様々なシチュエーションで、私たちは日々何かしらの手紙を書いています。
LINEなどでのコミュニケーションが増える中、しっかりとした手紙を書く機会は少し減ってはきましたが、ビジネスシーンや御礼、子供の学校関係などの際、しっかりとした手紙をかけるということは社会人として非常に大切なことです。
子供の学校行事には保護者宛、PTA、お礼状など様々なシーンで手紙を書く機会が出てきます。
改めて手紙を書くとなると少し身構えますが、ポイントを押さえておくことで色々なシュチュエーションに応用できるので、覚えておくと良いでしょう。

色々なシチュエーションで使える2月の時候の挨拶を探しやすいようにまとめています。
こちらのページで探しやすくまとめています。

時候の挨拶 2月|例文あり【上旬・中旬・下旬】

学校の先生への手紙の書き方

先生へ手紙を書く際には、「誰が」から始めると丁寧です。
息子が、娘が、〇〇がお世話になっているお礼から始めると良いでしょう。
「息子がいつもお世話になり、ありがとうございます。」
その後本文に入ります。
本文は伝えたい内容をまず書くとわかりやすいでしょう。
「さて、〇〇について相談なのですが。」
そのあと詳しい内容を記入しましょう。
そして要望などがあれば、その内容を簡潔にお礼であればお礼について、具体的に書きましょう。
最後には、「何卒よろしくお願いいたします。」や「取り急ぎ御礼まで」として結びましょう。

PTAの手紙の書き方

PTA役員になると、手紙を書く機会が増えます。
学校によって様々なルールがありますが、それに則りつつも季節感のある手紙をかけると良いでしょう。
2月であれば
「梅の蕾も膨らみ始め、爽やかな季節になってまいりました。」
「向春のみぎり~」
など、爽やかな印象のものが良いです。

そしてPTA会員の方への感謝の気持ちなどから入ります。

例文① 保護者の皆様には、PTA活動に多大なるご協力・ご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
例文② 保護者の皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。

その後本文に入ります。

まず何を伝えたいかを文頭で示すとわかりやすいです。

例文① さて、運動会についての諸連絡なのですが
例文② さて、〇〇にPTA総会を開催したいと存じます

最後には「何卒お願いいたします。」や「ご協力お願いいたします」などで締めると良いでしょう。

アンケートの書き方

PTAから発信する手紙の中にアンケートがあります。
出欠をとるものや委任状など、提出物が添付されているものなどです。
このお手紙の場合、下半分をアンケートとして切り取り、提出してもらうスタイルが主流です。
アンケートの際に大切なのが、いつまでにどこに提出するかをわかりやすく記入しておくことです。
アンケート内容をわかりやすく、箇条書きなどにしておくと良いでしょう。
アンケート部分は提出してしまいますので、保護者に知らせておきたい内容は上部分に記載するようにしましょう。

学校関係の手紙のポイント

基本的にPTA文書など、学校関係の手紙は「連絡文」です。
この場合、「拝啓」や「敬具」は必要ありません。
漢語調でも良いのですが、小学校などの場合は口語調の方が柔らかい印象を与えます。
しかし、この際にも手紙の内容によって変える必要があります。
改まった手紙の場合には、漢語調を用いましょう。
要点がわかりやすいように箇条書きなども用いて、シンプルにわかりやすさを心がけましょう。
保護者間のお礼状など、「連絡文」でない場合には時候の挨拶から入り主文につなげていきますが、この際にも誰の親なのか、何に関しての手紙なのかを手紙の前半でわかりやすく、まず伝えると良いでしょう。

学校関係においてコミュニケーションというのは非常に重要です。
学校と父兄、父兄と父兄をつなぐ、大きな方法が手紙です。
学校の手紙には、事務的な要素とコミュニュケーション的な要素がありますので、その二つを上手に使い分けて手紙を用意すると良いでしょう。
学校が学期に分かれ、行事とともに進んでいきますので、そのタイミングにあったイメージの湧くような手紙をかけると素敵です。

上旬・中旬・下旬で2月の時候の挨拶の例文を集めています