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お宮参り完全ガイド2026|時期・服装・初穂料・神社選び・写真撮影まで

お宮参り完全ガイド|初めてでも安心の準備と当日の流れ

赤ちゃんが生まれて最初の大きな行事、お宮参り。「いつ行けばいいの?」「何を準備すればいいの?」「費用はどのくらいかかるの?」――初めての赤ちゃんを迎えたご家庭にとって、わからないことだらけなのは当然です。お宮参りは生後30日前後に氏神神社や安産祈願をした神社へ赤ちゃんの誕生を報告し、健やかな成長を祈る日本の伝統行事です。近年は生後1か月〜3か月の間に家族の都合に合わせて行うご家庭が多く、六曜や服装のマナーも以前ほど厳格ではなくなっています。本ガイドでは、お宮参りの時期・服装・初穂料・神社選び・写真撮影・当日の流れ・費用まで、必要な情報を全てまとめました。全国47都道府県の神社ガイドや、服装・撮影の詳細記事へのリンクも用意しています。

取材・調査ノート: 本記事は、神社本庁公式サイト、全日本写真館協会の調査データ(2025年)、厚生労働省「人口動態統計」、および全国500社以上の神社の初穂料・受付情報をもとに編集しています。初穂料・受付時間は神社によって異なるため、参拝前に各神社へ直接ご確認ください。

お宮参りの基本情報(意味・由来・時期・六曜)

お宮参り(おみやまいり)は、赤ちゃんが無事に誕生したことを産土神(うぶすなのかみ)に報告し、今後の健やかな成長を祈願する日本の伝統的な通過儀礼です。正式には「初宮参り(はつみやまいり)」「初宮詣(はつみやもうで)」と呼ばれます。起源は鎌倉時代にまで遡り、室町時代には武家社会で広く行われるようになりました。現在では宗教的な意味合いだけでなく、家族の記念行事としての側面も強くなっています。厚生労働省の人口動態統計によると、2024年の出生数は約72万人。生まれた赤ちゃんのうち約75%の家庭がお宮参りを行っているとされています(全日本写真館協会調査、2025年)。

お宮参りとは? 意味・由来・目的

お宮参りの本来の目的は3つあります。第一に、赤ちゃんが生まれた土地の守り神(産土神)に誕生を報告すること。第二に、赤ちゃんが氏子(うじこ)として認められること。第三に、今後の無病息災・健やかな成長を祈願することです。

項目内容
正式名称初宮参り(はつみやまいり)・初宮詣(はつみやもうで)
起源鎌倉時代〜室町時代(武家社会で定着)
目的産土神への誕生報告・氏子入り・健やかな成長祈願
参拝先氏神神社・産土神社・安産祈願をした神社
主な参加者赤ちゃん・父親・母親・父方の祖父母(近年は両家合同が主流)
御祈祷時間約20〜30分
初穂料相場5,000円〜10,000円

伝統的には父方の祖母が赤ちゃんを抱いて参拝するのが正式な作法とされてきました。これは産後間もない母親の体を気遣う意味と、父方の家に赤ちゃんを迎え入れる儀式的な意味がありました。しかし現在は、母方の祖父母も一緒に参加する「両家合同のお宮参り」が主流です。参加者についての明確な決まりはなく、ご家族の事情に合わせて柔軟に対応して構いません。

お宮参りはいつ行く? 時期と日数の数え方

お宮参りの時期は、伝統的には男の子が生後31日目、女の子が生後32日目とされています。ただし、地域によって異なり、関西では男の子が生後32日目、女の子が生後33日目とする慣習もあります。日数の数え方は「生まれた日を1日目」として計算します。

地域男の子女の子備考
関東(一般的)生後31日目生後32日目最も広く知られている基準
関西生後32日目生後33日目1日遅い
北海道・東北生後100日前後生後100日前後寒冷地のためお食い初めと同時に行うことも
現代の主流生後1か月〜3か月の間赤ちゃんと母親の体調最優先

実際には、生後30日目ぴったりにこだわる必要はありません。赤ちゃんの1か月健診が終わり、母親の体調も回復してきた生後1か月〜2か月頃に行くご家庭が最も多いです。真夏(7〜8月)や真冬(12〜2月)に当たる場合は、時期をずらして春や秋の気候の良い時期に行くのも賢い選択です。

