お宮参りの赤ちゃんの祝い着と産着の着せ方【図解で簡単】2026年版

お宮参りの祝い着(いわいぎ)の着せ方がわからず不安に感じていませんか。祝い着は赤ちゃんが自分で着るのではなく、赤ちゃんを抱いている人の肩から掛けて紐を背中で結ぶのが正しい着せ方です。見た目は複雑そうですが、手順は「(1)赤ちゃんに内着を着せる→(2)抱っこする→(3)祝い着を掛ける→(4)紐を結ぶ」のたった4ステップ。本記事では祝い着の着せ方の手順、誰が抱っこするか、男の子・女の子の柄の意味、購入とレンタルの比較まで、お宮参りの祝い着に関する全てを解説します。

祝い着(掛け着)とは? 産着との違い

お宮参りで赤ちゃんが身につける着物には「祝い着(いわいぎ)」「掛け着(かけぎ)」「産着(うぶぎ)」「のしめ(熨斗目)」などの呼び名があります。これらは地域や呼び方の違いであり、基本的には同じものを指します。赤ちゃんを抱いた状態で上から掛ける着物のことです。

呼び名正式度由来・補足
祝い着(いわいぎ)一般的お祝いの着物の意。最も広く使われる呼び名
掛け着(かけぎ)一般的抱っこの上から「掛ける」着物の意
産着(うぶぎ)やや広義生まれた時の着物。お宮参り以外でも使う場合あり
のしめ(熨斗目)正式男児の祝い着に多い「のしめ模様」(腰に横縞)から。正式名称
初着(はつぎ)正式初めて着る着物の意。関西で使われることが多い

祝い着の着せ方4ステップ — 手順解説

祝い着の着せ方は実はとても簡単です。以下の4ステップで完了します。所要時間は慣れれば2〜3分程度です。

ステップ1: 赤ちゃんに内着を着せる

手順内容ポイント
1-1短肌着を着せる汗取り用。綿100%のガーゼ素材が理想
1-2長肌着(冬)またはコンビ肌着を重ねる季節により調整。夏は短肌着1枚でOKの場合も
1-3ベビードレス(セレモニードレス)を着せる白が定番。帽子・よだれかけもセットで

ステップ2: 赤ちゃんを抱っこする

赤ちゃんを横抱きにします。赤ちゃんの顔が見えるように、頭を抱く人の肘の内側に乗せます。抱っこする人は通常、父方の祖母(おばあちゃん)です。

ステップ3: 祝い着を掛ける

手順内容ポイント
3-1祝い着の袖に両手を通して広げる(もう1人が手伝う)背中の柄が外側(見える側)になるように
3-2赤ちゃんの頭側の肩(抱っこしている人の片方の肩)に祝い着を掛ける赤ちゃんの顔が見えるように上端を調整
3-3祝い着で赤ちゃんを包むように反対側の肩にも回す赤ちゃんの体全体がふんわり覆われるように

ステップ4: 紐を結ぶ

手順内容ポイント
4-1祝い着の内側にある紐(付け紐)を見つける通常、左右の衿の内側に紐が2本ついている
4-2抱っこしている人の首の後ろ(背中側)で紐を蝶結びにするきつく結びすぎない。緩すぎると祝い着がずれ落ちるので注意
4-3結び目を整え、全体のバランスを調整写真撮影前にシワを伸ばし、柄が正面に見えるよう整える

取材・調査ノート: Yahoo知恵袋には「祝い着の着せ方がわからない」という質問が多数あります。回答で共通しているのは「レンタルショップの説明書に写真付きで着せ方が書いてあった」「美容院で着付けを教えてもらった」「YouTubeで動画を見て練習した」というもの。当日いきなり着せようとせず、事前に1〜2回練習しておくと安心です。ぬいぐるみを赤ちゃん代わりにして練習するのがおすすめです。

祝い着は誰が抱っこして掛ける? — 父方の祖母が基本

伝統的には父方の祖母(パパのお母さん)が赤ちゃんを抱いて祝い着を掛けます。これは「お宮参りは父方の家の行事」という古来の慣習に基づくものです。ただし現代では柔軟な対応が一般的です。

