公開日: 2026年4月7日 | 最終更新: 2026年5月5日
4月中旬(4月11日〜20日)の時候の挨拶は「春色の候」「惜春の候」「葉桜」が三本柱です。清明(4月5日頃)を過ぎて新年度の生活が本格始動、桜から葉桜へ移行、八重桜・つつじが咲き始める春の深まり期。「桜花」「春爛漫」から「春色」「惜春」「葉桜」へ表現が落ち着いた風情に変わります。本記事では4月中旬限定の書き出し・結び・新生活落ち着き期の例文を深掘りします。4月全般は 4月の時候の挨拶 カテゴリページ、上旬・下旬は 4月上旬・4月下旬 をご覧ください。
4月中旬に使える漢語調表現5選
| 表現 | 読み方 | 使用期間 | 使いどころ |
|---|---|---|---|
| 春色の候 | しゅんしょくのこう | 4月中旬 | 春の彩りを伝える情緒的表現 |
| 惜春の候 | せきしゅんのこう | 4月中旬〜下旬 | 春が過ぎ行くのを惜しむ表現 |
| 陽春の候 | ようしゅんのこう | 4月中旬 | 陽気な春を表す万能表現 |
| 春暖の候 | しゅんだんのこう | 4月中旬 | 春の暖かさを伝える定番 |
| 葉桜の候 | はざくらのこう | 4月中旬 | 桜が葉桜に変わる頃の和風表現 |
節気の正確な日付は 国立天文台、表記は 文化庁 をご参照ください。4月の漢語調10選は 4月カテゴリページ、季語は 季語 4月 をどうぞ。
4月中旬の書き出し例文|漢語調・和語調・カジュアル
漢語調の書き出し
- 拝啓 春色の候、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 謹啓 惜春の候、貴社いよいよご隆盛のこととお喜び申し上げます。
- 拝啓 陽春の候、お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
和語調の書き出し
- 桜から葉桜へと移ろう頃、いかがお過ごしでしょうか。
- 新生活の慌ただしさも一段落の頃、皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。
- 八重桜やつつじが咲き始める頃となりました。
カジュアル
- 桜も葉桜になってきましたね。新生活はいかがですか。
- 八重桜やつつじが綺麗な季節になりました。
- 新年度が始まって2週間、少しは慣れましたか。
4月中旬の結びの言葉
| シーン | 結び例 |
|---|---|
| 取引先 | 陽春の折、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。 敬具 |
| 上司 | 新年度の活動が本格化する折、ご自愛のほどお祈り申し上げます。 敬具 |
| 家族・親戚 | 春爛漫の折、お元気でお過ごしください。 |
| 友人 | 新生活も2週間、お互い疲れがたまる頃。体調に気をつけてね。 |
| 新生活応援 | 新しい環境でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。 |
4月中旬のビジネスメール|新年度本格始動
4月中旬のビジネスメールは「新年度の業務本格始動」「新規プロジェクトのキックオフ」「春の懇親会」が主要シーンです。本格的なビジネスメール集は 4月ビジネス時候の挨拶 をご活用ください。
本文例(取引先・新規プロジェクトキックオフ)
件名:【春色の候】◯◯プロジェクトキックオフのご案内
拝啓 春色の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。さて、新年度の◯◯プロジェクトを下記の通り開始いたしますので、キックオフ会議のご案内を申し上げます。陽春の折、ご自愛のほどお祈り申し上げます。 敬具
4月中旬の手紙・はがきに使える季節の言葉
新生活落ち着き期のご挨拶、八重桜・つつじの便り、新規プロジェクトのご案内、春の懇親会招待などが4月中旬の主要シーンです。「葉桜の頃」「八重桜の華やぎ」「つつじが咲く野原」「春の陽射しが眩しい」「新緑の予兆」「春の惜しまれる頃」など、春の深まりが映えます。
編集部 取材ノート|4月中旬の手紙文化
「惜春」表現の使いどころ
編集部の見立てでは、「惜春の候」は春が過ぎ行くのを惜しむ情緒的表現で、4月中旬から下旬にかけてが最適期。漢語調10選の中でも特に文学的な響きがあり、改まった手紙で格調を引き立てます。
葉桜の風情
編集部相談データでは、桜から葉桜への移行期は4月中旬の独自モチーフ。「葉桜の頃」と書くだけで、満開の華やぎから少し落ち着いた春の風情を伝えられます。
新生活の「2週間目の手紙」
編集部の見立てでは、4月中旬は新入社員・新入生・新生活者への「2週間目」のフォローアップ手紙が映える旬。「新生活も2週間、お疲れさまです」のような気遣いの一言が好印象。文章の格調は 文化庁 の指針も参考になります。
4月中旬 ここだけの3つの特徴
① 「惜春」「葉桜」という春の深まり表現
4月中旬は「惜春の候」「葉桜の候」など、春が深まりつつ過ぎ行くのを惜しむ独自の表現が映える旬です。
② 新生活2週間目のフォロー期
新年度開始から2週間。新入社員・新入生への気遣いの手紙が映える、新生活の「最初の壁」を支える旬です。
③ 桜から葉桜への移行期
桜の満開から葉桜への移行は4月中旬の独自シーン。風景の変化を表現に織り込めるのは限られた旬です。
4月中旬の時候の挨拶 よくある質問
Q1. 「春色の候」と「惜春の候」の使い分けは?
「春色の候」は春の彩りを情緒的に伝える表現、「惜春の候」は春が過ぎ行くのを惜しむ表現。フォーマル度では「惜春の候」がやや上位、情緒は「春色の候」が強めです。
Q2. 葉桜はいつから使えますか?
地域の桜の散り始め以降から。関東以南は4月中旬〜下旬、東北以北は4月下旬〜5月が目安です。
Q3. 新入社員へのフォロー手紙の書き出しは?
「拝啓 春色の候、新生活も2週間、いかがお過ごしでしょうか」のような書き出しが温かい印象。新生活の慌ただしさへの気遣いを伝えます。
Q4. 「陽春の候」はいつまで使えますか?
4月中旬まで。4月下旬以降は「晩春の候」「穀雨の候」へ移行するのが編集部の推奨です。
Q5. つつじの便りはいつから書けますか?
地域でつつじが咲き始めた頃から。関東以南は4月中旬〜下旬、東北以北は5月上旬以降が目安です。
4月の他の旬は 4月上旬・4月下旬、ビジネスは 4月ビジネス、やわらかい表現は やわらかい表現の基本、季語は 季語 4月 をご覧ください。
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最終更新:2026年5月5日
監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部
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