時期の詳しい解説は お宮参りはいつ行く? 男の子・女の子の時期と日数の数え方 をご覧ください。

誰と行く? お宮参りの参加者

お宮参りに「必ずこの人が参加しなければならない」というルールはありません。ただし、一般的な参加パターンと、近年のトレンドを把握しておくと安心です。

参加パターン割合(目安)特徴
赤ちゃん+両親+両家の祖父母約45%最も一般的。両家が揃うお祝いの場
赤ちゃん+両親+父方の祖父母約20%伝統的なスタイル
赤ちゃん+両親のみ約25%遠方の場合や核家族の場合
赤ちゃん+両親+母方の祖父母約10%里帰り出産中の場合など

両家の祖父母が揃う場合は、事前に日程・服装・費用負担について相談しておくとトラブルを防げます。両家間の調整については お宮参りの両家トラブルを防ぐ事前調整のポイント で詳しく解説しています。

六曜(大安・仏滅)とお宮参りの関係

「お宮参りは大安がいい?」「仏滅は避けるべき?」と悩む方は多いですが、結論から言えば六曜は神道と無関係です。六曜は中国由来の占いで、神社の行事とは本来関係がありません。神社本庁も「六曜と神社の祭事は無関係」との見解を示しています。

六曜意味お宮参りとの関係
大安万事に吉人気が高く混雑する傾向。予約が取りにくいことも
友引友を引く(本来は引き分けの意)問題なし。午前中が特に吉とされる
先勝午前中が吉午前中の参拝なら気持ちよく
先負午後が吉午後のゆっくり参拝に
赤口正午前後のみ吉気にする方は11時〜13時の参拝を
仏滅万事に凶とされる神道とは無関係だが、気になるなら避けても

実用的なアドバイスとしては、大安の土日は神社が混雑し、祈祷の待ち時間が長くなります。赤ちゃん連れで長時間待つのは負担が大きいため、あえて仏滅や平日を選んでゆったり参拝するのも良い方法です。六曜の詳しい解説は お宮参りと六曜の関係 をご参照ください。

お宮参りの準備チェックリスト(持ち物・初穂料・費用)

お宮参り当日に「あれを忘れた」と慌てないために、事前準備は2週間前から始めるのがおすすめです。ここでは、持ち物・初穂料・のし袋・祝い着・費用総額まで、準備に必要な全項目を網羅します。お宮参りの準備費用は、祈祷料・衣装・写真撮影・食事会を含めて、平均で50,000円〜120,000円程度です。ただし、写真撮影をセルフで行い、食事会を自宅にするなど工夫すれば20,000円以下に抑えることも可能です。

持ち物一覧

お宮参りは赤ちゃん連れの外出になるため、普段のお出かけ以上の準備が必要です。特に、神社での祈祷中(約20〜30分)は授乳やおむつ替えができないため、祈祷前に済ませておきましょう。

カテゴリ持ち物備考
赤ちゃん用おむつ(5〜6枚)多めに。境内にゴミ箱がないことも
おしりふき密封できるタイプが便利
着替え(1〜2セット)吐き戻し・おむつ漏れ対策
授乳グッズ(哺乳瓶・ミルク・お湯)授乳ケープもあると安心
ガーゼハンカチ(3〜4枚)よだれ拭き・吐き戻し対策
祈祷関連初穂料(のし袋入り)新札を用意
祝い着(産着)レンタルの場合は前日に届くよう手配
よだれかけ・帽子(大黒帽子)祝い着とセットになっていることが多い
あると便利抱っこ紐境内の移動に便利。砂利道の神社では必須
ブランケット・バスタオル季節問わず体温調節に
ビニール袋(2〜3枚)使用済みおむつ・汚れ物入れ

持ち物の詳細チェックリストは お宮参りの持ち物チェックリスト完全版 で印刷用PDFも用意しています。

初穂料の相場とのし袋の書き方

初穂料(はつほりょう)は、御祈祷のお礼として神社に納めるお金です。お宮参りの初穂料の全国的な相場は5,000円〜10,000円です。金額は神社によって「お気持ちで」と明示していない場合もありますが、5,000円を下限の目安と考えてください。

