公開日: 2026年4月7日 | 最終更新: 2026年5月5日
12月中旬(12月11日〜20日)の時候の挨拶は「歳末の候」「寒冷の候」「忘年」が三本柱です。お歳暮の発送ピーク、忘年会の最盛期、年賀状の投函開始(12月15日〜25日が郵便局推奨)と、年末ムードが一気に高まる時期。「師走」から「歳末」へ表現の重心が移り、より差し迫った年末感を演出します。本記事では12月中旬限定の書き出し・結び・忘年会・年賀状投函開始時期の例文を深掘りします。12月全般は 12月の時候の挨拶 カテゴリページ、上旬・下旬は 12月上旬・12月下旬 をご覧ください。
12月中旬に使える漢語調表現5選
| 表現 | 読み方 | 使用期間 | 使いどころ |
|---|---|---|---|
| 歳末の候 | さいまつのこう | 12月中旬〜下旬 | 年末の差し迫った時期を表す |
| 寒冷の候 | かんれいのこう | 12月中旬 | 寒さの本格化を伝える万能語 |
| 師走の候 | しわすのこう | 12月全般 | 中旬でも引き続き使える |
| 大雪の候 | たいせつのこう | 12月7日〜21日頃 | 大雪期間(〜12/21)まで使用可 |
| 厳寒の候 | げんかんのこう | 12月中旬〜下旬 | 厳しい寒さを強調する手紙向け |
節気の正確な日付は 国立天文台、表記は 文化庁「国語施策・日本語教育」 をご参照ください。12月の漢語調10選は 12月カテゴリページ、季語は 季語 12月 をどうぞ。
12月中旬の書き出し例文|漢語調・和語調・カジュアル
漢語調の書き出し
- 拝啓 歳末の候、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 謹啓 寒冷の候、貴社いよいよご隆盛のこととお喜び申し上げます。
- 拝啓 厳寒の候、本年も残すところあと半月となりました。
和語調の書き出し
- 歳末を控え、何かとご多忙のことと拝察いたします。
- 寒さがいよいよ本格化してまいりました。お変わりございませんか。
- 本年も残りわずかとなり、年の瀬を迎える頃となりました。
カジュアル
- あっという間に12月も半ば、今年も残り少ないですね。
- 忘年会シーズンですね。体調崩さないように気をつけてください。
- もう年賀状の準備の時期ですね。今年も書きました。
12月中旬の結びの言葉
| シーン | 結び例 |
|---|---|
| 取引先 | 本年中のご厚情、誠にありがとうございました。 敬具 |
| 上司 | 年末ご多忙の折、ご自愛のほど切にお祈り申し上げます。 敬具 |
| 家族・親戚 | 良いお年をお迎えください。 |
| 友人 | 今年もありがとう。良いお年を。 |
| 忘年会の結び | 本年最後のひとときをご一緒できれば幸いです。 |
12月中旬のビジネスメール|忘年会・年賀状投函開始
12月中旬のビジネスメールは「忘年会の最終調整」「年賀状投函(12月15日〜25日)」「年末挨拶の本格化」が三大シーンです。本格的なビジネスメール件名集・取引先別テンプレは 12月ビジネス時候の挨拶 をご活用ください。
| 件名例 | 用途 |
|---|---|
| 【歳末のご挨拶】本年のお礼 | 取引先・年末挨拶 |
| 忘年会のご案内(12月◯日) | 取引先・忘年会招待 |
| 年末年始の業務スケジュールについて | 取引先・休業期間最終確認 |
本文例(取引先・忘年会招待)
件名:忘年会のご案内(12月◯日)
拝啓 歳末の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。本年中は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。つきましては、ささやかではございますが感謝の気持ちを込めて、忘年会を下記の通り開催いたしたく、ご案内申し上げます。ご多忙の折恐縮ですが、ご出席賜りますようお願い申し上げます。 敬具
12月中旬の手紙・はがきに使える季節の言葉
年末挨拶状、お歳暮のお礼、忘年会招待状、年賀状の投函(12月15日〜25日)、クリスマスカードなどが主要シーンです。「年の瀬の街の華やぎ」「忘年会の灯り」「クリスマスツリーの輝き」「初雪の便り」「年賀状ポストの賑わい」「歳末の慌ただしさ」など、年末感を高める情景が豊富です。
編集部 取材ノート|12月中旬の手紙文化
年賀状投函開始(12月15日)の重み
編集部の見立てでは、12月15日は郵便局の年賀状受付開始日として、12月中旬の最大の節目。読者の方からは「12月15日以降に出した年賀状が元日に届くか」という相談が集中します。12月25日までの投函が元日配達の目安です。
忘年会シーズンの招待状作法
編集部相談データでは、12月中旬は忘年会招待状のピーク。「拝啓 歳末の候、本年中は格別のお引き立て」という書き出しに、感謝と招待の意を込めるのが定型。社内忘年会と取引先合同忘年会では文面を変える必要があり、後者はより格調を高めるのが推奨です。
「歳末」と「年末」の使い分け
編集部の見立てでは、「歳末の候」は手紙・印刷物のフォーマル文書向け、「年末」は会話・メールの汎用語。漢語調を選ぶなら「歳末の候」、口語的に書くなら「年末ご多忙の折」が自然です。
12月中旬 ここだけの3つの特徴
① 年賀状投函開始の節目
12月15日は郵便局の年賀状受付開始日。12月中旬は年賀状投函の準備〜本投函が集中する独自の時期で、年賀状にまつわる手紙シーンが他月にない特徴です。
② 忘年会シーズンの最盛期
12月中旬は忘年会招待状・出欠連絡が集中。「歳末の候」で書き出す招待状の文化が根強く、ビジネス・友人・家族で多彩なシーンが展開されます。
③ 「歳末」表現が解禁される旬
「歳末の候」は12月中旬から本格的に使われる表現。「師走」よりも年の瀬感が強く、相手に「もうすぐ年末」という共感を伝えられます。
12月中旬の時候の挨拶 よくある質問
Q1. 「歳末の候」はいつから使えますか?
12月中旬(11日頃)から12月末まで使えます。「師走の候」よりも年の瀬感が強い表現です。
Q2. 年賀状はいつまでに投函すればよいですか?
元日配達を希望する場合は12月25日までの投函が目安です。12月15日が郵便局の受付開始日のため、12月中旬は年賀状投函の最盛期となります。
Q3. 忘年会の招待状の書き出しは?
「拝啓 歳末の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。本年中は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました」が定番。続けて忘年会の日時・場所を記します。
Q4. 「大雪の候」は12月中旬でも使えますか?
大雪は12月7日〜21日頃のため、12月中旬の前半(11〜20日)は引き続き「大雪の候」が使えます。21日以降は冬至の節気に入るため、表現を「冬至の候」へ切り替えるのが 12月下旬 の作法です。
Q5. お歳暮のお礼状の書き出しは?
「拝啓 歳末の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。このたびはご丁寧なお歳暮の品をお送りいただき、誠にありがとうございました」が定番です。
12月の他の旬は 12月上旬・12月下旬、ビジネス特化は 12月ビジネス、季語は 季語 12月 をご覧ください。
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最終更新:2026年5月4日
監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部
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