時候の挨拶 1月|新年・小寒・大寒の例文と漢語調表現・上旬中旬下旬別まとめ

公開日: 2023年9月15日 | 最終更新: 2026年4月8日

1月の時候の挨拶を上旬・中旬・下旬ごとに徹底解説します。新年・小寒・大寒・成人の日など1月ならではの行事に合わせた季語、漢語調表現10選、書き出し・結びの言葉の例文を網羅。年始挨拶・手紙・寒中見舞いにそのまま使える文例集です。

1月の時候の挨拶の基本|漢語調表現10選と使い方

1月は新年を迎え、小寒(5日頃)・大寒(20日頃)という二つの節気があります。「初春の候」「厳寒の候」「大寒の候」など新年ならではの表現が豊富です。上旬・中旬・下旬で使い分けることで、季節の気配りが伝わる丁寧な文章になります。

1月の時候の挨拶は、小寒(5日頃)と大寒(20日頃)という二つの節気を節目に使える表現が変わります。新年ならではの「初春の候」「新春の候」は上旬限定の特別な表現です。

漢語調表現 読み方 使用時期 意味・特徴
初春の候 しょしゅんのこう 上旬 新年・正月を表す格調ある表現
新春の候 しんしゅんのこう 上旬 新しい春(新年)を表す格式ある表現
小寒の候 しょうかんのこう 上旬(5日〜) 二十四節気「小寒」に対応した格式ある表現
寒中の候 かんちゅうのこう 上旬〜下旬 寒の入りから寒の明けまで使える汎用表現
厳冬の候 げんとうのこう 中旬〜下旬 厳しい冬を表す重厚な格式ある表現
酷寒の候 こっかんのこう 中旬〜下旬 激しい寒さを表す力強い表現
大寒の候 だいかんのこう 下旬(20日〜) 二十四節気「大寒」に対応した格式ある表現
厳寒の候 げんかんのこう 下旬 最も厳しい寒さの時期を表す重厚な表現
晩冬の候 ばんとうのこう 下旬 冬の終わりが見えてきた時期を表す表現
向春の候 こうしゅんのこう 下旬〜2月 春に向かう季節を表す希望ある表現

参考:国立天文台「二十四節気とは」文化庁「国語施策・日本語教育」

1月上旬の時候の挨拶(1〜10日)

上旬(1〜10日)は「初春の候」「新春の候」が定番。小寒(5日頃)以降は「小寒の候」も使えます。年始挨拶としての「謹んで新年のお慶びを申し上げます」も上旬ならではの書き出しです。

1月上旬は新年ならではの「初春の候」「新春の候」が使えます。年始挨拶では「謹んで新年のお慶びを申し上げます」の定型文が格調ある書き出しになります。

謹んで新年のお慶びを申し上げます。旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

拝啓 初春の候、皆様にはよき新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

1月上旬の時候の挨拶(詳細)をご覧ください。

1月中旬の時候の挨拶(11〜20日)

中旬(11〜20日)は成人の日(第2月曜日)がある時期。「厳冬の候」「寒中の候」が適切です。成人を迎えたお子様のいるご家族へのお祝いの言葉も自然に添えられます。

1月中旬は成人の日(第2月曜日)があり、寒さが本格化する時期です。「厳冬の候」「寒中の候」が適切です。

拝啓 厳冬の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。寒さも一段と厳しくなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

拝啓 寒中の候、お子様の成人、誠におめでとうございます。今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

1月中旬の時候の挨拶(詳細)をご覧ください。

1月下旬の時候の挨拶(21〜31日)

下旬(21〜31日)は大寒(20日頃)を過ぎ、一年で最も寒い時期。「大寒の候」「厳寒の候」「寒さ厳しい折」が適切です。立春が近づく希望を結びに添えると温かみが増します。

1月下旬は大寒(20日頃)を過ぎ、一年で最も寒い時期です。「大寒の候」「厳寒の候」「向春の候」が適切です。

拝啓 大寒の候、一年で最も寒い時期を迎えました。皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

寒中お見舞い申し上げます。厳しい寒さの折、皆様のご健康をお祈り申し上げます。

1月下旬の時候の挨拶(詳細)をご覧ください。

1月の書き出し・結び例文まとめ(11選)

時期 書き出し例文
上旬(年始) 謹んで新年のお慶びを申し上げます。旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
上旬(手紙) 拝啓 初春の候、皆様にはよき新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
上旬(小寒後) 拝啓 小寒の候、寒さも本格的になってまいりました。ご健勝にてお過ごしのことと存じます。
中旬(手紙) 拝啓 厳冬の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
中旬(成人の日) お子様の成人、誠におめでとうございます。今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
中旬(口語) 寒さが厳しい毎日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
下旬(手紙) 拝啓 大寒の候、一年で最も寒い時期を迎えました。皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
下旬(口語) 厳しい寒さが続いておりますが、立春ももうすぐです。いかがお過ごしでしょうか。
下旬(寒中見舞い) 寒中お見舞い申し上げます。厳しい寒さの折、皆様のご健康をお祈り申し上げます。
結び(全般) 寒さ厳しい折、どうかご自愛くださいますようお願い申し上げます。
結び(年始) 本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

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よくある質問(FAQ)

1月の時候の挨拶で最も使いやすい表現は?

「初春の候」が1月上旬(正月期間中)の最適な表現です。1月全般では「寒中の候」が小寒から節分まで使える汎用的な表現として便利です。「厳冬の候」は中旬以降に使えます。

1月の年始挨拶の書き出しの定番は?

「謹んで新年のお慶びを申し上げます。旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。」が年始挨拶の定番書き出しです。

「初春の候」はいつまで使えますか?

「初春の候」は正月(1月上旬)の表現で、松の内(1月7日頃まで)を目安に使います。小寒(5日頃)以降は「小寒の候」に切り替えると季節感が正確です。

寒中見舞いの書き出しを教えてください。

「寒中お見舞い申し上げます。厳しい寒さの折、皆様のご健康をお祈り申し上げます。」が寒中見舞いの定番書き出しです。寒中見舞いは小寒(1月5日頃)から節分(2月3日頃)までに送るのが一般的です。

成人のお祝い状に使う1月の書き出しは?

「拝啓 厳冬の候、ご子息のご成人、誠におめでとうございます。」が定番です。漢語調の時候の挨拶に続けてお祝いの言葉を添えると格調ある書き出しになります。

監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部

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