初穂料神社の規模授与品の目安
5,000円地域の氏神神社・小規模神社お札・お守り
7,000円〜8,000円中規模〜大規模神社お札・お守り・記念品(絵馬等)
10,000円以上有名神社・特別祈祷お札・お守り・記念品・千歳飴など

のし袋は、紅白の蝶結び(花結び)の水引が付いたものを使用します。表書きは上段に「御初穂料」または「初穂料」、下段に赤ちゃんのフルネーム(名字+名前)を書きます。中袋には金額と住所・氏名を記入してください。

詳しい解説は お宮参りの初穂料|相場・のし袋の書き方・渡し方・誰が払う および お宮参りのし袋の書き方完全ガイド をご覧ください。

費用の総額(初穂料+衣装+撮影+食事)

お宮参りにかかる費用の総額は、どこまで行うかによって大きく変わります。以下に3つの予算パターンを示します。

項目節約プラン標準プラン充実プラン
初穂料5,000円5,000円〜10,000円10,000円
祝い着(産着)0円(購入品を借りる)5,000円〜15,000円(レンタル)30,000円〜80,000円(購入)
母親の衣装0円(手持ちのワンピース)5,000円〜10,000円(レンタル)30,000円〜(着物レンタル)
写真撮影0円(セルフ撮影)20,000円〜30,000円(出張撮影)30,000円〜50,000円(スタジオ)
食事会0円(自宅で手作り)10,000円〜30,000円(レストラン)30,000円〜60,000円(料亭・個室)
合計5,000円〜10,000円45,000円〜95,000円130,000円〜200,000円

費用の内訳と節約のコツは お宮参りの費用総額ガイド|初穂料から食事会まで で詳しく解説しています。お祝い金の相場については お宮参りのお祝い金はいくらが相場? を参考にしてください。

祝い着(産着)の選び方とレンタル

祝い着(いわいぎ)は、お宮参りの際に赤ちゃんに掛ける着物です。男の子は黒・紺・深緑などの地色に鷹や兜の柄、女の子は赤・ピンク・白などの地色に花や鞠の柄が一般的です。

項目購入レンタル
費用30,000円〜80,000円5,000円〜15,000円
メリット七五三で仕立て直して使える・記念に残る費用を抑えられる・保管不要
デメリット高額・保管場所が必要選べるデザインが限られる場合も
おすすめ第二子以降も使う予定がある方費用を抑えたい方・保管場所がない方

祝い着の詳細は お宮参りの赤ちゃんの祝い着と産着の着せ方(図解) および お宮参りの祝い着選び方完全ガイド を、レンタルについては お宮参りの祝い着のレンタルお宮参りにレンタルできるものを上手に使おう をご覧ください。

お宮参りの服装ガイド(赤ちゃん・母親・父親・祖父母)

お宮参りの服装は、「赤ちゃんの衣装に合わせる」のが基本ルールです。赤ちゃんが祝い着(和装)ならご家族もフォーマル寄りに、赤ちゃんがベビードレス(洋装)ならご家族もセミフォーマルで統一します。ただし、最も大切なのは赤ちゃんと母親の体調です。見栄えよりも快適さを優先してください。2025年のスタジオアリスの調査では、お宮参りの服装として「洋装(スーツ・ワンピース)」を選ぶ方が全体の約65%を占め、和装よりも洋装が主流になっています。

対象和装の場合洋装の場合注意点
赤ちゃん白羽二重の内着+祝い着(産着)ベビードレス+ケープ季節に応じた素材選び
母親訪問着・色無地・付け下げフォーマルワンピース・セットアップ授乳しやすい服装を優先
父親黒紋付(まれ)ダークスーツ+白シャツ+ネクタイ母親の格に合わせる
祖母(父方)色留袖・訪問着フォーマルスーツ・ワンピース母親より格を上げすぎない
祖父黒紋付(まれ)ダークスーツ父親と同程度のフォーマル度

