼ぶえんぎものです。
昔、沖縄のある集落で頻繁に起こっていた火事を鎮めたという説があるため、火の難を防ぐ力もあるといわれているつわもの。漆喰や焼き物、張子など、たくさんの種類があり、素材から出る味わいもさまざまです。

シーサーの置き方

魔除け・幸運を招く守り神のシーサーの置き方はいくつかあります。その中でも一般的にこれがよいとされているものを紹介します。

①屋根の上に置く

②門の上に置く

③一般的には北東向きか南向きがよいとされている

口を開いている・閉じているシーサーの意味と置き方

口を空けているシーサー「阿形」
口を空けて福を呼ぶ意味があるとされている。

口を閉じている「吽形」
口を閉じて呼び込んだ福を逃がさないという意味がある。

置き方
口の開いているシーサーを「阿形」口を閉じているシーサーを「吽形」と呼びます。
「阿形」は右側「吽形」は左側に置くのが正しいシーサーの置き方です。

シーサーのルーツを知る

発祥は中東辺りのライオンが元になっている縁起物。日本に伝わってくる過程でその文化が姿形を変えてきたとされています。

沖縄経由で伝わってきたものは東南アジアなどを経由してきており、マーライオン等のような物などが有名です。日本ではこちらから伝わってきたものをシーサーと呼びます。

日本本島の神社等で見られる狛犬は大陸を通り朝鮮などを経由して伝わってきたとされています。これを「狛犬」といいます。

シーサーとは

邪気をはらう力があってパッと目をひく迫力も満点なのに、どこかユーモラスな表情。それがシーサーのいいところ、魅力でしょう。ついつい手に入れたくなってしまうもののひとつです。一般的には屋根や門の上、玄関、入り口にひとつもしくは一対のペアで飾ります。向かって右側に「阿」のかたちで回が開いているものを、左側には「咋」のかたちで日が閉じているものを飾ります。

シーサーによく似ているものといえば、神社の参道の「狛大」ですがそれもそのはず、両者のルーツ、実は同じもの。どちらも、はるか遠く古代オリエントやインドが起源といわれています。国王の権力のシンボルとして君臨していたライオン(獅子)像が時間をかけて日本にはるばる伝わってきたのがシーサーや狛大だとか。それぞれ少しずつニュアンスが異なっているのは日本に伝わってきた途中の道すじ、ルートが違うから。沖縄経由が「シーサー」、朝鮮半島経由が「狛犬」、中国大陸経由が「唐獅子」となったといわれています。エジプトのスフィンクス、シンガポールのマーライオン。これらもみんな元は一緒。大きなつながりが見えてくるようです。