いよいよ年の瀬が迫ってきました。
「新しい年を迎える」「歳神様をお迎えする」準備で、12月の残り少ない日々は飛ぶように過ぎ、最後の日になります。

世界各国での『年越し』は、多くは賑やかに祝うようです。
日本でも古来の年越し行事の他に、新しい行事としてのコンサートやカウントダウン、花火大会などが開かれているようです。

新年を迎えるのですから、賑やかに楽しむのは良いことでしょう。
でも、日本古来から形は少しずつ変わっていても、長く続いてきた行事も知っておきたいですね。



年男

年越しの行事に、なぜ「年男」が入っているのか、不思議に思う人も多いのではないでしょうか。
「年男」とは、元来は『正月の行事・準備を取り仕切る人』を指して呼んだのだそうです。
その年の干支に当たる男性が、「節分の豆撒きをする」というだけではないようです。

節分の由来をしれば節分はもっと楽しくなる!

昔の「年男」はその家の家長・主人が勤めたようで、暮れの行事の全てをし切っていたとか。
大掃除・正月の飾りの準備と飾りつけ・歳神様へのお供え・お節料理作りの準備、若水汲み、といった正月の全ての準備を行っていたそうです。

現代の主婦が担っている「歳末の正月準備」が、全て家長の年男の役目だったのです。
仕事の他にもこなさなければならないこの「年男の役目」は、多忙で大変なことから、次第に長男や奉公人などの若い男性が努めるようになったとか。

主婦にとっては、せめて「大掃除の時」だけでも、旦那様に一家の長として差配してもらいたいものですね。

2018年(平成30年)の干支

今年の干支|来年の干支がわかる



年越しそば

大晦日に寝ないで除夜の鐘を聞き、そして「年越し蕎麦」を食べるのですが、年越しと言うのですから旧年と新年にまたがって食べるのが本来の形なのでしょう。
近年は、大晦日の夕食に形を変えていることが多いようですが、年を越しながら食べる蕎麦の由来は…。

江戸時代に定着した食習慣だそうで、いくつか由来はあるようです。

蕎麦は細く長く伸びるためとの縁起説で、長寿を祈って家運が伸びるようにとか。
昔の金箔の細工師が金粉を集めるためにそば粉を利用したことからの 金運上昇説。
蕎麦は切れやすいので悪縁を切る為。
等々「新年が良い年になるように多くの願い」が込められているそうです。

近年はこの「年越し蕎麦」も形を変えて、31日の夕食として摂られる場合も少なくないとのこと。
どのような形であっても、行事食として残っていくことに意味があるのかもしれませんね。

年越しの行事といえば大晦日

年越しの最後の行事に位置付けられている大晦日は実はとても大事な1日でその日に行う行事や由来などきちんとしたものがあります。

大晦日にはこんな由来があった!大晦日の過ごし方をしろう!