服装の詳しい解説は お宮参りの服装|赤ちゃん・母親・父親・祖父母 を、母親の服装に特化した情報は お宮参りのときの母親の服装 をご覧ください。

夏のお宮参りの服装

7月〜8月の真夏にお宮参りを行う場合、熱中症対策が最重要です。赤ちゃんの体温調節機能は未熟なため、長時間の屋外は危険です。祝い着は写真撮影の時だけ掛け、移動時は薄手の肌着+ロンパースで過ごしましょう。母親は授乳対応の半袖ワンピースが最も快適です。午前中の早い時間帯(9時〜10時受付)を狙えば、暑さのピークを避けられます。

詳しくは お宮参りの夏の服装と気をつけるべきこと をご参照ください。

冬のお宮参りの服装

12月〜2月の冬のお宮参りでは、赤ちゃんの防寒対策が欠かせません。祝い着の下に厚手の肌着+カバーオールを着せ、おくるみやブランケットで包みます。境内は屋外なので、大人もコートやストールが必須です。待合室がある神社を選ぶと、寒さを避けて祈祷の順番を待てます。

詳しくは 冬のお宮参りの服装・必需品・気をつけること をご参照ください。

お宮参りの当日の流れ(タイムスケジュール・食事・両家調整)

お宮参りの当日は、移動・受付・祈祷・記念撮影・食事会を含めて3時間〜5時間を見込んでおくと安心です。赤ちゃんの授乳やおむつ替えの時間も考慮し、余裕のあるスケジュールを組みましょう。ここでは、一般的なタイムスケジュール例と、当日の流れのポイントを紹介します。

お宮参り当日のタイムスケジュール例

時間内容ポイント
9:00自宅出発授乳・おむつ替えを済ませてから出発
9:30神社到着祝い着は駐車場で着用。早めに到着して余裕を持つ
9:45受付・初穂料納付受付でのし袋を渡し、申込用紙に記入
10:00御祈祷(約20〜30分)祈祷中は静かに。赤ちゃんが泣いても大丈夫
10:30境内で記念撮影(約20〜30分)出張カメラマン利用の場合はここで合流
11:00神社を出発授乳・おむつ替えができる場所を事前に確認
11:30食事会場へ移動個室・座敷のある店がおすすめ
12:00〜13:30食事会(約90分)赤ちゃんの授乳・お昼寝の時間を考慮
14:00解散・帰宅赤ちゃんの疲れ具合を見て早めに切り上げても

当日の流れの詳細は お宮参り当日の流れ完全ガイド をご覧ください。

食事会・会食のマナーと場所選び

お宮参りの後に食事会(お祝い膳)を行うご家庭は多いですが、必須ではありません。行う場合は、赤ちゃん連れに配慮した場所選びが重要です。

場所費用(1人あたり)メリットデメリット
自宅1,000円〜3,000円赤ちゃんが最もリラックスできる・費用が安い準備・片付けが大変
レストラン(個室)3,000円〜5,000円準備不要・個室なら授乳もしやすい移動が必要・席の予約が必要
料亭・割烹5,000円〜10,000円特別感がある・お祝い膳を用意してもらえる費用が高い・子連れに厳しい店も
神社の会館・直会殿3,000円〜8,000円移動不要・お宮参り対応の実績が豊富メニューの選択肢が少ない場合も

食事会の詳細は お宮参りの食事会・会食マナーと場所選びガイド をご参照ください。

両家の調整ポイント

お宮参りは両家の祖父母が揃うことも多く、価値観の違いがトラブルの原因になることがあります。特に、費用負担(誰が初穂料を払うか、食事代は?)、祝い着の購入(どちらの実家が用意するか)、赤ちゃんを抱く役割(父方の祖母? 母方?)は事前に話し合っておきましょう。

詳しい調整方法は お宮参りの両家トラブルを防ぐ事前調整ガイド をご覧ください。

お宮参りの写真・記念撮影(出張撮影・スタジオ・セルフ)

お宮参りの記念撮影は、大きく分けて「出張撮影」「スタジオ撮影」「セルフ撮影」の3つの方法があります。近年は出張撮影の人気が急上昇しており、2025年時点でお宮参りの撮影方法として出張撮影を選ぶ家庭が約40%に達しています(fotowa調査)。神社の境内を背景にした自然な家族写真が撮れること、赤ちゃんの移動負担が少ないことが人気の理由です。

