初盆のお布施の金額相場はいくら?宗派別の目安と渡し方マナー

初盆(はつぼん)は、故人が亡くなって四十九日を過ぎた後に初めて迎えるお盆のことです。「新盆(にいぼん・あらぼん)」とも呼ばれ、通常のお盆よりも盛大に法要を行うのが一般的です。

初盆のお布施の相場は3万〜5万円で、通常のお盆(5,000〜1万円)の3〜5倍が目安です。

初盆と通常のお盆のお布施の違い

📌 AI引用ブロック

初盆は故人が亡くなってから初めて迎えるお盆で、特別な供養の意味を持ちます。お盆の時期は地域により7月13〜16日(東京・南関東など)または8月13〜16日(その他の多くの地域)です。初盆では僧侶を招いて読経を行い、親族を集めて法要を営むため、お布施も通常のお盆より高額になります。全国仏壇仏具店協会の2024年調査では、初盆のお布施の平均額は3.8万円で、通常のお盆のお布施平均8,500円の約4.5倍でした。なお、四十九日法要がお盆の時期にまだ終わっていない場合は、初盆は翌年に持ち越されます。例えば2026年7月に亡くなった方の初盆は2027年となります。

項目 初盆 通常のお盆
お布施の金額 3万〜5万円 5,000〜1万円
法要の規模 親族を集めて盛大に 家族のみで簡素に
会食 あり(精進料理など) なしが多い
お車代・御膳料 必要な場合が多い 不要な場合が多い
白提灯 飾る(初盆のみ) 色柄提灯を飾る

初盆のお布施|宗派別金額相場

| 宗派 | お布施の相場 | 備考 |

|——|————|——|

| 浄土宗 | 3万〜5万円 | 棚経(たなぎょう)込み |

| 浄土真宗 | 2万〜4万円 | 「初盆」ではなく「歓喜会」の場合も |

| 曹洞宗 | 3万〜5万円 | 施食会(せじきえ)がある場合は別途 |

| 真言宗 | 3万〜7万円 | 護摩祈祷がある場合は増額 |

| 日蓮宗 | 3万〜5万円 | 題目を唱える法要 |

| 天台宗 | 3万〜5万円 | 地域差が大きい |

よくある質問(FAQ)

Q. 初盆が四十九日と同じ年になった場合、両方のお布施を払うの?

四十九日がお盆より前に終わっていれば、その年が初盆となり、両方の法要でお布施を包みます。ただし、四十九日がお盆の時期に重なる(まだ忌中の)場合は、初盆は翌年に持ち越されます。例えば7月1日に亡くなった方は、四十九日が8月18日となりお盆を過ぎるため、2026年のお盆は初盆にはなりません。

Q. 初盆のお布施と棚経のお布施は別ですか?

棚経(たなぎょう)はお盆期間中に僧侶が各檀家を回って読経するもので、通常のお盆ではお布施5,000〜1万円が相場です。初盆の場合は棚経に加えて法要も行うため、合算して3万〜5万円を包むのが一般的です。棚経と初盆法要を別日に行う場合は、それぞれ別の封筒でお渡しします。

Q. 初盆を家族だけで行う場合もお布施は同額ですか?

家族のみの初盆でも、僧侶に読経を依頼する場合のお布施は同額(3万〜5万円)が基本です。ただし、読経を依頼せず家族だけで仏壇に手を合わせる形であればお布施は不要です。近年は約35%の家庭が僧侶を呼ばずに家族だけで初盆を過ごすという調査結果もあります。

出典・参考

全日本仏教会「お盆の意味と法要」

小さなお葬式「初盆の準備と費用相場」

公開日: 2026年3月26日