公開日: 2026年4月7日 | 最終更新: 2026年5月5日
8月中旬(8月11日〜20日)の時候の挨拶は「残暑の候」「晩夏の候」「お盆」が三本柱です。お盆(8月13〜16日)・終戦記念日(8月15日)・夏季休業の本番期間と独自の社会的シーンが集中する旬。「立秋」から「残暑」「晩夏」「炎天」へ表現の軸が秋への入り口に向かいます。本記事では8月中旬限定の書き出し・結び・お盆対応の例文を深掘りします。8月全般は 8月の時候の挨拶 カテゴリページ、上旬・下旬は 8月上旬・8月下旬 をご覧ください。
8月中旬に使える漢語調表現5選
| 表現 | 読み方 | 使用期間 | 使いどころ |
|---|---|---|---|
| 残暑の候 | ざんしょのこう | 立秋〜8月末 | 立秋以降の暑さの万能表現 |
| 晩夏の候 | ばんかのこう | 8月中旬〜下旬 | 夏の終わりを表す情緒表現 |
| 炎天の候 | えんてんのこう | 8月中旬 | 燃えるような炎天を表す格調表現 |
| 暮夏の候 | ぼかのこう | 8月中旬〜下旬 | 夏が暮れていく情緒表現 |
| 残炎の候 | ざんえんのこう | 8月中旬〜下旬 | 立秋後の残る暑さを情緒的に表す |
節気の正確な日付は 国立天文台、表記は 文化庁 をご参照ください。8月の漢語調10選は 8月カテゴリページ、季語は 季語 8月 をどうぞ。
8月中旬の書き出し例文|漢語調・和語調・カジュアル
漢語調の書き出し
- 拝啓 残暑の候、貴社ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。
- 謹啓 晩夏の候、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 残暑お見舞い申し上げます。
和語調の書き出し
- お盆を控え、皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。
- 残暑なお厳しき折、お元気でお過ごしですか。
- ご先祖様をお迎えする頃となりました。
カジュアル
- お盆休みはどう過ごされますか。
- 立秋を過ぎても、まだまだ暑いですね。
- 夏休みも終盤、お子様もお元気ですか。
8月中旬の結びの言葉
| シーン | 結び例 |
|---|---|
| 取引先 | 残暑なお厳しき折、ご自愛のほどお祈り申し上げます。 敬具 |
| 上司 | 晩夏の折、ご自愛のほど切にお祈り申し上げます。 敬具 |
| 家族・親戚 | お盆も無事に終わりますよう、お元気でお過ごしください。 |
| 友人 | 残暑バテに気をつけて。お盆休みを楽しんでね。 |
| お盆の結び | ご先祖様を心に、ご家族皆様お健やかにお過ごしください。 |
8月中旬のビジネスメール|お盆休業中・休業明け予告
8月中旬のビジネスメールは「お盆休業中の最終連絡」「休業明けの業務再開予告」「残暑見舞い兼用」が主要シーンです。本格的なビジネスメール集は 8月ビジネス時候の挨拶 をご活用ください。
本文例(取引先・お盆中の業務体制)
件名:【残暑の候】お盆休業中の業務体制について
拝啓 残暑の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。さて、お盆休業(8月13日〜16日)期間中はご不便をおかけします。8月◯日より通常業務に戻りますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。残暑なお厳しき折、ご自愛のほどお祈り申し上げます。 敬具
8月中旬の手紙・はがきに使える季節の言葉
残暑見舞い、お盆の挨拶、終戦記念日への思い、夏季休業中の業務連絡などが8月中旬の主要シーンです。「お盆の灯篭」「ご先祖様への思い」「夏祭りの太鼓」「向日葵の終わり」「蜩の声」「夕涼みの風」など、お盆と夏の終わりが共存する独特の情景です。
編集部 取材ノート|8月中旬の手紙文化
お盆(8/13〜16)の手紙シーン
編集部の見立てでは、お盆期間中はご先祖様をお迎えする静かな時期として、派手な書き出しよりも落ち着いた和語調が好まれます。「お盆を迎えるにあたり」「ご先祖様をお迎えする頃」のような書き出しが、お寺関係・親戚への手紙では特に喜ばれます。
終戦記念日(8/15)の手紙作法
編集部相談データでは、終戦記念日は時候の挨拶では「直接触れない」のが基本マナー。お盆と重なる日でもあり、明るい話題や派手な書き出しを避け、相手の気持ちに配慮した落ち着いた表現が望まれます。
残暑見舞いの最終便
編集部の見立てでは、残暑見舞いは8月末頃までが目安。8月中旬は残暑見舞いの本番で、最も多く投函される時期です。文章の格調は 文化庁 の指針も参考になります。
8月中旬 ここだけの3つの特徴
① お盆という年中行事の本番期
8月13〜16日のお盆は8月中旬の独自シーン。ご先祖様への思いを込めた静かな手紙文化が展開されます。
② 残暑見舞いの本番期
立秋を過ぎ、残暑見舞いの本番期。「残暑お見舞い申し上げます」を冒頭に置く手紙が集中します。
③ 終戦記念日(8/15)への配慮
8月15日の終戦記念日は時候の挨拶で直接触れないのが基本マナー。相手への配慮が問われる旬です。
8月中旬の時候の挨拶 よくある質問
Q1. お盆期間中のビジネスメールはどう書く?
「お盆中は弊社も休業させていただきます」とだけ書く簡潔さが好印象。お盆らしい気遣いが伝わります。
Q2. 残暑見舞いの締切は?
8月末頃が目安。9月以降は秋の表現に切り替えるのがマナーです。
Q3. 終戦記念日(8/15)にメールを送ってもいい?
業務メールは避ける、または送る場合は明るい話題を控えるのが配慮。「お盆を迎え」のような書き出しに留めます。
Q4. 「晩夏の候」と「残暑の候」の違いは?
「晩夏の候」は夏の終わりを情緒的に、「残暑の候」は立秋後の暑さを格調高く表現。両者ほぼ同じ時期に使えます。
Q5. お盆明けの業務再開メールは?
「拝啓 残暑の候、お盆休業期間中はご不便をおかけしました。本日より通常業務に戻りました」が定型です。
8月の他の旬は 8月上旬・8月下旬、ビジネスは 8月ビジネス、季語は 季語 8月 をご覧ください。
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最終更新:2026年5月5日
監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部
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