撮影方法費用相場撮影枚数メリットデメリット
出張撮影20,000円〜35,000円75枚〜200枚(データ納品)神社の境内で自然な写真・移動負担少ない天候に左右される・境内撮影禁止の神社もある
スタジオ撮影30,000円〜50,000円カット数によるセット料金天候に左右されない・衣装レンタル込みのプランも移動が必要・赤ちゃんが疲れやすい
セルフ撮影0円無制限費用がかからない・自由に撮れる家族全員の集合写真が撮りにくい・クオリティに差

出張撮影サービスの選び方

出張撮影を依頼する場合、以下のポイントで比較検討してください。特にお宮参りは「ニューボーンフォト」に慣れたカメラマンを選ぶことが重要です。赤ちゃんの表情を引き出す技術、祈祷前後の限られた時間でテンポよく撮影する経験値が仕上がりに直結します。

出張撮影の主要サービス比較

サービス料金(税込)撮影時間納品枚数特徴
fotowa21,780円(平日) / 26,180円(土日祝)60分75枚以上お宮参り撮影実績No.1・全額返金保証
OurPhoto11,000円〜50分30枚以上業界最安級・1枚単位でも注文可
Famm出張撮影21,780円(平日) / 26,180円(土日祝)60分75枚以上全データ納品・キャンセル無料
ラブグラフ26,180円〜60分75枚以上アート性の高い写真が得意

出張撮影の選び方の詳細は お宮参りの出張撮影が良い理由7選|人気ランキング・比較 および お宮参り出張撮影完全ガイド をご覧ください。写真撮影のタイミングについては お宮参りの写真はいつ撮る?、写真撮影全般の選び方は お宮参りの写真撮影の選び方、記念撮影のアイデアは お宮参りの記念撮影はこんな風にしよう も参考にしてください。

スタジオ撮影の活用法

スタジオ撮影は天候に左右されず、衣装レンタルが含まれるプランもあるため、手軽さを求める方に向いています。大手チェーンでは無料撮影キャンペーンを実施していることもあります。

スタジオマリオの無料撮影については お宮参りの写真をスタジオマリオで無料で撮ってもらう方法、地域限定の無料撮影サービスについては 無料でお宮参りの写真撮影を済ます方法 をご覧ください。

セルフ撮影のコツ

費用を抑えたい方や、プロに依頼するほどではないと感じる方は、スマートフォンでのセルフ撮影も十分に可能です。良い写真を撮るためのポイントは以下の通りです。

ポイント具体的なコツ
光の向き順光(太陽を背にする)で撮影。木漏れ日の下が最も柔らかい光に
構図本殿・鳥居・手水舎を背景に。赤ちゃんの顔が見える角度で
タイミング祈祷後が最もリラックスしている。赤ちゃんが起きている時を狙う
三脚・タイマースマホ用三脚+セルフタイマーで家族全員の集合写真を
連写モード赤ちゃんの表情は一瞬。連写で10枚撮ってベストを選ぶ

お宮参りの神社選び(氏神神社 vs 有名神社)

お宮参りの神社は、伝統的には赤ちゃんが生まれた土地の氏神神社(うじがみじんじゃ)に参拝するものとされています。しかし現在は、有名な大きな神社や、安産祈願をした神社、思い出のある神社など、ご家族の希望で自由に選ぶことが一般的です。神社庁のデータによると、全国に約80,000社の神社があり、うちお宮参りの祈祷を受け付けている神社は約15,000社とされています。

選び方メリットデメリットおすすめの方
氏神神社(自宅近くの神社)近くて移動が楽・混雑が少ない・地元の守り神に報告規模が小さい場合も・祈祷なしの神社もある伝統を大切にしたい方・赤ちゃんの移動を最小限にしたい方
有名神社(大きな神社)立派な社殿で写真映え・授与品が充実・施設が整っている混雑する・駐車場が有料・移動距離が長い特別な思い出を作りたい方・写真にこだわる方
安産祈願をした神社妊娠中からのご縁・お礼参りも兼ねられる遠方の場合は移動が大変安産祈願の御礼を伝えたい方

