8月下旬の時候の挨拶|処暑・晩夏・秋の気配の書き出し例文&ビジネス・手紙の結びの言葉

公開日: 2026年4月7日 | 最終更新: 2026年5月5日

8月下旬(8月21日〜31日)の時候の挨拶は「処暑の候」「新涼の候」「秋の気配」が三本柱です。処暑(8月23日頃)を迎え、朝夕に涼しさを感じ始める季節の転換期。残暑見舞いの最終盤、夏休み終了に向けた挨拶、9月への橋渡しが集中する旬。「残暑」「晩夏」から「処暑」「新涼」「初秋」へ表現の軸が秋へ向かいます。本記事では8月下旬限定の書き出し・結び・9月橋渡しの例文を深掘りします。8月全般は 8月の時候の挨拶 カテゴリページ、上旬・中旬は 8月上旬8月中旬 をご覧ください。

8月下旬に使える漢語調表現5選

表現 読み方 使用期間 使いどころ
処暑の候 しょしょのこう 8月23日〜9月6日頃 二十四節気「処暑」対応・下旬の主役
新涼の候 しんりょうのこう 8月下旬 初秋の涼しさを感じる頃の改まった表現
初秋の候 しょしゅうのこう 8月下旬〜9月上旬 秋の始まりを表す格調表現
晩夏の候 ばんかのこう 8月下旬 夏の終わりを表す情緒表現
残暑の候 ざんしょのこう 立秋〜8月末 下旬でも引き続き使える

節気の正確な日付は 国立天文台、表記は 文化庁 をご参照ください。8月の漢語調10選は 8月カテゴリページ、季語は 季語 8月 をどうぞ。

8月下旬の書き出し例文|漢語調・和語調・カジュアル

漢語調の書き出し

  1. 拝啓 処暑の候、貴殿におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
  2. 謹啓 新涼の候、貴社いよいよご隆盛のこととお喜び申し上げます。
  3. 拝啓 初秋の候、お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。

和語調の書き出し

  1. 朝夕に秋の気配を感じる頃となりました。お変わりございませんか。
  2. 夏休みも終わりに近づき、ご家族皆様お元気でお過ごしのことと存じます。
  3. 蜩の声に夏の終わりを感じる頃、皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。

カジュアル

  1. 朝夕涼しくなってきましたね。
  2. もうすぐ夏休みも終わりですね。
  3. 9月が見えてきました。お元気で。

8月下旬の結びの言葉

シーン 結び例
取引先 朝夕の涼しさが心地よい折、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。 敬具
上司 季節の変わり目、ご自愛のほど切にお祈り申し上げます。 敬具
家族・親戚 夏の疲れが出やすい折、お身体大切にお過ごしください。
友人 9月までもう少し。夏の名残を楽しもうね。
9月への橋渡し 来月(9月)もどうぞよろしくお願い申し上げます。

8月下旬のビジネスメール|9月予告・夏休み明け

8月下旬のビジネスメールは「9月の業務予告」「夏休み明けの業務再開」「秋季キャンペーン予告」が主要シーンです。本格的なビジネスメール集は 8月ビジネス時候の挨拶 をご活用ください。

本文例(取引先・9月業務予告)

件名:【処暑の候】9月のご挨拶
拝啓 処暑の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。さて、来月(9月)の業務スケジュールについて、別添の通りご案内申し上げます。新涼の折、ご自愛のほどお祈り申し上げます。 敬具

8月下旬の手紙・はがきに使える季節の言葉

残暑見舞いの最終便、9月への橋渡し、夏休み終了の便り、新学期に向けた予告などが8月下旬の主要シーンです。「朝夕の涼しさ」「蜩の声」「秋の風が涼しい」「夏の名残のセミ」「処暑の頃」「秋の気配」など、夏の終わりと秋の入り口が共存する独特の情景です。

編集部 取材ノート|8月下旬の手紙文化

処暑(8/23頃)と「秋の気配」表現

編集部の見立てでは、処暑は「暑さが収まる」という季節の転換点。「朝夕に秋の気配を感じる頃」という書き出しは、相手に季節の動きを伝える格調ある表現です。

残暑見舞いの最終便

編集部相談データでは、残暑見舞いは8月末頃までが目安。8月下旬は残暑見舞いの最終投函期で、9月以降は秋の表現に切り替えるのがマナーです。

9月への橋渡しの結び

編集部の見立てでは、8月下旬の結びは9月の白露・秋分・敬老の日を意識した「秋への期待」を込めるのが格調を生みます。「来月(9月)もどうぞよろしく」のような結びが下旬らしい表現。文章の格調は 文化庁 の指針も参考になります。

8月下旬 ここだけの3つの特徴

① 処暑という秋への転換節気

8月23日頃の処暑は、暑さが収まる節気。「処暑の候」は他月では使えない、8月下旬限定の格調ある表現です。

② 「秋の気配」表現が解禁される

「朝夕に秋の気配」「新涼の候」「初秋の候」など、秋を表す表現が解禁される旬です。

③ 残暑見舞いの最終便

残暑見舞いの最終投函期。9月以降は秋の表現に切り替えるため、8月下旬が締切感のある旬です。

8月下旬の時候の挨拶 よくある質問

Q1. 「処暑の候」はいつから使えますか?

処暑(毎年8月23日頃、年により変動)から9月6日頃(白露前日)まで使えます。国立天文台 の暦表でご確認ください。

Q2. 残暑見舞いはいつまで送れる?

8月末頃が目安。9月以降は秋の表現(「初秋の候」「白露の候」)に切り替えるのがマナーです。

Q3. 「処暑の候」と「新涼の候」の違いは?

「処暑の候」は二十四節気の格調表現、「新涼の候」は初秋の涼しさを情緒的に表現。フォーマル度では「処暑の候」がやや上位です。

Q4. 9月への橋渡し文の書き方は?

「来月(9月)もどうぞよろしく」「新涼の折」のように、9月の秋を意識した結びが下旬らしい表現です。

Q5. 8月下旬の業務メールで気をつけることは?

「処暑」「新涼」「秋の気配」など秋の表現を取り入れること。8月中旬までと違い、秋の予兆を意識した文面が好印象です。

8月の他の旬は 8月上旬8月中旬、ビジネスは 8月ビジネス、9月への橋渡しは 9月上旬、季語は 季語 8月 をご覧ください。

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最終更新:2026年5月5日

監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部

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