抱っこする人伝統的な順位現代の実態
父方の祖母第1位(最も正式)両家の祖父母が参列する場合は、やはり父方の祖母が多い
母方の祖母第2位父方の祖母が来られない場合。または交代で抱っこ
母親(ママ)第3位祖父母が参列しない場合。夫婦+赤ちゃんのみなら自然な選択
父親(パパ)撮影時に交代して抱っこするケースは多い

「誰が抱っこするか」で両家が揉めるケースもあります。祈祷中は父方の祖母、写真撮影は交代で、と最初に決めておくとスムーズです。

祝い着の下に着せる内着 — ベビードレス・肌着の組み合わせ

季節肌着内着その他
春(3〜5月)短肌着+コンビ肌着ベビードレス(薄手)帽子+よだれかけ
夏(6〜8月)短肌着1枚(ガーゼ素材)薄手ドレスオール汗取りガーゼ。祝い着は写真時のみ
秋(9〜11月)短肌着+長肌着ベビードレス帽子+よだれかけ。11月は毛布追加
冬(12〜2月)短肌着+長肌着+コンビ肌着厚手カバーオールおくるみ+靴下+ミトン。フリース素材推奨

内着の詳しい選び方はお宮参りの服装完全ガイドをご覧ください。季節別の注意点は夏のお宮参り服装ガイド冬のお宮参り服装・必需品ガイドでも解説しています。

男の子・女の子の祝い着 — 柄の選び方と意味

性別柄の意味人気度
男の子黒・紺・深緑先を見通す力・高い志・勇敢さ最も人気
男の子兜(かぶと)黒・紺・白厄除け・たくましい成長・武運長久定番
男の子黒・紺・ゴールド出世・立身出世・力強さ定番
男の子宝船・宝尽くし黒・紺・白富・繁栄・幸運やや珍しい
女の子花(桜・牡丹・菊)赤・ピンク・黄美しさ・幸福・高貴最も人気
女の子御所車赤・ピンク高貴・華やかな人生定番
女の子鞠(まり)ピンク・赤・水色丸く美しい人生・円満・品の良さ定番
女の子赤・ピンク・白魔除け・邪気払い・清らかさやや珍しい

色選びの注意点: 男の子は黒・紺が圧倒的に人気ですが、白地の祝い着もモダンで人気が出てきています。女の子は赤・ピンクが定番ですが、水色や黄色を選ぶ家庭も増えています。「親の趣味で選んでいい?」→はい、全く問題ありません。赤ちゃんの名前や家紋を入れるオーダーメイドは納期2〜4週間かかるため、早めの注文を。

祝い着は購入? レンタル? — 比較と判断基準

項目購入レンタル
費用20,000〜80,000円(正絹)5,000〜15,000円(3〜7日間)
品質予算次第(ポリエステル〜正絹)正絹の高品質品が多い
七五三での再利用3歳用に仕立て直し可能(費用5,000〜15,000円)不可(返却必要)
保管たとう紙+防虫剤で年1回虫干し不要(返却のみ)
クリーニング使用後に和服専門クリーニング(3,000〜5,000円)不要(レンタル代に含む)
おすすめする人弟妹にも使いたい/七五三で再利用/家紋を入れたい1回きり/手間を省きたい/高品質を安く

レンタルの詳しい情報は祝い着のレンタルガイドレンタルできるものを上手に使おうをご覧ください。

祝い着の保管・お手入れ方法

手順内容タイミング
1. 陰干し使用後、風通しの良い日陰で1〜2日干す使用直後
2. シミチェックよだれ・ミルクのシミがないか確認干した後
3. クリーニングシミがあれば和服専門のクリーニングへ使用後1週間以内
4. たとう紙で包む着物専用の和紙(たとう紙)で1枚ずつ包む乾燥後
5. 防虫剤を入れる樟脳(しょうのう)を入れて桐箪笥 or 衣装ケースに保管長期保管時
6. 虫干し年1回(10月頃)、陰干しして湿気を飛ばす毎年

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お宮参りの祝い着よくある質問(FAQ 8問)

Q1. お宮参りの祝い着の着せ方を簡単に教えてください

祝い着の着せ方は4ステップです。(1)赤ちゃんに肌着+ベビードレスを着せる、(2)赤ちゃんを横抱きにする、(3)祝い着を抱っこしている人の肩から掛けて赤ちゃんを包む、(4)祝い着の内側の紐を背中で蝶結びにする。背中の柄が外側に見えるように掛けるのがポイントです。事前にぬいぐるみで1〜2回練習しておくと当日安心です。

Q2. 祝い着は誰が用意するのが一般的ですか?

