達磨(だるま)は七転八起の縁起物。選挙・合格祈願・お祝い事などに。赤は魔除けとして
達磨(だるま)の開眼・目の入れ方
①心を落ち着かせてから願いをこめてだrまの左目をかく。(向かって右側の目)
②願いが叶ったらもう片方の目も書き込む
達磨(だるま)の色とご利益
達磨はその色によって得られるご利益が違うとされています。
赤の達磨(だるま)
合格祈願・お祝い事
魔除け
白の達磨(だるま)
財運・人間関係運上昇
北に置くとよい
黒の達磨(だるま)
出世運上昇
東に置くとよい
緑の達磨(だるま)
健康運上昇
南に置くとよい
黄の達磨(だるま)
金運上昇
西に置くとよい
※中国から伝わってきた時の達磨(だるま)は黄色だった
達磨(だるま)について
だるまは昔から誰もが知っているえんぎもの。真っ赤な丸い姿にりりしい顔。底を重くしてある起き上がりこぼし型です。失敗してもめげずに何度も起き上がるという気合をあいわし、七転八起のえんぎものとして親しまれてきました。
いつもどこかにおいてあるから、当たり前になりすぎて逆に最近は存在感が薄くなりがちですが、印象的なのは選挙で当選を勝ち取った政治家がうれしそうに目を書き込む姿。
受験など一回だけの願い事にも使われますが、昔から一般的だったのは、その年の家族の安全や健康を祈願する使い方です。一年の始まりに願いをこめて片目に墨を入れ、無事にその一年を過ごせたら感謝の気持ちをもつて残りの目に墨を入れます。目を入れる順番は左目を入れてから右目ですが、選挙の時は右目を入れてから左目を入れるというのがお決まりのパターンだとか。
キリッとした顔立ちなのに、どことなく愛嬌があるだるま。その由来を調べてみると意外な歴史が浮かび上がります。禅宗をはじめた達磨大師という僧侶がだるまのルーツ。達磨大師はインドのある国の皇子でしたが中国で修行を行い、壁に向かつて九年間座禅をしたために手足が腐ってしまったというすごい伝説の持ち主。その逸話から手足のないだるまが生まれたようです。だるまが赤いのも達磨大師がいつも赤い衣をまとつていたから。絵の中の達磨大師は赤い布を頭からすつぽりとかぶり、ひげを生やしてギロッと鋭い目をしています。
達磨(だるま)に関連すること
達磨大師
達磨(だるま)のモデルになった達磨大師。仏教の僧侶で禅宗を開いた。
だるま市
群馬県高崎市 1月6日〜1月7日 達磨寺
東京都調布市 3月3日〜3月4日 深大寺