公開日: 2026年4月7日
時候の挨拶 12月中旬|歳末・厳冬の書き出し例文と結びの言葉・手紙の書き方
12月中旬(11〜20日)の時候の挨拶をわかりやすく解説します。御歳暮のシーズンと重なるこの時期に使える「歳末の候」「厳冬の候」などの季語、書き出し・結びの例文、御歳暮お礼状の書き方を詳しく紹介します。
12月中旬の時候の挨拶の選び方|漢語調8選
12月中旬は御歳暮のシーズンと重なり、お礼状や年末挨拶が多く送られる時期です。「歳末の候」「厳冬の候」「師走の候」が適切で、年末が近づく雰囲気を表現できます。御歳暮のお礼には感謝の言葉を早めに添えましょう。
12月中旬は年末が押し迫り、御歳暮のお礼状や年末挨拶が多く送られる時期です。「歳末の候」「厳冬の候」を中心に、相手や場面に合わせて選びましょう。
| 漢語調表現 | 読み方 | 特徴 |
|---|---|---|
| 歳末の候 | さいまつのこう | 年末の時期を表す格調ある表現 |
| 師走の候 | しわすのこう | 12月全般で使える最もポピュラーな表現 |
| 厳冬の候 | げんとうのこう | 厳しい冬を表す重厚な格式ある表現 |
| 寒冷の候 | かんれいのこう | 寒さが厳しくなる冬を表す表現 |
| 年末の候 | ねんまつのこう | 年末を直接表す分かりやすい表現 |
| 大雪の候 | たいせつのこう | 二十四節気「大雪」に対応した格式ある表現 |
| 霜枯れの候 | しもがれのこう | 霜で草木が枯れる晩秋〜冬の情景を表す |
| 短日の候 | たんじつのこう | 日が短い冬を表す情景的な表現 |
参考:国立天文台「二十四節気とは」|文化庁「国語施策・日本語教育」
12月中旬の書き出し例文(用途別)
12月中旬の書き出しは「歳末の候」「厳冬の候」が格調ある表現です。年の瀬が押し迫る慌ただしさと相手への気遣いを組み合わせた書き出しが、この時期の手紙には最適です。
12月中旬の書き出しは相手の立場・文書の種類・用途に合わせて選びましょう。
改まった手紙・社外文書
拝啓 歳末の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。年の瀬も押し迫ってまいりましたが、本年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
拝啓 厳冬の候、師走の慌ただしさの中、皆様にはいよいよご健勝のことと存じます。
御歳暮のお礼状
拝啓 師走の候、平素のご厚情に感謝申し上げます。このたびはご丁寧なお歳暮の品をお送りいただき、家族一同大変喜んでおります。誠にありがとうございました。
メール・口語的な文章
いつもお世話になっております。年の瀬も押し迫ってまいりましたが、お変わりございませんでしょうか。
→ 12月上旬の時候の挨拶も合わせてご覧ください。
12月中旬の結びの言葉
12月中旬の結びは「年末ご多忙の折」「寒さ厳しい折」が定番です。「よいお年をお迎えください」を添えると、年末らしい温かい締めくくりになります。
12月中旬の結びは年末の雰囲気を取り入れた温かい言葉で締めくくりましょう。
・歳末の折、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。
・寒さ厳しい折、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
・どうかよいお年をお迎えくださいますよう、心よりお祈り申し上げます。
・年末のご多忙の折、どうかお体を大切にお過ごしください。
・末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
12月中旬の例文集(用途別11選)
| 用途 | 例文 |
|---|---|
| 改まった手紙 | 拝啓 歳末の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。 |
| 御歳暮お礼状 | 拝啓 師走の候、平素のご厚情に感謝申し上げます。このたびはご丁寧なお歳暮の品を賜り、誠にありがとうございました。 |
| ビジネスメール | いつもお世話になっております。年の瀬も押し迫ってまいりましたが、お変わりございませんでしょうか。 |
| 目上の方 | 拝啓 厳冬の候、先生にはご健勝にてお過ごしのことと拝察申し上げます。 |
| 親しい友人 | 年の瀬も押し迫り、何かと慌ただしい毎日ですがいかがお過ごしですか? |
| 結び(一般) | 歳末の折、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。 |
| 結び(年末) | どうかよいお年をお迎えくださいますよう、心よりお祈り申し上げます。 |
| 結び(御歳暮) | 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。 |
| 結び(目上の方) | 歳末の寒さの中、先生のご健康を心よりお祈り申し上げます。 |
| 添え書き(年末) | 年賀状の準備など、何かとご多忙の時期でございます。 |
| 添え書き(御歳暮) | ご芳情あふれるお歳暮、家族一同大変喜んでおります。 |
御歳暮のお礼状の書き方(12月中旬)
御歳暮のお礼状は届いたらなるべく早く送るのがマナーです。12月中旬に受け取った場合も「歳末の候」を使って速やかにお礼を伝えましょう。品物への具体的な感想を添えると喜ばれます。
御歳暮のお礼状は「時候の挨拶→感謝の言葉→品物の感想→結び」の流れが基本です。「ご芳情あふれるお品、家族一同大変喜んでおります」など品物への感想を添えると喜ばれます。
→ 12月下旬の時候の挨拶へ
→ 11月の時候の挨拶まとめも合わせてご参考ください。
よくある質問(FAQ)
12月中旬の手紙に使う最適な時候の挨拶は?
「歳末の候」が12月中旬の代表的な表現です。年の瀬が押し迫る時期感が伝わります。御歳暮のお礼状には「師走の候」と組み合わせると格調ある書き出しになります。
御歳暮のお礼状の書き出し例を教えてください。
「拝啓 師走の候、平素のご厚情に感謝申し上げます。このたびはご丁寧なお歳暮の品をお送りいただき、誠にありがとうございました。」が定番の書き出しです。
「歳末の候」の意味と読み方は?
「歳末の候」は「さいまつのこう」と読みます。年末(歳末)の時期を表す格調ある表現で、12月中旬から下旬にかけて使うと年末らしい雰囲気が伝わります。
12月中旬の年末挨拶で使う結びの言葉は?
「歳末の折、くれぐれもご自愛ください」「どうかよいお年をお迎えくださいますよう、心よりお祈り申し上げます」が12月中旬の年末挨拶として最適な結びです。
12月中旬のビジネスメールの書き出しを教えてください。
「いつもお世話になっております。年の瀬も押し迫ってまいりましたが、お変わりございませんでしょうか。本年中は大変お世話になりありがとうございました。」が自然な書き出しです。
監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部
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