公開日: 2026年4月7日
時候の挨拶 12月下旬|冬至・年末の書き出し例文と結びの言葉・手紙の書き方
12月下旬(21〜31日)の時候の挨拶をわかりやすく解説します。冬至(22日頃)を迎え、大晦日・年末へと続くこの時期に使える「冬至の候」「歳末の候」などの季語、書き出し・結びの例文、年末挨拶の書き方を詳しく紹介します。
12月下旬の時候の挨拶の選び方|漢語調8選
12月下旬は冬至(22日頃)を迎え、大晦日・年末へと続く時期です。「冬至の候」「歳末のみぎり」「年末の候」など一年の締めくくりにふさわしい表現が揃います。年末挨拶では感謝の気持ちと来年への願いを盛り込みましょう。
12月下旬は冬至(22日頃)を節目に「冬至の候」が使えるようになります。年末挨拶としての側面も強まる時期で、感謝と来年への挨拶を盛り込む構成が一般的です。
| 漢語調表現 | 読み方 | 使用タイミング | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 冬至の候 | とうじのこう | 冬至(22日)以降 | 二十四節気「冬至」に対応した格式ある表現 |
| 歳末の候 | さいまつのこう | 下旬全般 | 年末の時期を表す格調ある表現 |
| 年末の候 | ねんまつのこう | 下旬全般 | 年末を直接表す分かりやすい表現 |
| 師走の候 | しわすのこう | 12月全般 | 師走を直接表す最もポピュラーな表現 |
| 厳寒の候 | げんかんのこう | 下旬〜1月 | 厳しい寒さを表す格調ある表現 |
| 極寒の候 | ごっかんのこう | 下旬 | 最も寒い時期を表す力強い表現 |
| 歳晩の候 | さいばんのこう | 下旬 | 年の暮れを表す雅な表現 |
| 年の瀬の候 | としのせのこう | 下旬 | 年末の押し迫った雰囲気を表す口語的表現 |
参考:国立天文台「二十四節気とは」|文化庁「国語施策・日本語教育」
12月下旬の書き出し例文(用途別)
冬至(22日頃)以降は「冬至の候」が使えます。年末が近い下旬は「歳末のみぎり」「年の瀬も押し迫り」など、締めくくりの雰囲気を表す表現が効果的です。本年のお礼と来年への挨拶を自然に盛り込みましょう。
12月下旬の書き出しは年末挨拶としての役割も兼ねることが多く、感謝の気持ちを自然に盛り込みましょう。
改まった手紙・年末挨拶状
拝啓 歳末の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。本年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
拝啓 冬至の候、一年で最も夜の長いこの時期、今年も残りわずかとなりました。皆様のご健勝をお喜び申し上げます。
ビジネスメール・口語的な文章
いつもお世話になっております。今年も残りわずかとなりましたが、お変わりございませんでしょうか。
年の瀬も押し迫ってまいりました。本年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
→ 12月中旬の時候の挨拶も合わせてご覧ください。
12月下旬の結びの言葉
12月下旬の結びには「よいお年をお迎えくださいますよう」が定番です。年末挨拶として「本年中の感謝」と「来年のご愛顧」を一言ずつ添えると締まりのある文章になります。
12月下旬の結びは「よいお年を」「来年もよろしく」という年末ならではの言葉が映えます。
・どうかよいお年をお迎えくださいますよう、心よりお祈り申し上げます。
・来年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
・寒さ厳しい折、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。
・本年中の格別のご高配に感謝し、来年も変わらぬお引き立てをお願い申し上げます。
・素晴らしい新年をお迎えくださいますよう、心よりお祈り申し上げます。
12月下旬の例文集(用途別11選)
| 用途 | 例文 |
|---|---|
| 改まった手紙 | 拝啓 歳末の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 |
| 冬至後の手紙 | 拝啓 冬至の候、一年で最も夜の長いこの時期、皆様のご健勝をお喜び申し上げます。 |
| 年末挨拶 | 本年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。来年も変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます。 |
| ビジネスメール | いつもお世話になっております。今年も残りわずかとなりましたが、お変わりございませんでしょうか。 |
| 目上の方 | 拝啓 歳晩の候、先生にはご健勝にてよいお年をお迎えのことと存じます。 |
| 親しい友人 | 今年もあとわずか!お互い健康に気をつけて良い年末年始を過ごしましょう。 |
| 結び(定番) | どうかよいお年をお迎えくださいますよう、心よりお祈り申し上げます。 |
| 結び(ビジネス) | 来年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。 |
| 結び(感謝) | 本年中の格別のご高配に感謝申し上げるとともに、来年も変わらぬお引き立てをお願い申し上げます。 |
| 添え書き(冬至) | 冬至にはゆず湯に入り、かぼちゃをいただく風習があります。今年も健康に感謝しております。 |
| 添え書き(年末) | 本年もお世話になりました。どうか素晴らしい新年をお迎えください。 |
年末挨拶状の書き方(12月下旬)
年末挨拶状は「冬至の候・歳末のみぎり」等の時候の挨拶→本年の感謝→来年への抱負・お願い→よいお年を、という流れが基本です。年賀状を兼ねない場合は「取り急ぎ年末のご挨拶まで」で締めくくることもできます。
年末挨拶状の基本構成は「時候の挨拶→本年の感謝→来年への挨拶→よいお年をのひと言」です。ビジネス文書では「本年中はひとかたならぬご厚情を賜り」、親しい方への手紙では「今年もお世話になりました」など、関係性に合わせた表現を選びましょう。
→ 12月上旬の時候の挨拶へ
→ 11月の時候の挨拶まとめも合わせてご参考ください。
よくある質問(FAQ)
12月下旬の手紙に使う最適な時候の挨拶は?
「歳末の候」が12月下旬全般で使える定番表現です。冬至(22日頃)以降は「冬至の候」も使えます。年末挨拶を兼ねる場合は「歳末のみぎり」「年の瀬も押し迫り」などの表現も効果的です。
「冬至の候」はいつから使えますか?
「冬至の候」は二十四節気「冬至」(例年12月22日頃)以降から使えます。一年で最も夜が長いこの日を節目にした格式ある表現で、年末挨拶に季節感を加えたい場合に最適です。
年末挨拶状の書き出し例を教えてください。
「拝啓 歳末の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。本年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。」が年末挨拶状の定番書き出しです。
12月下旬の年末挨拶の結びの言葉は?
「どうかよいお年をお迎えくださいますよう、心よりお祈り申し上げます」「来年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます」が12月下旬の年末挨拶として最適な結びです。
冬至に関する一文を手紙に添えたい場合はどうすればよいですか?
「冬至には家族でゆず湯に入り、今年一年の無事に感謝しております」「一年で最も夜が長い冬至を迎え、新年への想いが高まる今日この頃です」のように添え書きとして季節の風習に触れると情緒が増します。
監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部
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