三回忌(さんかいき)は、故人が亡くなってから満2年目の命日に営む法要です。一周忌の次に行う年忌法要であり、親族や親しい方を招いて行われます。

このページでは、三回忌の意味・時期・準備・当日の流れ・マナーを詳しく解説します。

三回忌とは

三回忌は、故人の死後満2年目(数えで3年目)の命日に行う法要です。「三回忌」の「三」は数え年の数え方によるもので、亡くなった年を1回目と数えるため、満2年目が三回忌にあたります。

三回忌は一周忌と並んで重要な法要とされ、多くの場合、親族を中心に法要を営みます。三回忌を境に、法要の規模を縮小していくのが一般的です。

三回忌の時期と日程

三回忌は故人の満2年目の命日に行うのが正式です。実際には命日より前の土日に行うことが多く、命日より後に設定するのは避けるのがマナーです。

名称 亡くなってからの年数
一周忌 満1年
三回忌 満2年
七回忌 満6年
十三回忌 満12年

三回忌と一周忌の違い

項目 一周忌 三回忌
時期 満1年 満2年
規模 比較的大きい(親族+友人・知人) やや小さい(親族中心)
服装 準喪服(ブラックフォーマル) 準喪服または略喪服
お布施 30,000〜50,000円 10,000〜50,000円
会食 ほぼ必ず行う 行わない場合もある

三回忌の準備の流れ

2ヶ月前まで

日程と会場を決め、僧侶に連絡します。参列者のリストアップも行います。三回忌では一周忌より参列者を絞ることが一般的です。

1ヶ月前

案内状の送付、または電話での連絡を行います。会食の手配、引き出物の準備も進めます。

1週間前

出欠確認の最終確認、料理や引き出物の数量確定、お布施の準備を行います。

三回忌当日の流れ

順番 内容
1 参列者の着席
2 施主の挨拶(開式)
3 僧侶の読経
4 焼香
5 僧侶の法話
6 施主の挨拶(閉式)
7 お墓参り(行う場合)
8 会食(行う場合)

三回忌のお布施の相場

項目 金額の目安
お布施 10,000〜50,000円
お車代 5,000〜10,000円
御膳料 5,000〜10,000円

三回忌のお布施は、一周忌と同額か、やや少なめの金額が一般的です。

三回忌の施主の挨拶例

開式の挨拶

「本日はお忙しい中 故○○の三回忌法要にご参列いただきまして 誠にありがとうございます。早いもので○○が亡くなりましてから丸2年が経ちました。それではこれより三回忌法要を始めさせていただきます」

閉式の挨拶

「本日は故○○の三回忌法要に最後までお付き合いいただき ありがとうございました。皆様のお力添えのおかげで 無事に三回忌を終えることができました。故人もきっと喜んでいることと思います」

三回忌をしない選択について

近年は家族の事情や経済的な理由から、三回忌を行わないケースも増えています。法律上の義務はありませんが、菩提寺がある場合は事前に相談するのがよいでしょう。

三回忌を行わない場合でも、命日にお墓参りやお仏壇への手合わせを行い、故人を偲ぶ気持ちを忘れないことが大切です。

まとめ

三回忌は故人の満2年目に行う大切な法要です。一周忌よりもやや規模を縮小して行うのが一般的ですが、準備は計画的に進めましょう。服装、香典、お供え物などの詳しいマナーは以下の記事もあわせてご覧ください。