神社選びの詳しい解説は お宮参りの神社の選び方 をご覧ください。

氏神神社の調べ方

自宅の氏神神社がわからない場合は、以下の方法で調べられます。

方法手順
神社本庁に電話各都道府県の神社庁に電話し、住所を伝えると氏神神社を教えてもらえる
近隣の神社に直接聞く近くの神社に電話して「この地区の氏神神社はこちらですか?」と確認
町内会・自治会に聞く地域の町内会長やご近所の方に聞くと教えてもらえることが多い

都道府県別 お宮参り神社ガイド(全国47都道府県)

全国47都道府県ごとに、お宮参りにおすすめの神社をまとめています。各都道府県ページでは、初穂料・アクセス・駐車場・祈祷受付時間・混雑状況など、お宮参りに必要な情報を網羅しています。お住まいの地域や里帰り先の都道府県をクリックしてご覧ください。

北海道・東北地方

都道府県ガイドページ
北海道北海道のお宮参り神社ガイド
青森県青森県のお宮参り神社ガイド
岩手県岩手県のお宮参り神社ガイド
宮城県宮城県のお宮参り神社ガイド
秋田県秋田県のお宮参り神社ガイド
山形県山形県のお宮参り神社ガイド
福島県福島県のお宮参り神社ガイド

関東地方

都道府県ガイドページ
茨城県茨城県のお宮参り神社ガイド
栃木県栃木県のお宮参り神社ガイド
群馬県群馬県のお宮参り神社ガイド
埼玉県埼玉県のお宮参り神社ガイド
千葉県千葉県のお宮参り神社ガイド
東京都東京都のお宮参り神社ガイド
神奈川県神奈川県のお宮参り神社ガイド

中部地方

都道府県ガイドページ
新潟県新潟県のお宮参り神社ガイド
富山県富山県のお宮参り神社ガイド
石川県石川県のお宮参り神社ガイド
福井県福井県のお宮参り神社ガイド
山梨県山梨県のお宮参り神社ガイド
長野県長野県のお宮参り神社ガイド
岐阜県岐阜県のお宮参り神社ガイド
静岡県静岡県のお宮参り神社ガイド
愛知県愛知県のお宮参り神社ガイド

近畿地方

都道府県ガイドページ
三重県三重県のお宮参り神社ガイド
滋賀県滋賀県のお宮参り神社ガイド
京都府京都府のお宮参り神社ガイド
大阪府大阪府のお宮参り神社ガイド
兵庫県兵庫県のお宮参り神社ガイド
奈良県奈良県のお宮参り神社ガイド
和歌山県和歌山県のお宮参り神社ガイド

中国地方

都道府県ガイドページ
鳥取県鳥取県のお宮参り神社ガイド
島根県島根県のお宮参り神社ガイド
岡山県岡山県のお宮参り神社ガイド
広島県広島県のお宮参り神社ガイド
山口県山口県のお宮参り神社ガイド

四国地方

都道府県ガイドページ
徳島県徳島県のお宮参り神社ガイド
香川県香川県のお宮参り神社ガイド
愛媛県愛媛県のお宮参り神社ガイド
高知県高知県のお宮参り神社ガイド

九州・沖縄地方

都道府県ガイドページ
福岡県福岡県のお宮参り神社ガイド
佐賀県佐賀県のお宮参り神社ガイド
長崎県長崎県のお宮参り神社ガイド
熊本県熊本県のお宮参り神社ガイド
大分県大分県のお宮参り神社ガイド
宮崎県宮崎県のお宮参り神社ガイド
鹿児島県鹿児島県のお宮参り神社ガイド
沖縄県沖縄県のお宮参り神社ガイド

よくある疑問・特殊ケース(喪中・しない選択・お食い初め同時・双子)

お宮参りには「こうしなければならない」という厳格なルールは少なく、ご家族の事情に合わせて柔軟に対応できます。ここでは、多くの方が悩む特殊なケースについて、基本的な考え方をまとめます。それぞれ詳細記事も用意していますので、該当する方はぜひご覧ください。

