公開日: 2026年4月7日 | 最終更新: 2026年5月5日
4月下旬(4月21日〜30日)の時候の挨拶は「晩春の候」「穀雨の候」「ゴールデンウィーク前」が三本柱です。穀雨(4月20日頃)を迎え、春の最終盤と5月への移行期。ゴールデンウィーク(4/29〜5/5)直前の業務調整、新緑への期待、5月への橋渡しが集中する旬。「春爛漫」「桜花」から「晩春」「穀雨」「向暑」へ表現が春から夏への入り口に切り替わります。本記事では4月下旬限定の書き出し・結び・GW前対応の例文を深掘りします。4月全般は 4月の時候の挨拶 カテゴリページ、上旬・中旬は 4月上旬・4月中旬 をご覧ください。
4月下旬に使える漢語調表現5選
| 表現 | 読み方 | 使用期間 | 使いどころ |
|---|---|---|---|
| 晩春の候 | ばんしゅんのこう | 4月下旬 | 春の終わりを表す格調ある表現 |
| 穀雨の候 | こくうのこう | 4月20日〜5月4日頃 | 二十四節気「穀雨」対応 |
| 惜春の候 | せきしゅんのこう | 4月下旬 | 春が過ぎ行くのを惜しむ表現 |
| 暮春の候 | ぼしゅんのこう | 4月下旬 | 春が暮れていく頃の情緒的表現 |
| 新緑の候 | しんりょくのこう | 4月下旬〜5月上旬 | 新緑が芽吹き始める頃 |
節気の正確な日付は 国立天文台、表記は 文化庁 をご参照ください。4月の漢語調10選は 4月カテゴリページ、季語は 季語 4月 をどうぞ。
4月下旬の書き出し例文|漢語調・和語調・カジュアル
漢語調の書き出し
- 拝啓 晩春の候、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 謹啓 穀雨の候、貴社いよいよご隆盛のこととお喜び申し上げます。
- 拝啓 新緑の候、お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
和語調の書き出し
- 新緑が日に日に色濃くなる頃となりました。お変わりございませんか。
- 春も終わりに近づき、初夏の予兆を感じる頃となりました。
- ゴールデンウィークを前に、何かとお忙しい毎日と拝察いたします。
カジュアル
- 新緑が綺麗な季節になりましたね。
- もうすぐゴールデンウィーク。予定はもう決まりましたか。
- 春が過ぎていくのが早いですね。
4月下旬の結びの言葉
| シーン | 結び例 |
|---|---|
| 取引先 | 新緑の折、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。 敬具 |
| 上司 | GW前の慌ただしい折、ご自愛のほど切にお祈り申し上げます。 敬具 |
| 家族・親戚 | 新緑の眩しい頃、お元気でお過ごしください。 |
| 友人 | GW、楽しんでね。よい休みになりますように。 |
| GW前ビジネス | 連休中はお互いリフレッシュし、また連休明けにお会いしましょう。 |
4月下旬のビジネスメール|GW前業務調整
4月下旬のビジネスメールは「ゴールデンウィーク前の業務調整」「GW中の連絡先案内」「5月への引き継ぎ」が主要シーンです。本格的なビジネスメール集は 4月ビジネス時候の挨拶 をご活用ください。
本文例(取引先・GW前業務調整)
件名:【晩春の候】GW期間中のご案内
拝啓 晩春の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。さて、ゴールデンウィーク期間中の弊社業務体制について別添の通りご案内申し上げます。連休期間:4月◯日〜5月◯日。新緑の折、ご自愛のほどお祈り申し上げます。 敬具
4月下旬の手紙・はがきに使える季節の言葉
GW前の挨拶、新緑の便り、5月への橋渡し、お子様の連休予定の連絡などが4月下旬の主要シーンです。「新緑が眩しい頃」「藤の花が満開」「鯉のぼりが空に泳ぐ」「八重桜の散り際」「春の終わりの寂しさ」「初夏の予兆」など、春の終わりと夏の入り口が共存する独特の情景です。
編集部 取材ノート|4月下旬の手紙文化
ゴールデンウィーク前の業務調整メール
編集部の見立てでは、GW前の業務調整メールは4月下旬の独自シーン。「連休前にご一報を」「連休明けの最初の業務日にご連絡」など、GWを挟んだ業務スケジュール調整が必須です。
新緑の表現の活かし方
編集部相談データでは、4月下旬は「新緑の候」が解禁される旬。「新緑が日に日に色濃くなる」のような書き出しは、春から初夏への移行を伝える絶好の表現です。
「晩春」「暮春」の使い分け
編集部の見立てでは、「晩春の候」は春の終わりを格調高く、「暮春の候」は春が暮れていく情緒を強調する表現。フォーマル文書では「晩春の候」、和歌的な情緒を求めるなら「暮春の候」が映えます。文章の格調は 文化庁 の指針も参考になります。
4月下旬 ここだけの3つの特徴
① ゴールデンウィーク前の業務調整期
4月下旬はGW直前の業務調整が集中する独自の旬。連休を挟む業務スケジュールメールが頻発する年間で唯一の月です。
② 「新緑」表現が解禁される
4月下旬は「新緑の候」が解禁される旬。春から初夏への移行を伝える格調ある表現として、5月上旬まで使えます。
③ 春の終わり・夏の予兆が共存
「晩春」「暮春」と「新緑」「初夏の予兆」が同居する独特の旬。表現の幅が広く、書き分けの楽しさがある月の締めくくりです。
4月下旬の時候の挨拶 よくある質問
Q1. 「穀雨の候」はいつから使えますか?
穀雨(毎年4月20日頃、年により変動)から5月4日頃(立夏前日)まで使えます。国立天文台 の暦表でご確認ください。
Q2. GW前の取引先メールで気をつけることは?
連休期間と連休中の連絡先(または連絡不可)を必ず明記すること。「連休前にお返事を」「連休明けの◯日にご連絡を」など、業務調整を明確にします。
Q3. 「新緑の候」と「晩春の候」の使い分けは?
「新緑の候」は新緑が芽吹き始める情緒的表現、「晩春の候」は春の終わりを格調高く表す表現。新緑が確認できる地域なら「新緑の候」、汎用なら「晩春の候」が適切です。
Q4. 5月への橋渡しの結び文は?
「新緑の折、皆様のご活躍をお祈り申し上げます」「初夏に向けて、ますますのご発展を」など、5月への期待を込めた結びが4月下旬らしい表現です。
Q5. 4月末日(4/30)の業務締めメールは?
「拝啓 晩春の候、本月も大変お世話になりました。来月(5月)もよろしくお願い申し上げます」のように、月締めとGW前の二重の意味を込めます。
4月の他の旬は 4月上旬・4月中旬、ビジネスは 4月ビジネス、やわらかい表現は シーン別やわらかい表現、5月への橋渡しは 5月上旬、季語は 季語 4月 をご覧ください。
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最終更新:2026年5月5日
監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部
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