伝統的には母方の祖父母(ママの実家)が祝い着を用意する慣習がありました。しかし現代では(1)母方の祖父母が購入(約30%)、(2)父方の祖父母が購入(約20%)、(3)両親が自分でレンタル(約40%)、(4)お下がり(約10%)と多様化しています。特に決まりはないので、ご家族間で事前に相談してください。

Q3. 祝い着なしでベビードレスだけでお宮参りに行ってもいいですか?

全く問題ありません。祝い着は正式な装いですが必須ではありません。白のベビードレス(セレモニードレス)だけでお宮参りをする家庭も増えています。神社が祝い着の有無を確認することはありません。写真映えを考えるなら、レンタルで祝い着を借りて写真時だけ掛ける方法もおすすめです。

Q4. お宮参りの祝い着は七五三で再利用できますか?

はい、3歳の七五三で「仕立て直し」をして再利用できます。祝い着を三つ身(3歳用)に仕立て直す費用は5,000〜15,000円程度。呉服店や和裁師に依頼します。ただし仕立て直しには2〜4週間かかるため、七五三の2か月前には依頼してください。ポリエステル素材の祝い着も仕立て直しは可能です。

Q5. 祝い着のレンタルの相場はいくらですか?

祝い着のレンタル相場は5,000〜15,000円(3〜7日間)です。正絹の高品質な祝い着でも10,000〜15,000円で借りられます。レンタルにはクリーニング代が含まれているため、返却時にクリーニングは不要です。ネットレンタルなら自宅に届き、返却は宅配便でOKのサービスが多いです。

Q6. 祝い着に家紋を入れるべきですか?

男の子の祝い着には父方の家紋を入れるのが正式ですが、現代では家紋なしの祝い着を選ぶ家庭が多数派です。家紋入りはオーダーメイドになるため費用が上がり(+5,000〜10,000円)、納期も2〜4週間かかります。レンタルの祝い着には通常、家紋は入っていません(貼り紋で対応する場合あり)。

Q7. お下がりの祝い着を使ってもいいですか? 二人目でも問題ない?

全く問題ありません。兄姉のお下がり、親戚からの借り物、親自身が赤ちゃんの時に着た祝い着を使うケースは珍しくありません。使用前に陰干しをしてシミ・カビがないか確認し、必要があれば和服専門のクリーニングに出してください。「お下がりは失礼」ということは一切ありません。

Q8. 祝い着を抱っこする人は写真撮影中ずっと同じ人ですか?

祈祷中は父方の祖母が抱っこするのが一般的ですが、撮影は交代で行って構いません。「父方の祖母+赤ちゃん」「母方の祖母+赤ちゃん」「ママ+赤ちゃん」「パパ+赤ちゃん」「家族全員」と、複数パターンで撮影するのがおすすめです。祝い着は紐で結んでいるだけなのでかけ替えは1分で完了します。

まとめ — お宮参りの祝い着チェックリスト

祝い着準備チェックリスト:

  • 祝い着の着せ方は4ステップ(内着→抱っこ→掛ける→紐を結ぶ)。事前にぬいぐるみで練習
  • 男の子は鷹・兜・龍柄の黒・紺系、女の子は花・御所車・鞠柄の赤・ピンク系が定番
  • レンタル(5,000〜15,000円)が主流。七五三で再利用するなら購入も選択肢
  • 祝い着なしでベビードレスだけでもOK。神社は祝い着の有無を気にしない
  • 抱っこする人は伝統的には父方の祖母。写真撮影は交代でOK

祝い着の準備ができたら、家族全員の服装初穂料の準備を確認しましょう。お宮参り準備完全ガイドもご覧ください。

この記事の編集: kyosei-tairyu.jp お宮参り編集部

2016年よりお宮参り・七五三・法事など日本の伝統行事に関する情報を発信。祝い着に関する情報は、着物レンタル専門店・呉服店への取材(2026年4月時点)、Yahoo知恵袋の実際の体験談をもとに編集しています。

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