七夕に関する雑学・トリビアあれこれ



七夕は言わずと知れた7月7日に短冊にお願いごとを書いてお願いごとをする日です。
とてもなじみの深い七夕に関連してとても面白い雑学やトリビアを集めてみました。

おりひめ・ひこぼしの雑学・トリビア

おりひめとひこぼし七夕の主役と言えば織り姫とひこぼしですね。そんな二人ですが小さい頃に聞いていた記憶は美化されてちょっと間違った覚え方をしている人が多いようです。ここではそんな二人についての雑学・トリビアを紹介します。

おりひめとひこぼしは「恋人」ではなかった!!

ふたりの関係は実は夫婦です。天の神さまの計らいによってお見合い?により夫婦になりました。新婚からしばらくの間遊びほうけていたことが原因で引き離され一年に一度だけ会うことを許されるようになったのです。



おりひめのファッションセンスは…ボロ

美男美女と記憶されている方が多いと思いますが、おりひめの身なりは実際には機織りに没頭しすぎて、身なりなどは全く気にしていなかったようです。



おりひめとひこぼしの夫婦別居の距離はなんと約140兆キロ

地球から見たらおりひめとひこぼしの象徴とされている星はちょうど天の川と呼ばれる星々をはさんでいるように見えるのですが、天文観測の技術の向上とともに2人の距離がずいぶんと分かってきているようです。
その距離約140兆キロ……遠距離なんて物じゃありませんね(笑
北海道・稚内から沖縄・石垣島までで約3000kmなので、この約473億倍。
東京―ニューヨーク間が約11,000kmなので、この約129億倍です。

七夕飾りの雑学・トリビア

七夕飾りの短冊何となく教えてもらったから七夕飾りはこんな感じという認識で覚えてしまっているかと思いますが、よくよく考えるとなぜ短冊?なぜ笹?などいろいろ考えだしたらきりがないのが七夕飾りです。



短冊はなぜ五色?

短冊にはなぜ5色の短冊に飾るのかという疑問がわいて調べてみると、それぞれの色には「木・火・土・金・水」が割り当てられていて中国から伝わってきた当初の「五行説」に求めているようです。短冊の色を、赤・青・黄・白・黒の五色とし、墨と同じ色の黒を紫色に代えて使っているのは、宇宙の物の形の移り変わる様子をあらわしているのだとか。

短冊への願いとおりひめひこぼしは関係ない!

実は短冊にお願いごとをすると叶うといった内容は七夕伝説の中では登場しません。
宮中の遊びとして梶の葉に和歌を書いて楽しんでいたことが現在の短冊に願いを書くことの由来となっているようです。

七夕のお願いごとは元々は習字や織物などの上達だった!

今では多くの人が好きなお願いごとを書いている短冊ですが、七夕の時のお願いごとは始まりは、書道や織物などの習い事の上達をお願いするものでした。
現代人の叶えたいお願いがだんだんと複雑化するに伴って変化してきたのが七夕の特徴のようで、始まりのことから考えるとかなり変化にとんだ行事になっているようです。



七夕の食べ物の雑学・トリビア

七夕の日に食べる物というのがあるのをご存知ですか?地域によってはあまり馴染みがないこともあると思いますが、国内で行われている七夕をお祝いする日に食べるものが存在していました。著者の地域では七夕とあまりなじみ深くなかった物でしたがこのような文化があるんですね。



その他の雑学・トリビア

七夕に関する雑学はこの他にもいろいろとあります。
いろんなものが生み出されているのは七夕を大事にしてきたことの現れか?

7月7日はポニーテールの日

日本ポニーテール協会が定めた記念日です。なぜこの日がそのようになったかというと……七夕伝説で織り姫がポニーテールだったから(笑

⇒ 日本ポニーテール協会