公開日: 2026年4月7日
時候の挨拶 12月|師走・冬至・大雪の例文と漢語調表現・上旬中旬下旬別まとめ
12月の時候の挨拶を上旬・中旬・下旬ごとに徹底解説します。師走・大雪・冬至・歳末など12月ならではの行事に合わせた季語、漢語調表現10選、書き出し・結びの言葉の例文を網羅。手紙・ビジネスメール・年末挨拶状にそのまま使える文例集です。
12月の時候の挨拶の基本|漢語調表現10選と使い方
12月は師走と呼ばれ、大雪(7日頃)・冬至(22日頃)という二つの節気があります。「師走の候」「寒冷の候」「冬至の候」など年末ならではの表現が豊富です。上旬・中旬・下旬で使い分けることで、季節の気配りが伝わる丁寧な文章になります。
12月の時候の挨拶は、大雪(7日頃)と冬至(22日頃)という二つの節気を節目に使える表現が変わります。年末挨拶として「歳末の候」「年末のみぎり」なども活用しましょう。
| 漢語調表現 | 読み方 | 使用時期 | 意味・特徴 |
|---|---|---|---|
| 師走の候 | しわすのこう | 全般 | 12月全体を通じて使える定番表現 |
| 寒冷の候 | かんれいのこう | 上旬〜中旬 | 寒さが厳しくなる冬を表す格式ある表現 |
| 大雪の候 | たいせつのこう | 上旬(7日〜) | 二十四節気「大雪」に対応した格式ある表現 |
| 初冬の候 | しょとうのこう | 上旬 | 冬の始まりを表す清潔感ある表現 |
| 歳末の候 | さいまつのこう | 中旬〜下旬 | 年末の時期を表す格調ある表現 |
| 厳冬の候 | げんとうのこう | 中旬〜下旬 | 厳しい冬を表す重厚な表現 |
| 冬至の候 | とうじのこう | 下旬(22日〜) | 二十四節気「冬至」に対応した表現 |
| 年末の候 | ねんまつのこう | 下旬 | 年末を直接表す分かりやすい表現 |
| 霜寒の候 | そうかんのこう | 上旬〜中旬 | 霜が降り冷え込む時期を表す |
| 極寒の候 | ごっかんのこう | 下旬 | 最も寒い時期を表す力強い表現 |
参考:国立天文台「二十四節気とは」|文化庁「国語施策・日本語教育」
12月上旬の時候の挨拶(1〜10日)
上旬(1〜10日)は「師走の候」「寒冷の候」が定番。大雪(7日頃)以降は「大雪の候」も使えます。年末の挨拶としての意識も高まる時期です。
12月上旬は「師走の候」「寒冷の候」が定番です。大雪(7日頃)以降は「大雪の候」も使えます。
拝啓 師走の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。師走の忙しさの中、いかがお過ごしでしょうか。
拝啓 大雪の候、本格的な冬の訪れとともに寒さも一段と厳しくなってまいりました。
→ 12月上旬の時候の挨拶(詳細)をご覧ください。
12月中旬の時候の挨拶(11〜20日)
中旬(11〜20日)は「歳末の候」「厳冬の候」が適切。御歳暮の時期でもあり、お礼状や年末挨拶が多く交わされます。
12月中旬は御歳暮の時期と重なります。「歳末の候」「厳冬の候」が適切で、お礼状にも活用できます。
拝啓 歳末の候、年の瀬も押し迫ってまいりました。本年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
拝啓 厳冬の候、師走の忙しさの中、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
→ 12月中旬の時候の挨拶(詳細)をご覧ください。
12月下旬の時候の挨拶(21〜31日)
下旬(21〜31日)は冬至(22日頃)を過ぎ、年末・大晦日を迎えます。「冬至の候」「歳末のみぎり」などで締めくくりの季節感を表現しましょう。
12月下旬は冬至(22日頃)を迎え、年末・大晦日へと続きます。「冬至の候」「歳末のみぎり」「年末のみぎり」が適切です。
拝啓 冬至の候、一年で最も日が短いこの時期、皆様にはご健勝にてお過ごしのことと存じます。
本年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。来年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
→ 12月下旬の時候の挨拶(詳細)をご覧ください。
12月の書き出し・結び例文まとめ(11選)
| 時期 | 書き出し例文 |
|---|---|
| 上旬(手紙) | 拝啓 師走の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 |
| 上旬(大雪後) | 拝啓 大雪の候、本格的な冬の訪れを感じる今日この頃です。 |
| 上旬(口語) | 師走を迎え、何かとお忙しい日々をお過ごしのことと存じます。 |
| 中旬(手紙) | 拝啓 歳末の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。 |
| 中旬(御歳暮) | 平素のご厚情に感謝し、心ばかりの品をお送り申し上げます。 |
| 中旬(口語) | 年の瀬も押し迫り、お忙しい毎日をお過ごしのことと存じます。 |
| 下旬(手紙) | 拝啓 冬至の候、日の短さを感じながら年末を迎えております。 |
| 下旬(年末) | 本年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。 |
| 下旬(口語) | 今年も残りわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 |
| 結び(全般) | 寒さ厳しい折、どうかご自愛くださいますようお願い申し上げます。 |
| 結び(年末) | よいお年をお迎えくださいますよう、心よりお祈り申し上げます。 |
12月の時候の挨拶 関連ページ
→ 12月のビジネス向け時候の挨拶(メール件名・年末挨拶付き)
→ 11月の時候の挨拶まとめも合わせてご参考ください。
よくある質問(FAQ)
12月の時候の挨拶で最も使いやすい表現は?
「師走の候」が12月全般で使える最もポピュラーな表現です。大雪(7日頃)以降は「大雪の候」、中旬以降は「歳末の候」、下旬は「冬至の候」と使い分けると季節感が伝わります。
12月の「歳末の候」はいつから使えますか?
「歳末の候」は12月中旬頃から年末まで使える表現です。年の瀬が押し迫る雰囲気を表す言葉として、御歳暮のお礼状や年末挨拶状に最適です。
冬至(12月22日頃)を題材にした時候の挨拶は?
「冬至の候」が二十四節気「冬至」に対応した表現です。「拝啓 冬至の候、一年で最も夜が長いこの時期…」のように使うと格調ある書き出しになります。
12月の年末挨拶の結びの言葉を教えてください。
「よいお年をお迎えくださいますよう、心よりお祈り申し上げます」「本年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました」が12月の年末挨拶として定番の結びです。
御歳暮のお礼状に使う書き出しは?
「拝啓 歳末の候、平素のご厚情に感謝申し上げます。このたびはご丁寧にお歳暮の品をお送りいただき、誠にありがとうございました。」が御歳暮のお礼状の定番書き出しです。
監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部
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