12月に入ったら、カレンダーに年末の予定を書き込んでみましょう。
予定が書き込まれた分、気忙しさも増すように思われますが、目で見て確認することで忘れることはありませんから、間際になって慌てることもなくなります。

20日以後には「天皇誕生日」の休日と「クリスマス」と続くので、済ませなければなにないことがぎっしり詰まってしまいますから、早め早めに心掛けていきたいものです。

すす払いと大掃除

「すす払い」と言う言葉は、現在ではテレビや新聞で見るくらいで、日常は使っていません。
江戸城で、12月13日に行っていたのが由来だそうです。
13日に限らず全国的に「すす払い」は行われていて、有名寺社などでは年末の風物詩にもなっています。

行事的な「すす払い」は、一般的には「大掃除」と考えてよいでしょう。
正月を迎える・歳神様をお迎えする準備の、最初の行事である「清掃」ということになります。

しかし近年では13日にこだわらず、家族の都合に合わせて、しかも天候の状態もふさわしい日に「大掃除」をすることが多いようです。

目安として、13日は「そろそろ大掃除の準備」を計画的に始める頃と考えましょう。
少しずつでも掃除を進めて隅々まで汚れを取り払い、歳神様を気持ちよくお迎えしたいものですね。

お正月事始め

13日は、正月準備を始める時ともされていて、「事始め」とも呼ばれます。
難しい説明は省きますが、占いによるめでたい日「鬼宿の日・お釈迦様が生まれた日」とのことで、大切な年神様を迎える準備を始める日に相応しい、と考えられたようです。

昔は、お正月に必要になる薪などを山に採りに行くという習慣もあったようです。
現在なら、新年度のカレンダーや手帳を用意することで、新年への気持ちの切り替えにもなります。

13日には、「針供養」などもありました。
一年間お世話になった様々な道具に感謝する行事で、代表的なものが「針供養」です。
昔の衣服である着物を仕立て上げる為には、大切な道具の針です。
針仕事を休み、折れた針を柔らかい豆腐やこんにゃくに刺して供養し、裁縫の上達を祈りました。
地域によって、12月または2月に行われているようです。

年賀状

日本特有の新年の挨拶状・年賀状を用意して、そろそろ書き始めるのは何時頃でしょうか。
じっくり丁寧に手書きにするのなら、12月始め頃から書き始め、15〜20日から投函したいものです。

最近では、表書きまで全てを機械任せの年賀状も少なくありません。
ゆっくり拝見できる「賀状」が、少なくなっているのも事実です。

中には「メールで新年の挨拶」もあるそうで、少し淋しい気もします。
目上の方には字数の少ない賀状は失礼なので、「謹賀新年」など四文字以上のあいさつ文で、など知っておくことも大切ですね。

冬至で厄払い

12月22日・冬至と言うと「柚子湯」や「カボチャを食べる」が直ぐに思い浮かびます。
それほど生活に密着している行事といえるのでしょう。

太陽の位置が最も低く、夜が一番長いとされる日です。
翌日から日が延びるために、「陰が極まり陽にかえる日」と考えられて、「この日を境に運が向いてくる」とされたようです。

難しい由来は分からなくても、寒くなってくる時期ですから、「風邪を引かないようにカボチャを食べ」「柚子湯で冷えた体を温めて風邪を予防」して、元気でお正月を迎えたいものですね。

昔は、「赤い魔除けの色の小豆」を入れた小豆粥で「厄払い」もしたそうですから、カボチャと小豆の両方で『ダブル厄払い』の料理を作るのも良いですね。

歳の市

街やテレビなどの「クリスマスムード」が終わった26日、世間は一気に正月気分になります。
「歳の市」もこの日から始まるようです。

本来の「歳の市」は寺社などの最後の縁日で、正月関連の品々が並びました。
「羽子板市」などが有名ですね。

近年は少なくはなりましたが、街角に「正月飾り」を売る露天も出ました。
門松やしめ飾り等を調え、鏡餅やお節料理など、お正月の準備を本格的に始めましょう。

日用品・下着や歯ブラシなども新品を揃えることで、気分も改まって新年を迎えられますね。

大掃除

少しずつ気になる所は掃除していても、玄関や窓、換気扇など、日ごろは掃除しない場所は、できれば家族の手が揃う27〜28日頃が良いのではないでしょうか。
昼食は外食やデリバリーなどで簡単に済ませ、朝から一気に済ませてしまいましょう。

もちろん掃除用の洗剤や道具類は、事前に準備しておきす。
少し多めに用意することが、足りなくなって慌てることが無いのでお勧めです。

晴れた少し風がある日が「大掃除に適した日」のようですから、家族で力を合わせて「新年を迎える綺麗な家」にしたいものですね。

おせち料理の準備

最近の「お節セットの販売」は、10月から始まるところもあってとても華やかで賑やかです。
家族の好みもありますから、「セット+手造りのおせち料理」という形が増えているのではないでしょうか。

野菜や日持ちするもの、冷凍品など、料理する内容を考え合わせて材料の準備を整えます。
大晦日が迫ってくると気忙しいですから、30日までには買い物は終えたいもの。

「祝箸」も買い忘れの無いようにしましょう。
おせち料理は特別な料理ですから、「厄を払う柳の箸」でいただきます。

お正月飾り

正月飾りは、何時飾るのが良いのでしょうか。
歳神様がお出でになる際の目印でもあり、神聖な場として飾る門松としめ飾り、歳神様の拠り処である鏡餅ですから、良い日を選びたいものです。

できれば「大掃除」が済んでからが相応しいでしょうが、28日は「末広がり」で縁起の良い日だそうです。

「一夜飾り」にしないために31日と、また九・苦のつく日である29日は避けます。
28日が都合が悪かったら、30日には飾りたいものですね。

大晦日

本来の昔からの「大晦日」は、除夜の鐘を聞いて初詣に出掛け、「歳神様の訪れ」を寝ないで待つ日だったようです。

「除夜の鐘」は、人間の百八つの煩悩を取り去ってくれるものとされています。
最後の一つだけ新年に打つのが決まりですから、「除夜の鐘」を聞くためには寝るわけにはいきません。

そして「年越し蕎麦」を食べるのですが、年越しと言うのですから旧年と新年にまたがって食べるのが本来の形なのでしょう。
近年は、大晦日の夕食に形を変えていることが多いようですが、年を越しながら食べる蕎麦の由来は…。

細く長く長寿を祈って、金運上昇(昔金粉を集めるためにそば粉を利用したため)、切れやすいので苦労との縁を切る、等々「新年が良い年になるように多くの願い」が込められているそうです。