浄土真宗のお布施のお金の入れ方|お札の向き・新札・封筒の選び方を解説
浄土真宗のお布施はお札の表を封筒の表側・上向きに入れます。新札使用可・白無地封筒でOK。他宗派と異なる浄土真宗独自の作法を、法事別相場表・渡し方マナーとともに完全解説。
【情報の信頼性について】このカテゴリーページに掲載している仏教宗派の特徴・法事の作法・違いに関する情報は、各宗派の公式法要資料および公益財団法人仏教伝道協会の宗派解説に基づき、当サイト「日本の行事編集部」が検証・編集しています。最終更新:2026年3月。
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宗派による法事の違い
日本の仏教には多くの宗派があり、法事・法要の作法や考え方にそれぞれ特徴があります。代表的な宗派として、浄土宗・浄土真宗(本願寺派・大谷派)・曹洞宗・臨済宗・真言宗・天台宗・日蓮宗・黄檗宗があり、それぞれ焼香の回数・数珠の持ち方・お布施の相場・読経の内容が異なります。法事に参列する際は故人の宗派を事前に確認しておくと安心です。
主な宗派と焼香の作法:
・浄土宗 → 焼香1〜3回(特に決まりなし)
・浄土真宗本願寺派 → 焼香1回(額に押しいただかない)
・浄土真宗大谷派 → 焼香2回(額に押しいただかない)
・曹洞宗 → 焼香2回(1回目は額に押しいただく、2回目はそのまま)
・臨済宗 → 焼香1回(額に押しいただく)
・真言宗 → 焼香3回(額に押しいただく)
・天台宗 → 焼香1〜3回(特に決まりなし)
・日蓮宗 → 焼香1〜3回(額に押しいただく)
浄土真宗の法事の特徴
浄土真宗は他の宗派と異なる点が多いため注意が必要です。まず香典の表書きは「御霊前」ではなく最初から「御仏前」を使用します。これは浄土真宗では故人はすぐに仏になるという教えに基づいています。また「ご冥福をお祈りします」「安らかにお眠りください」といった表現は教義にそぐわないため避けましょう。お供えの線香は立てずに寝かせて焚くのも特徴です。
宗派が分からない場合の対応
故人の宗派が分からない場合は、焼香は1回で額に押しいただく形で行えば多くの宗派で失礼にあたりません。香典の表書きは「御香典」または「御香料」とすれば宗派を問わず使用できます。数珠は略式(片手念珠)であれば宗派を問わず使えるため、1つ持っておくと便利です。不安な場合は同じ参列者の作法に合わせるか、葬儀社のスタッフに確認するとよいでしょう。
宗派別のお布施の目安
法事におけるお布施の金額は宗派による大きな差はありませんが、寺院や地域によって相場が異なります。一般的な目安として、四十九日は3万〜5万円、一周忌は3万〜5万円、三回忌以降は1万〜5万円が中心的な相場です。浄土真宗では「お布施」ではなく「御法礼」や「読経料」と表現することもあります。お車代5千〜1万円、御膳料5千〜1万円は宗派を問わず別途用意するのが通例です。
よくある質問
Q. 法事に参列する際、自分の宗派の数珠を使ってもよいですか?
A. 基本的には問題ありません。略式の数珠(片手念珠)であれば宗派を問わず使えるため最も無難です。
Q. 宗派によって法事を行う回数は違いますか?
A. 年忌法要の回数自体は宗派間で大きな違いはありませんが、弔い上げの時期(三十三回忌または五十回忌)が宗派によって異なることがあります。
Q. 浄土真宗の法事で「ご冥福をお祈りします」と言ってしまったらどうすればよいですか?
A. 悪気がなければ問題視されることは少ないですが、できれば「心よりお悔やみ申し上げます」や「哀悼の意を表します」を使うと無難です。
浄土真宗のお布施はお札の表を封筒の表側・上向きに入れます。新札使用可・白無地封筒でOK。他宗派と異なる浄土真宗独自の作法を、法事別相場表・渡し方マナーとともに完全解説。