喪中・忌中のお宮参り

忌中(故人が亡くなってから50日間)は神社への参拝を控えるのが一般的です。忌中を過ぎた喪中期間(1年間)であれば、お宮参りに行っても問題ありません。ただし、気持ちの整理がつかない場合は、無理に時期を合わせる必要はありません。赤ちゃんの成長を祝う気持ちが整ったタイミングで参拝すれば十分です。

詳しくは 喪中・忌中のお宮参り完全ガイド をご覧ください。

お宮参りをしない選択

「お宮参りは必ずしなければならないもの?」――答えはNoです。宗教上の理由、体調面の事情、経済的な理由、単純に必要性を感じないなど、お宮参りをしない選択は全く問題ありません。代わりに、自宅で家族写真を撮る、お食い初めの日にまとめて行う、お宮参りの代わりにお寺でお参りするなど、ご家族に合った方法で赤ちゃんの誕生を祝えばよいのです。

詳しくは お宮参りをしない選択|代わりの祝い方と判断のポイント をご覧ください。

お食い初めとの同時開催

お食い初め(生後100日前後)とお宮参り(生後30日前後)は本来別々の行事ですが、遠方の祖父母を2回招くのが難しい場合や、真冬・真夏を避けたい場合に同時開催するケースが増えています。同時開催のメリットは、家族の集合が1回で済むこと、費用を抑えられること。デメリットは、赤ちゃんにとって長時間の外出になること、1日のスケジュールがタイトになることです。

詳しくは お宮参りとお食い初めの同時開催ガイド をご覧ください。

双子・早産児のお宮参り

双子の場合、初穂料は2人分必要です(1人5,000円なら合計10,000円)。祈祷は2人同時に受けられる神社がほとんどです。抱っこする人も2人必要になるため、祖父母の参加が心強いでしょう。早産で生まれた赤ちゃんの場合は、修正月齢(出産予定日からの月齢)で1か月を目安にするか、退院後に体調が安定してから行うのがよいでしょう。NICUを退院して間もない場合は、主治医に相談の上で時期を決めてください。

詳しくは 双子・早産児のお宮参り完全ガイド をご覧ください。

額の文字について

お宮参りの際、赤ちゃんの額に「大」「犬」「小」などの文字を墨で書く風習があります。これは関西を中心に残る風習で、男の子には「大」、女の子には「小」と書くのが一般的です。魔除けの意味があるとされていますが、近年は行わない家庭も増えています。

詳しくは お宮参りの額の文字とは? をご覧ください。

お宮参りFAQ(よくある質問8選)

Q1. お宮参りはいつ行くのが正解ですか?
伝統的には男の子が生後31日目、女の子が生後32日目ですが、厳密に守る必要はありません。赤ちゃんの1か月健診を終え、母親の体調が回復した生後1か月〜3か月の間に、天候の良い日を選んで参拝するのが現代の主流です。真夏・真冬は時期をずらしても構いません。詳しくはお宮参りの時期と日数の数え方をご覧ください。
Q2. お宮参りの初穂料はいくらが相場ですか?
全国的な相場は5,000円〜10,000円です。神社の規模や地域によって異なりますが、5,000円を下限の目安と考えてください。のし袋は紅白蝶結びの水引を使い、表書きは「御初穂料」、赤ちゃんのフルネームを記入します。詳しくはお宮参りの初穂料の相場とのし袋をご覧ください。
Q3. お宮参りの服装はどうすればいいですか?
赤ちゃんの衣装(祝い着 or ベビードレス)に家族の服装を合わせるのが基本です。現在は洋装(スーツ・ワンピース)が約65%と主流。母親は授乳しやすい服装を優先してください。父親はダークスーツに白シャツが無難です。詳しくはお宮参りの服装ガイドをご覧ください。
Q4. お宮参りの写真はいつ撮るのがベストですか?
撮影方法によってベストタイミングが異なります。出張撮影なら祈祷の前後に境内で撮影するのが効率的です。スタジオ撮影ならお宮参り当日とは別日にゆっくり撮影する方が赤ちゃんの負担が少なく、良い表情が撮れます。詳しくはお宮参りの写真はいつ撮る?をご覧ください。
Q5. お宮参りの神社は氏神神社がいいですか?
伝統的には氏神神社が正式ですが、現在はご家族の希望で自由に選んで構いません。近くて移動が楽な氏神神社、写真映えのする有名神社、安産祈願をした思い出の神社など、それぞれにメリットがあります。詳しくはお宮参りの神社の選び方をご覧ください。
Q6. お宮参りのお祝い金の相場はいくらですか?
祖父母から孫へのお祝い金は10,000円〜50,000円が相場です。金額は祝い着を誰が購入するかによっても変わります。祝い着を購入した側はお祝い金を少なめに、購入しなかった側は多めにするのがバランスの取り方です。お返し(内祝い)はいただいた金額の3分の1〜半額程度が目安です。詳しくはお宮参りのお祝い金の相場をご覧ください。
Q7. お宮参りとお食い初めは同じ日にできますか?
はい、同時開催は可能です。遠方の祖父母を2回招くのが難しい場合や、真冬・真夏に生まれた赤ちゃんの場合、生後100日前後にお宮参りとお食い初めをまとめて行うケースが増えています。ただし、1日のスケジュールがタイトになるため、余裕のある時間配分が大切です。詳しくはお宮参りとお食い初めの同時開催ガイドをご覧ください。
Q8. お宮参りをしなくてもいいですか?
お宮参りは義務ではありません。宗教上の理由、体調面の事情、経済的な理由など、行わない選択は全く問題ありません。代わりに自宅で家族写真を撮ったり、お食い初めと合わせて行ったりと、ご家族に合った形で赤ちゃんの誕生を祝えば十分です。詳しくはお宮参りをしない選択をご覧ください。

