時候の挨拶 5月上旬|薫風・立夏・八十八夜の書き出し例文と結びの言葉・手紙の書き方

公開日: 2026年4月7日 | 最終更新: 2026年5月5日

5月上旬(5月1日〜10日)の時候の挨拶は「立夏の候」「薫風の候」「八十八夜」が三本柱です。立夏(5月5〜6日頃)を境に夏の入り口、こどもの日(5/5)の節句、ゴールデンウィーク明けの業務再開、八十八夜(立春から88日目)と、春から夏への移行と長期休暇明けが交差する旬。「晩春」から「立夏」「薫風」「新緑」へ表現が初夏へ切り替わります。本記事では5月上旬限定の書き出し・結び・GW明け対応の例文を深掘りします。5月全般は 5月の時候の挨拶 カテゴリページ、中下旬は 5月中旬5月下旬 をご覧ください。

5月上旬に使える漢語調表現5選

表現 読み方 使用期間 使いどころ
立夏の候 りっかのこう 5月5日〜20日頃 二十四節気「立夏」対応・上旬の主役
薫風の候 くんぷうのこう 5月全般 初夏の風が薫る情緒的な万能表現
新緑の候 しんりょくのこう 5月上旬 新緑が眩しい頃の万能表現
初夏の候 しょかのこう 5月上中旬 夏の入り口を表す格調ある表現
若葉の候 わかばのこう 5月上旬 若葉が芽吹く頃の和風表現

節気の正確な日付は 国立天文台、表記は 文化庁 をご参照ください。5月の漢語調10選は 5月カテゴリページ、季語は 季語 5月 をどうぞ。

5月上旬の書き出し例文|漢語調・和語調・カジュアル

漢語調の書き出し

  1. 拝啓 立夏の候、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  2. 謹啓 薫風の候、貴社いよいよご隆盛のこととお喜び申し上げます。
  3. 拝啓 新緑の候、お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。

和語調の書き出し

  1. 新緑が眩しい季節となりました。お変わりございませんか。
  2. 連休も明け、いつもの日々が戻ってまいりました。
  3. こどもの日の頃、ご家族皆様お元気でお過ごしのことと存じます。

カジュアル

  1. GWはいかがでしたか。お元気でお過ごしですか。
  2. 新緑が綺麗な季節になりましたね。
  3. もうすぐ母の日。ゆっくりお過ごしになれますように。

5月上旬の結びの言葉

シーン 結び例
取引先 初夏の折、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。 敬具
上司 新緑の折、ご自愛のほど切にお祈り申し上げます。 敬具
家族・親戚 連休疲れが出る頃、ご家族皆様お元気でお過ごしください。
友人 GW明けでお疲れだろうけど、お互い頑張ろうね。
こどもの日 お子様の健やかなご成長を心よりお祈り申し上げます。

5月上旬のビジネスメール|GW明け業務再開

5月上旬のビジネスメールは「GW明けの業務再開」「連休後の最初の連絡」「こどもの日関連プロモ」が主要シーンです。本格的なビジネスメール集は 5月ビジネス時候の挨拶 をご活用ください。

本文例(取引先・GW明け業務再開)

件名:【立夏の候】GW明けのご挨拶
拝啓 立夏の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。GW期間中はご不便をおかけしました。本日より通常業務に戻りましたので、引き続きよろしくお願い申し上げます。新緑の折、ご自愛のほどお祈り申し上げます。 敬具

5月上旬の手紙・はがきに使える季節の言葉

GW明けのご挨拶、こどもの日(5/5)の祝い、母の日(第2日曜)の事前準備、新緑の便りなどが5月上旬の主要シーンです。「鯉のぼりが空に泳ぐ」「八十八夜の新茶」「藤の花が満開」「新緑が眩しい」「薫風が心地よい」「若葉が萌える」など、初夏の華やぎが映えます。

編集部 取材ノート|5月上旬の手紙文化

GW明けの「業務再開」メール

編集部の見立てでは、5月上旬のビジネスメールは「GW明けの業務再開」が独自シーン。「本日より通常業務」「GW期間中はご不便を」というフレーズが頻出します。

こどもの日(5/5)と立夏の重なり

編集部相談データでは、こどもの日(5/5)と立夏(5/5〜6日頃)が重なる年も多く、節句と節気の二重シーン。「立夏の候、こどもの日の頃」のように両者を併記すると格調ある書き出しになります。

八十八夜の新茶

編集部の見立てでは、立春から88日目の八十八夜(5/2頃)は新茶の季節として手紙のモチーフに。「八十八夜の新茶」というフレーズは5月上旬限定の和語調です。文章の格調は 文化庁 の指針も参考になります。

5月上旬 ここだけの3つの特徴

① GW明けという独自の業務シーン

5月上旬はGW明けの業務再開が集中する独自の旬。連休明けのご挨拶メールは年間でこの旬限定です。

② 立夏とこどもの日の重なり

5月5日は立夏とこどもの日が重なる珍しい日。節気と国民の祝日が同居する独特のシーンが書き出しに活きます。

③ 八十八夜という独自の和語調モチーフ

立春から88日目の八十八夜(5/2頃)は新茶の季節。和語調の書き出しに活かせる5月上旬特有のモチーフです。

5月上旬の時候の挨拶 よくある質問

Q1. 「立夏の候」はいつから使えますか?

立夏(毎年5月5〜6日頃、年により変動)から5月20日頃(小満前日)まで使えます。国立天文台 の暦表でご確認ください。

Q2. GW明けの取引先メールで気をつけることは?

「GW期間中はご不便をおかけしました」「本日より通常業務に戻りました」を必ず含めるのがマナー。連休明けの業務体制を明示する文面が定型です。

Q3. こどもの日のお祝い手紙の書き出しは?

「拝啓 立夏の候、こどもの日のお祝いを申し上げます」が定型。和語調なら「鯉のぼりが空に泳ぐ頃」と書き出すと情緒的です。

Q4. 「薫風の候」と「新緑の候」の違いは?

「薫風の候」は風が薫る情緒的表現で5月全般、「新緑の候」は新緑が確認できる地域での情景表現で5月上旬中心。フォーマル度はほぼ同等です。

Q5. 母の日(第2日曜)の事前案内の書き出しは?

「拝啓 立夏の候、もうすぐ母の日ですね」のような書き出しが自然。母の日は第2日曜のため5月8日〜14日頃に集中します。

5月の他の旬は 5月中旬5月下旬、ビジネスは 5月ビジネス、完全ガイドは 5月完全ガイド、季語は 季語 5月 をご覧ください。

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最終更新:2026年5月5日

監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部

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