公開日: 2026年4月7日 | 最終更新: 2026年5月5日
7月上旬(7月1日〜10日)の時候の挨拶は「小暑の候」「七夕の候」「梅雨明け」が三本柱です。七夕(7月7日)・小暑(7月7日頃)と、地域によっては梅雨明けが集中する季節の大きな転換期。「夏至」「向暑」から「小暑」「盛夏」「梅雨明け」へ表現が夏本番への入り口に切り替わります。本記事では7月上旬限定の書き出し・結び・七夕対応の例文を深掘りします。7月全般は 7月の時候の挨拶 カテゴリページ、中下旬は 7月中旬・7月下旬 をご覧ください。
7月上旬に使える漢語調表現5選
| 表現 | 読み方 | 使用期間 | 使いどころ |
|---|---|---|---|
| 小暑の候 | しょうしょのこう | 7月7日〜21日頃 | 二十四節気「小暑」対応・上旬の主役 |
| 七夕の候 | たなばたのこう | 7月7日前後 | 七夕にちなんだ短期間限定の情緒表現 |
| 仲夏の候 | ちゅうかのこう | 7月上旬 | 夏の真ん中を表す格調表現 |
| 梅雨明けの候 | つゆあけのこう | 地域差大 | 梅雨明け宣言後の地域向け |
| 盛夏の候 | せいかのこう | 7月全般 | 夏の盛りを表す万能表現 |
節気の正確な日付は 国立天文台、表記は 文化庁 をご参照ください。7月の漢語調10選は 7月カテゴリページ、季語は 季語 7月 をどうぞ。
7月上旬の書き出し例文|漢語調・和語調・カジュアル
漢語調の書き出し
- 拝啓 小暑の候、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 謹啓 七夕の候、貴社いよいよご隆盛のこととお喜び申し上げます。
- 拝啓 盛夏の候、お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
和語調の書き出し
- 七夕の頃、皆様お元気でお過ごしのことと存じます。
- 梅雨明けの便りが届く頃、お変わりございませんか。
- 本格的な夏が始まる頃、皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。
カジュアル
- もうすぐ七夕、お子さんの短冊は書きましたか。
- 梅雨明けが待ち遠しい毎日ですね。
- 暑くなってきましたね。お元気ですか。
7月上旬の結びの言葉
| シーン | 結び例 |
|---|---|
| 取引先 | 盛夏の折、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。 敬具 |
| 上司 | 厳しい暑さの折、ご自愛のほど切にお祈り申し上げます。 敬具 |
| 家族・親戚 | 夏本番に向けて、お身体には十分にお気をつけください。 |
| 友人 | 梅雨明けが楽しみだね。お互い夏バテに気をつけて。 |
| 七夕 | 素敵な七夕の願いが叶いますように。 |
7月上旬のビジネスメール|七夕・梅雨明け前後
7月上旬のビジネスメールは「七夕プロモ」「梅雨明け前後の業務調整」「お中元発送通知」が主要シーンです。本格的なビジネスメール集は 7月ビジネス時候の挨拶 をご活用ください。
本文例(取引先・お中元送付通知)
件名:お中元ご送付のご案内
拝啓 小暑の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。本年も格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。つきましては、ささやかではございますがお中元の品を別便にてお送り申し上げました。盛夏の折、ご自愛のほどお祈り申し上げます。 敬具
7月上旬の手紙・はがきに使える季節の言葉
七夕(7/7)の祝い、梅雨明けの便り、お中元のお礼、暑中見舞いの解禁前のご挨拶などが7月上旬の主要シーンです。「七夕の短冊が涼しげに揺れる」「梅雨明けの空の青さ」「蝉の初鳴き」「向日葵が空を見上げる」「夕涼みの風」「天の川の伝説」など、夏の入り口の華やぎが映えます。
編集部 取材ノート|7月上旬の手紙文化
七夕(7/7)の手紙シーン
編集部の見立てでは、7月7日の七夕は手紙の独自モチーフ。「七夕の頃」「短冊に願いを込めて」というフレーズが、7月上旬限定の情緒的書き出しです。
「七夕の候」の使用期間
編集部相談データでは、「七夕の候」は7月7日前後3日程度の短期間限定。「七夕の候」を7月10日以降に使うのは時期遅すぎリスク。短期間の格調表現として位置づけるのが推奨です。
梅雨明け宣言の地域差
編集部の見立てでは、梅雨明けは沖縄が6月下旬、九州・四国・関東が7月中旬、東北以北が7月下旬と地域差大。「梅雨明けの候」は相手地域の梅雨明け宣言後に使うのが鉄則。文章の格調は 文化庁 の指針も参考になります。
7月上旬 ここだけの3つの特徴
① 七夕という独自の年中行事
7月7日の七夕は7月上旬限定の独自モチーフ。「七夕の候」「短冊」「天の川」など、独特の情緒的表現が映える旬です。
② 小暑(7/7頃)の節気と七夕の重なり
小暑と七夕がほぼ同日に重なる珍しい時期。節気と節句の二重シーンが書き出しに活きます。
③ 梅雨明けの予兆・宣言期
地域によっては梅雨明け宣言が出る旬。「梅雨明けの便り」というフレーズが手紙の独自モチーフです。
7月上旬の時候の挨拶 よくある質問
Q1. 「小暑の候」はいつから使えますか?
小暑(毎年7月7日頃、年により変動)から7月21日頃(大暑前日)まで使えます。国立天文台 の暦表でご確認ください。
Q2. 「七夕の候」はいつ使うべき?
7月7日前後3日程度の短期間限定。それ以外の時期に使うと違和感を与えます。和語調の「七夕の頃」はもう少し前後の期間でも使えます。
Q3. 七夕のお祝い手紙の書き出しは?
「拝啓 七夕の候、お子様の七夕のお祝いを申し上げます」が定型。「七夕の頃、皆様お元気でお過ごしのことと存じます」も柔らかい印象です。
Q4. 梅雨明けの便りはいつから書ける?
地域の梅雨明け宣言が出てから。気象庁の地域別梅雨明け発表を確認するか、汎用の「盛夏の候」を使うのが安全策です。
Q5. 暑中見舞いはいつから出せる?
小暑(7月7日頃)から立秋前日(8月6日頃)まで。7月上旬から本格的な暑中見舞いシーズンが始まります。
7月の他の旬は 7月中旬・7月下旬、ビジネスは 7月ビジネス、季語は 季語 7月 をご覧ください。
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最終更新:2026年5月5日
監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部
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