まとめ — お宮参りで大切な5つのポイント

お宮参りは赤ちゃんにとって人生最初の大きな行事であり、ご家族にとっても大切な思い出になるものです。最後に、この記事の要点を5つにまとめます。

#ポイント詳細
1時期は柔軟に生後1〜3か月の間で、赤ちゃんと母親の体調を最優先に日程を決める
2準備は2週間前から持ち物・初穂料(5,000〜10,000円)・衣装・撮影の手配を早めに
3服装は赤ちゃんに合わせる赤ちゃんが和装なら家族もフォーマル寄り。洋装ならセミフォーマルで統一
4写真は出張撮影が人気神社境内での自然な写真が撮れて移動負担も少ない。費用は約2万円〜
5両家の事前調整を忘れずに費用負担・服装・赤ちゃんを抱く役割を事前に話し合ってトラブル防止

お宮参りに「正解」は一つではありません。伝統を大切にするも良し、現代のライフスタイルに合わせてアレンジするも良し。赤ちゃんの健やかな成長を願うご家族の気持ちが、何よりも大切です。

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テーマ記事タイトル
時期お宮参りはいつ行く? 男の子・女の子の時期と日数の数え方
初穂料お宮参りの初穂料|相場・のし袋の書き方・渡し方・誰が払う
服装お宮参りの服装|赤ちゃん・母親・父親・祖父母
祝い着お宮参りの赤ちゃんの祝い着と産着の着せ方(図解)
母親の服装お宮参りのときの母親の服装
夏の服装お宮参りの夏の服装と気をつけるべきこと
冬の服装冬のお宮参りの服装・必需品・気をつけること
お祝い金お宮参りのお祝い金はいくらが相場?
レンタルお宮参りの祝い着のレンタル
レンタル活用お宮参りにレンタルできるものを上手に使おう
六曜お宮参りと六曜の関係
額の文字お宮参りの額の文字とは?
記念撮影お宮参りの記念撮影はこんな風にしよう
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この記事の監修

共生大流 編集部
日本の伝統行事・年中行事の専門メディア「共生大流」の編集チーム。神社仏閣や日本文化に関する情報を2016年から発信し、累計500記事以上を公開。お宮参り・七五三・法事など、人生の節目となる行事を正確でわかりやすく解説することを使命としています。記事の正確性を保つため、神社本庁公式資料・各神社の公式情報・政府統計データを主要な情報源とし、定期的に内容を更新しています。

お問い合わせ: https://www.kyosei-tairyu.jp/

参考文献・出典: