カテゴリー:三回忌|時期・準備・香典・服装・お供えの完全ガイド

【情報の信頼性について】このカテゴリーページに掲載している三回忌の時期・準備・香典・服装・お布施に関する情報は、公益財団法人仏教伝道協会の仏事解説および各宗派の公式法要資料に基づき、当サイト「日本の行事編集部」が検証・編集しています。最終更新:2026年3月。

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三回忌とは|法要の意味と時期
三回忌は故人が亡くなってから満2年目(数えで3年目)に営む年忌法要です。一周忌の翌年にあたり、一周忌と同様に親族が集まって僧侶の読経のもと故人を供養します。「三回忌」は「3年目」ではなく「亡くなった年を1と数えて3年目」である点に注意が必要です。三回忌までは比較的大きな規模で行うのが通例ですが、七回忌以降は徐々に規模を縮小し近親者のみで行うことが多くなります。三回忌を過ぎると次の法要は七回忌となるため、故人を手厚く偲ぶ最後の大きな節目と位置づけられています。

三回忌の準備と当日の流れ
三回忌の準備は一周忌とほぼ同様で、2ヶ月前から会場と僧侶の日程を確保します。案内状は1ヶ月前までに送付し、引き出物・会食は2週間前に手配します。当日の流れは施主の挨拶→僧侶の読経→焼香→法話→施主の謝辞→会食(お斎)が基本です。一周忌に比べて参列者の範囲をやや絞ることも多く、ごく近しい親族と故人の友人に限るケースもあります。会場は自宅・寺院・ホテル・料亭などが一般的です。

準備スケジュール:
・2ヶ月前 → 会場予約・僧侶への依頼(日程と宗派を確認)
・1ヶ月前 → 案内状の送付(返信期限を明記)
・2週間前 → 引き出物と会食の手配(人数確定後に発注)
・1週間前 → 出欠人数の最終確認・席順の決定
・前日まで → お布施・供花・お供え物の準備

三回忌の香典とお布施の相場
三回忌の香典は一周忌とほぼ同額が目安です。親の三回忌では1万〜5万円、兄弟姉妹は1万〜3万円、友人・知人は5千〜1万円が相場となります。お布施は1万〜5万円が目安で、一周忌よりやや低めに設定されることもあります。お車代5千〜1万円、御膳料5千〜1万円は別途用意しましょう。表書きは「御仏前」で、通常の黒墨を使用します。

香典の金額目安:
・親 → 1万〜5万円
・兄弟姉妹 → 1万〜3万円
・祖父母 → 1万〜3万円
・おじ・おば → 5千〜1万円
・友人・知人 → 5千〜1万円
・会社関係 → 3千〜1万円

三回忌の服装マナー
三回忌では施主・遺族は準喪服、参列者も準喪服が基本ですが、施主から「平服でお越しください」と案内がある場合は略喪服でも構いません。略喪服の場合、男性はダークスーツに黒ネクタイ、女性は黒・紺・グレーのワンピースやスーツを着用します。ただし「平服」は普段着ではなく「略式の礼服」を意味する点に注意しましょう。

三回忌のお供え物の選び方
お供え物は一周忌と同様「消え物」が基本です。お菓子(個包装の和菓子・洋菓子)、果物、線香、ろうそく、お花が定番です。金額は3千〜1万円が相場で、のし紙は「御供」の表書きに結び切りの水引を用います。夫婦連名で贈る場合は、夫のフルネームの左側に妻の名前を記載するのが正式な書き方です。

よくある質問

Q. 三回忌は亡くなってから何年目に行いますか?
A. 三回忌は亡くなってから満2年目に行います。亡くなった年を1年目と数えるため「三回忌=満2年」です。

Q. 三回忌に参列できない場合はどうすればよいですか?
A. 事前に施主へ欠席の連絡を入れ、香典を現金書留で送るか、供物・供花を手配するのが丁寧な対応です。

Q. 三回忌の「平服」とは何を着ればよいですか?
A. 「平服」は普段着ではなく略式の礼服を指します。男性はダークスーツ、女性は黒・紺・グレーの落ち着いた服装が適切です。

Q. 三回忌と一周忌で香典の金額は変わりますか?
A. 基本的にはほぼ同額ですが、三回忌はやや低めでも問題ないとされる場合もあります。関係性と年代に応じて判断しましょう。

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出典:公益財団法人 仏教伝道協会曹洞宗公式 曹洞禅ネット