公開日: 2026年4月7日
時候の挨拶 12月上旬|大雪・師走の書き出し例文と結びの言葉・手紙の書き方
12月上旬(1〜10日)の時候の挨拶をわかりやすく解説します。師走(12月の別称)が始まり、大雪(12月7日頃)を迎えるこの時期に使える「師走の候」「大雪の候」などの季語、書き出し・結びの例文、手紙の書き方を詳しく紹介します。
12月上旬の時候の挨拶の選び方|漢語調8選
12月上旬は師走の忙しさが始まり、大雪(7日頃)を迎える時期です。「師走の候」「寒冷の候」が定番表現で、大雪以降は「大雪の候」も使えます。年末が意識され始めるこの時期は、結びに「ご多忙中にも関わらず」の配慮を添えると丁寧です。
12月上旬に使える漢語調の時候の挨拶を大雪前後に分けて整理しました。「師走の候」は12月全般で使える便利な表現です。
| 漢語調表現 | 読み方 | 使用タイミング | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 師走の候 | しわすのこう | 12月全般 | 師走を直接表す最もポピュラーな表現 |
| 寒冷の候 | かんれいのこう | 上旬全般 | 寒さが厳しくなる冬を表す格式ある表現 |
| 大雪の候 | たいせつのこう | 大雪(7日)以降 | 二十四節気「大雪」に対応した格式ある表現 |
| 初冬の候 | しょとうのこう | 上旬 | 冬の始まりを表す清潔感ある表現 |
| 霜寒の候 | そうかんのこう | 上旬 | 霜が降り冷え込む季節を表す |
| 寒気の候 | かんきのこう | 上旬全般 | 冬の寒気を表す汎用的な表現 |
| 厳寒の候 | げんかんのこう | 上旬〜中旬 | 厳しい寒さを表す格調ある表現 |
| 氷雪の候 | ひょうせつのこう | 上旬 | 氷や雪の冬を表す情景的な表現 |
参考:国立天文台「二十四節気とは」|文化庁「国語施策・日本語教育」
12月上旬の書き出し例文(大雪前後・用途別)
12月上旬の書き出しは「師走の候」「寒冷の候」が最も使いやすいです。大雪(7日頃)以降は「大雪の候」を使うと節気に合った格式ある書き出しになります。師走の忙しさへの共感を一言添えると温かみが増します。
12月上旬は大雪(7日頃)を境に使う表現を切り替えると、より季節感が伝わります。
大雪前(1〜6日)の書き出し
拝啓 師走の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。年末のお忙しい中、いかがお過ごしでしょうか。
拝啓 寒冷の候、師走の慌ただしさが増してまいりましたが、ご健勝にてお過ごしのことと存じます。
大雪以降(7日〜)の書き出し
拝啓 大雪の候、本格的な冬の訪れとともに寒さも一段と厳しくなってまいりました。
拝啓 初冬の候、雪の便りも届く季節となり、皆様のご健勝をお喜び申し上げます。
→ 12月の時候の挨拶まとめで全旬を確認できます。
12月上旬の結びの言葉
12月上旬の結びには「師走の折、ご自愛ください」「寒さ厳しい折、お体を大切に」が定番です。年末に向けての忙しさへの気遣いを添えると、相手への思いやりが伝わります。
12月上旬の結びは、寒さへの気遣いと年末の慌ただしさへの共感を合わせた言葉が自然です。
・師走の折、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。
・寒さ厳しい季節、どうかお体を大切にお過ごしください。
・年末のご多忙の折、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
・大雪を迎えますます寒くなってまいりました。ご自愛の上お過ごしください。
・年賀状の準備などお忙しい折、どうかお体をおいといください。
12月上旬の例文集(用途別11選)
| 用途 | 例文 |
|---|---|
| 改まった手紙(大雪前) | 拝啓 師走の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 |
| 改まった手紙(大雪後) | 拝啓 大雪の候、本格的な冬の訪れとともに寒さも一段と厳しくなってまいりました。 |
| ビジネスメール | いつもお世話になっております。師走を迎え、何かとお忙しい日々をお過ごしのことと存じます。 |
| 親しい友人 | 師走に入り、何かと慌ただしい毎日ですがお元気ですか? |
| 目上の方 | 拝啓 寒冷の候、先生にはご健勝にてお過ごしのことと拝察申し上げます。 |
| 結び(一般) | 師走の折、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。 |
| 結び(年末意識) | 何かとご多忙の折、どうかお体を大切にお過ごしください。 |
| 結び(ビジネス) | 本年も残りわずかとなりました。来年も変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。 |
| 結び(目上の方) | 師走の寒さの中、先生のご健康を心よりお祈り申し上げます。 |
| 添え書き(大雪) | 大雪を迎え、冬の訪れを一層感じる今日この頃です。 |
| 添え書き(師走) | 年賀状の準備など、何かと慌ただしい季節ですね。 |
12月上旬の手紙の書き方
12月上旬の手紙は「時候の挨拶→安否確認→本文→結び→結語」の構成が基本。年末挨拶や御歳暮のお礼状もこの時期に多く送られます。師走の慌ただしい中で受け取るため、読みやすい文章を心がけましょう。
12月上旬の手紙は「頭語(拝啓)→時候の挨拶→先方の安否→本文→結びの挨拶→結語(敬具)」が基本構成です。師走の忙しい時期に送る手紙は、読みやすさと丁寧さのバランスを意識しましょう。
→ 12月中旬の時候の挨拶へ
→ 12月下旬の時候の挨拶へ
→ 11月の時候の挨拶まとめも合わせてご参考ください。
よくある質問(FAQ)
12月上旬の手紙に使う時候の挨拶の定番は?
「師走の候」が12月上旬の最もポピュラーな表現です。大雪(7日頃)以降は「大雪の候」も使えます。手紙では「〜の候」、メールでは「師走を迎え、何かとお忙しい日々をお過ごしのことと存じます」のような口語表現が自然です。
「大雪の候」はいつから使えますか?
「大雪の候」は二十四節気「大雪」(例年12月7日頃)以降から12月中旬ごろまで使えます。毎年日付が若干変わるため、確認してから使用すると正確です。
12月上旬のビジネスメールの書き出し例を教えてください。
「いつもお世話になっております。師走を迎え、何かとお忙しい日々をお過ごしのことと存じます。」が自然な書き出しです。年末の慌ただしさへの共感を一言添えると好印象です。
御歳暮のお礼状に使う12月上旬の書き出しは?
「拝啓 師走の候、平素のご厚情に感謝申し上げます。このたびはご丁寧にお歳暮の品をお送りいただき、誠にありがとうございました。」が御歳暮お礼状の定番書き出しです。
12月上旬の結びの言葉で最も使いやすいのは?
「師走の折、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。」が12月上旬の結びとして最も汎用的です。年末の多忙さへの気遣いを添えるとさらに丁寧な印象になります。
監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部
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