公開日: 2022年1月31日 | 最終更新: 2026年5月5日
保育園・幼稚園のおたより(園だより・クラスだより・行事のお知らせ)に使える2月の時候の挨拶を、上中下旬・シーン別に完全網羅。節分・豆まき・立春・お遊戯会・進級・卒園準備など、2月特有の園行事に合わせた書き出し例文集です。学校便り(小学校以降)とは違い、より柔らかく親しみやすい表現を中心に。2月全般は 2月カテゴリページ、小学校以降のお便りは 2月 学校便り をご覧ください。
2月の保育園・幼稚園おたよりで使える表現5選
| 表現 | 使用期間 | 園シーンでの使いどころ |
|---|---|---|
| 立春の候 | 2月4日〜18日頃 | 立春・節分後の園便り |
| 春寒の折 | 立春〜2月末 | 立春後の柔らかい書き出し |
| 余寒の候 | 立春〜2月末 | 余寒見舞い的な書き出し |
| 梅のつぼみがほころぶ頃 | 2月中旬〜下旬 | 和語調の柔らかい表現 |
| 春の足音が聞こえる頃 | 2月下旬 | 下旬の春の予兆を伝える表現 |
園だより 書き出し例(上旬・中旬・下旬)
上旬(2月1日〜10日)|節分・豆まき
立春の候、保護者の皆様、いかがお過ごしでしょうか。先日は節分の日に園で豆まきを行いました。子どもたちは「鬼は外、福は内」と元気いっぱいに豆をまき、福を呼び込んでくれました。立春を迎え、暦の上では春となりましたが、寒い日が続いております。お体に気をつけて、元気にお過ごしください。
中旬(2月11日〜20日)|お遊戯会・参観日
春寒の折、保護者の皆様、いつもお世話になっております。今月◯日は◯◯のお遊戯会(参観日)を予定しております。子どもたちは毎日張り切って練習に取り組んでいます。当日は子どもたちの頑張りをぜひご覧ください。
下旬(2月21日〜末日)|進級・卒園準備
梅のつぼみがほころぶ頃となりました。保護者の皆様、いかがお過ごしでしょうか。今年度も残りわずかとなり、子どもたちは進級・卒園に向けて準備を進めています。園での思い出を大切に、最後まで元気に過ごせるようサポートしてまいります。
クラスだより 書き出し(年齢別)
0〜2歳児クラス
立春の候、保護者の皆様、いつもありがとうございます。寒さが続く中、子どもたちは元気に園で過ごしています。最近は◯◯(生活の様子)が見られ、成長を感じる毎日です。本月も子どもたち一人ひとりの育ちを大切にしてまいります。
3〜5歳児クラス
春寒の折、保護者の皆様、いつもお世話になっております。クラスの子どもたちは節分の豆まきや、バレンタインのお友達とのやり取りなど、季節の行事を楽しんでいます。お遊戯会の練習にも一生懸命取り組んでいます。
年長クラス(卒園準備)
向春の候、保護者の皆様、本年度も残すところわずかとなりました。年長児たちは小学校への進学を目前に、毎日が思い出深い日々です。卒園式に向けた準備も進めております。
行事のお知らせ書き出し(園からのお願い)
立春の候、保護者の皆様、いつもお世話になっております。
さて、下記の通り◯◯(行事名)を開催いたしますので、ご都合のつく方はぜひお越しください。子どもたちの頑張りをぜひご覧ください。
日時:2月◯日(◯)◯時より
場所:園ホール(または各保育室)
持ち物:◯◯(あれば)
お忙しい中とは存じますが、ぜひお越しください。
2月園便りの結びの言葉
| シーン | 結び例 |
|---|---|
| 立春・節分後 | 寒さの折、お子さま・保護者の皆様もご自愛のうえお過ごしください。 |
| お遊戯会の頃 | 当日は子どもたちと共にお待ちしております。 |
| 卒園・進級前 | 本年度の最後まで、子どもたちと一緒に楽しく過ごしてまいります。 |
| 2月全般・カジュアル | 春までもう少し、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 |
| 梅見の頃 | 春の訪れを楽しみに、お元気でお過ごしください。 |
編集部 取材ノート|保育園・幼稚園おたよりの作法
「拝啓」は使わない、柔らかい書き出しを
編集部の見立てでは、保育園・幼稚園のおたよりは「拝啓」を使わない柔らかい書き出しが主流。「立春の候、保護者の皆様、いつもありがとうございます」のように、行事や日常の一コマを織り込むのが園便りらしさです。
子どもたちの様子を具体的に
編集部相談データでは、保護者は「子どもたちの様子」を最も知りたいというニーズが圧倒的。「節分で豆まきをした」「お遊戯会の練習に取り組んでいる」など、具体的な活動を1〜2文で添えるのが園便りの王道です。
2月特有の行事を必ず織り込む
節分(2/3)、立春(2/4)、バレンタイン(2/14)、雨水(2/19頃)、お遊戯会・参観日と、2月の園は行事が豊富。これらを織り込むことで、保護者に「子どもたちの今」が伝わるおたよりになります。文章の格調は 文化庁 の指針も参考になります。
保育園・幼稚園おたより ここだけの3つの特徴
① 「拝啓」を使わない柔らかい書き出し
保育園・幼稚園は親しみやすさを重視。「拝啓」「貴社」など堅い表現は使わず、「保護者の皆様、いつもありがとうございます」が定型です。
② 行事と子どもたちの様子をセットで
節分・お遊戯会・卒園など、行事の話題と子どもたちの具体的な様子をセットで書くのが園便りの特徴。月の前後で全く違う表情の便りになります。
③ 卒園準備が始まる年長クラス特有のシーン
2月下旬は年長クラスの卒園準備が本格化。「小学校への進学を目前に」「思い出深い日々」など、卒園を意識した文面が増える旬です。
保育園・幼稚園おたより よくある質問
Q1. 「拝啓」を使わなくてもいいですか?
保育園・幼稚園のおたよりでは「拝啓」を使わない方が一般的です。柔らかい書き出しで親しみやすさを優先します。
Q2. 節分の話題はいつ書けばよいですか?
節分(2月3日)の翌日からの園便り(2月上旬)に書くのが定番。「先日の節分の豆まきでは…」と過去形で振り返ると自然です。
Q3. お遊戯会の事前案内の書き出しは?
「春寒の折、保護者の皆様、いつもお世話になっております。今月◯日は◯◯のお遊戯会を予定しております」と、時候の挨拶と日時案内をセットにするのが定型です。
Q4. 卒園前の年長クラスの便りで気をつけることは?
「小学校への進学を目前に」「思い出深い日々」など、卒園を意識した温かい言葉を入れること。保護者にとっても感慨深い旬のため、丁寧な文面が好印象です。
Q5. 立春前後で時候の挨拶を変えるべき?
厳密には変えるべきです。立春前(〜2/3)は「寒中の候」「大寒の候」、立春以降(2/4〜)は「立春の候」「余寒の候」「春寒の折」と切り替えるのが正しい作法です。
2月の関連記事は 2月 学校便り・2月中旬・2月下旬、季語は 季語 2月 をご覧ください。
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最終更新:2026年5月5日
監修: 時候の挨拶|例文・結びの言葉・季語がわかる 編集部
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