時候の挨拶 6月上旬|梅雨・芒種・あじさいの書き出し例文と結びの言葉・手紙の書き方

公開日: 2026年4月7日 | 最終更新: 2026年5月5日

6月上旬(6月1日〜10日)の時候の挨拶は「芒種の候」「入梅の候」「あじさい」が三本柱です。衣替え(6月1日)・芒種(6月6日頃)・梅雨入り(地域差)と、夏服への切り替え、二十四節気の節目、梅雨の入り口が集中する旬。「向暑」から「梅雨」「入梅」へ表現が一気に湿潤な情緒に切り替わります。本記事では6月上旬限定の書き出し・結び・衣替え対応の例文を深掘りします。6月全般は 6月の時候の挨拶 カテゴリページ、中下旬は 6月中旬6月下旬 をご覧ください。

6月上旬に使える漢語調表現5選

表現 読み方 使用期間 使いどころ
芒種の候 ぼうしゅのこう 6月6日〜20日頃 二十四節気「芒種」対応・上旬の主役
入梅の候 にゅうばいのこう 6月上旬〜中旬 梅雨入りに合わせた情緒的表現
初夏の候 しょかのこう 6月上旬 5月から続く初夏の万能表現
向暑の候 こうしょのこう 6月上旬 暑さに向かう時期の格調表現
薄暑の候 はくしょのこう 6月上旬 うっすらと暑い頃を表す情緒的表現

節気の正確な日付は 国立天文台、表記は 文化庁 をご参照ください。6月の漢語調10選は 6月カテゴリページ、季語は 季語 6月 をどうぞ。

6月上旬の書き出し例文|漢語調・和語調・カジュアル

漢語調の書き出し

  1. 拝啓 芒種の候、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  2. 謹啓 入梅の候、貴社いよいよご隆盛のこととお喜び申し上げます。
  3. 拝啓 薄暑の候、お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。

和語調の書き出し

  1. 衣替えの頃、皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。
  2. あじさいの花が色づき始める頃となりました。
  3. 梅雨入りの便りが届く頃、お変わりございませんか。

カジュアル

  1. もう6月、衣替えの季節ですね。
  2. あじさいが咲き始めました。梅雨入りも近いですね。
  3. 初夏らしい爽やかな日々が続いていますね。

6月上旬の結びの言葉

シーン 結び例
取引先 梅雨入り間近の折、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。 敬具
上司 向暑の折、ご自愛のほど切にお祈り申し上げます。 敬具
家族・親戚 梅雨を前に、お身体には十分にお気をつけください。
友人 梅雨入り前のいい季節、お互い楽しもうね。
衣替え 季節の変わり目、お身体ご自愛ください。

6月上旬のビジネスメール|衣替え・梅雨入り前

6月上旬のビジネスメールは「衣替えのご挨拶」「梅雨入り前の業務調整」「上半期締めの予告」が主要シーンです。本格的なビジネスメール集は 6月ビジネス時候の挨拶 をご活用ください。

本文例(取引先・梅雨入り前業務調整)

件名:【芒種の候】梅雨期の業務調整について
拝啓 芒種の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。さて、梅雨期に入り◯◯の進捗にも影響が出る可能性がございます。事前にご確認いただけますと幸いです。向暑の折、ご自愛のほどお祈り申し上げます。 敬具

6月上旬の手紙・はがきに使える季節の言葉

衣替え(6/1)、梅雨入り前のご挨拶、あじさいの便り、上半期業務締めの予告などが6月上旬の主要シーンです。「衣替えの季節」「あじさいのつぼみがほころぶ」「梅雨入り間近の空模様」「五月雨の予感」「初夏の終わりの爽やかさ」「水無月の便り」など、初夏から梅雨への移ろいが映えます。

編集部 取材ノート|6月上旬の手紙文化

衣替え(6月1日)の手紙シーン

編集部の見立てでは、衣替えは6月1日の伝統行事として手紙の話題に。「衣替えの頃」というフレーズは6月上旬限定で、季節感を伝える独自モチーフです。

あじさいと「入梅の候」

編集部相談データでは、あじさいの開花便りは6月上旬の独自モチーフ。「あじさいの花が色づき始める」と書き出すと、梅雨の入り口の情緒が伝わります。

梅雨入りの地域差

編集部の見立てでは、梅雨入りは沖縄が5月中下旬、九州・四国が6月上旬、関東が6月中旬と地域差大。「梅雨入り」を北日本宛に6月上旬で使うのは時期早すぎです。文章の格調は 文化庁 の指針も参考になります。

6月上旬 ここだけの3つの特徴

① 衣替え(6/1)という伝統行事

6月1日の衣替えは6月上旬限定の独自モチーフ。「衣替えの頃」というフレーズが手紙の冒頭で映える、6月ならではのシーンです。

② 「入梅」「あじさい」が解禁される

6月上旬は「入梅の候」「あじさいのつぼみ」が解禁される旬。梅雨ならではの情緒的表現が一気に使えるようになります。

③ 梅雨入り前の業務調整期

6月上旬は梅雨入りを前に、業務スケジュール調整メールが集中。天候による影響を予告する文面が独自シーンです。

6月上旬の時候の挨拶 よくある質問

Q1. 「芒種の候」はいつから使えますか?

芒種(毎年6月6日頃、年により変動)から6月20日頃(夏至前日)まで使えます。国立天文台 の暦表でご確認ください。

Q2. 「入梅の候」はいつ使うべき?

地域の梅雨入りが宣言されてから使うのが自然。沖縄は5月中下旬、九州・四国は6月上旬、関東は6月中旬が目安です。汎用なら「初夏の候」が安全策です。

Q3. 衣替えの手紙の書き出しは?

「衣替えの頃、皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます」が定番。6月1日前後の手紙の冒頭に活用できます。

Q4. 「向暑」と「薄暑」の使い分けは?

「向暑の候」は暑さに向かう格調表現、「薄暑の候」はうっすらと暑い情緒的表現。フォーマル度では「向暑の候」がやや上位です。

Q5. あじさいのモチーフはいつから使える?

地域のあじさいが咲き始めた頃から。関東以南は6月上旬、東北は6月中旬以降が目安です。

6月の他の旬は 6月中旬6月下旬、ビジネスは 6月ビジネス、完全ガイドは 6月完全ガイド、手紙書き出しは 6月手紙書き出し、季語は 季語 6月 をご覧ください。

本ページは kyosei-tairyu.jp 編集部 が制作・更新しています。詳しい執筆方針は 編集ポリシー・更新ポリシー をご覧ください。

最終更新:2026年5月5日

監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部

日本の伝統行事・季節の風習に関する情報を、文化庁・神社本庁・各宗派公式資料等の信頼できる情報源に基づき、正確な情報をお届けしています。 編集部について